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歯周病から身体を守るために今日からできること

2017年9月18日

全身の健康を脅かす「歯周病」

痛みもなく発症する歯周病の恐ろしさ

歯周病とは、歯や歯茎の境目の歯垢(プラーク)の中の歯周病菌が歯茎にダメージを与え、歯を支える骨(歯槽骨)を破壊して、最終的には歯が抜けてしまうことがある病気で、成人の80%以上が罹患しているといわれる「国民病」です。

その影響は、肺炎や動脈硬化、糖尿病、低体重児出産・早産、メタリックシンドローム、認知症と全身に及びます。

口腔環境を改善することで不調が緩和するケースが報告されています

歯周病をコントロールすることで、これら疾患の予防や改善がみられるケースもあり、正しい口腔ケアによるプラークコントロールの大切さが見直されてきています。

*正しい口腔ケアを!

プラークは1㎎中約10億個の細菌を含むと言われます。プラークに含まれる歯周病菌は嫌気性といって空気を嫌うので、空気に触れない歯周ポケット(歯と歯茎の間に生じる隙間)は歯周病菌にとって居心地の良い場所となります。歯周ポケットを作らないためには毎日の丁寧なセルフケアと歯の専門家である歯科衛生士によるプロフェッショナルケアを継続することが大切です。

加齢とともに歯茎は痩せたり、唾液の分泌量が低下したりして歯周病のリスクが高まるので、定期的に歯周病の検診を受けるよう心がけましょう。

正しい歯の磨き方

歯周病を予防するために

①ブラッシングは”鉛筆持ち”で力を入れすぎない

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デリケートな歯茎に対し、力を入れすぎている人が多いのが現状。
歯ブラシは「鉛筆を持つ要領で」人差し指と親指で持ちましょう。歯ブラシがブラブラするくらいの力で、小刻みに動かすのがコツです!歯ブラシの硬さは「やや柔らかめ」で。衛生面からもひと月以内に新しいものに替えましょう。

 

②歯茎が痩せている部分に歯間ブラシ&フロスは必須

歯間ブラシの角度

デンタルフロスで口腔ケア

磨き残しが出る場所が歯と歯茎の境目や奥歯の後ろです。”歯ブラシだけで除去できる歯間部のプラークは6割というデータもあり、歯間ブラシやフロスでのケアは必須です。

糸ようじでの清掃

年齢とともに歯茎が痩せ,歯間が空いてくるためどちらか一方ではなく、ダブル使いをお勧めします。フロスは使ううちに歯間が広がったように感じることがありますが、これは歯間にあったプラークが除去され、歯茎の炎症が治まり腫れが引いたからで、フロスによろものではありません。

③かぶせ物の二次う蝕に要注意!

28本ある歯のうち、かぶせ物や詰め物が1本もないという人は珍しいのではないでしょうか。「治療を施して年月が経つと徐々に隙間や引っ掛かりが生じ、目に見えないくらい小さい隙間に細菌が入り込んで2次う蝕(治療済みの歯が再び虫歯になること)が進むことがあります。詰め物の陰に隠れて進行するため発見しづらいことが特徴です。治療跡が多い人ほどそのリスクが高くなるため、プラークや歯石チェックも兼ねて、3ヶ月に一回は歯科医院の定期健診を受けましょう。

④2大磨き残しポイント「埋もれた親知らず」「前歯の裏」に要注意!

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前歯の裏側は、磨きにくく、プラークがたまりやすいので、歯ブラシをしっかり逆立ちさせブラシのつま先を使い、ブラシを歯と歯茎の境目まで当てるようにして動かすのがコツです。

奥歯は歯ブラシを横から入れると磨きやすいでしょう。隣の歯より一段下がった親知らずのような部分には部分磨き用のワンタフトブラシが重宝します。

*生活習慣を見直しましょう!

①よく噛んで食事をする。

栄養バランスの良い食事をよく噛んで取りましょう。よく噛むことが大切です。

②ストレスは大敵です。

ストレスは様々な病気を引き起こします。歯周病も例外ではありません。ストレスをためない生活を心掛け、上手に解消しましょう。

③たばこは控えましょう。

喫煙は歯周病と多くく関わっています。禁煙を心掛け、やめられない場合はたばこは控えめに。

 まとめ

美しさの鍵を握る、健やかな口元。「お口の病気はお口だけのもの」ではありません。口腔内の環境が全身の健康に及ぼす影響が明らかになった今、お口の健康を守ることこそ、全身の健康に通じます。

正しい口腔ケアの知識を持ち、日々の生活の中で正しい口腔セルフケアを行うと同時に、生活習慣の見直しを図り、歯科の定期健診を受けることで、リスクを管理し、歯の専門家である歯科衛生士によるプロフェッショナルケアを継続することで歯周病を予防することが大切です。

 

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