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寝ている時に口が開いてしまう|口呼吸は矯正で改善できるのか??|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】

2024年10月21日

  • 「寝ているときに口が開いてしまう」
  • 「朝起きたらのどが渇いている」
  • 「いびきがうるさいと言われる」

これらは、もしかすると口呼吸による症状かもしれません。 口呼吸は単なる習慣と思われがちですが、実は健康に大きな影響を与えることもあるのです。今回は、口呼吸の原因や影響、矯正による改善はできるのかなどについて、くわしく解説します。

 

口呼吸になる原因は?

口呼吸のイラスト
口呼吸(こうこきゅう)とは、その名の通り「口で行う呼吸」のこと。本来人間の呼吸は、鼻で行う鼻呼吸が正常とされていますが、どうして口呼吸になるのでしょうか。さまざまな原因がありますが、主に以下が挙げられます。

 

① 鼻が詰まっている

慢性的なアレルギー性鼻炎や鼻中隔湾曲症や一時的な風邪など「鼻の疾患」があると、鼻腔が狭くなり空気が通りにくくなります。それにより、鼻で呼吸するのが困難になり、自然と口での呼吸するようになるのです。 また鼻の詰まりが改善しても、口呼吸が癖になってしまっているケースもあります

 

② 口周りの筋力

口を閉じるには、口輪筋と呼ばれる筋肉の働きが必要です。この筋肉が弱いと、特に寝ているときに口が開いてしまいやすくなります。 また、舌の位置や動きも大切です。舌は本来口蓋(上の前歯の後ろあたり)もしくは上顎にくっついている状態が正常となります。しかし、普段から舌の筋肉を使えていない・または必要な時期に舌を上にあげる習慣が身につけられていないことなどが原因で舌の筋力が衰え、舌が正しい位置にない場合に口呼吸が起こることがあります。

 

③ 姿勢の影響

崩れた姿勢によって口呼吸になってしまう場合もあります。例えば猫背の状態では、肩が内側に入り込み肺が圧迫されることで鼻呼吸が苦しくなります。また、背中が丸まっている状態では舌骨が下がってしまい、あごが上にあがり、口呼吸をしやすい状態になってしまいます。

 

④ 歯並びによる影響

上下の歯が正しく噛み合わない不正咬合(歯並び・噛み合わせが悪い状態)の場合、唇が自然に閉じにくくなることがあります。その結果、無意識のうちに口を開けた状態になってしまいます。

 

歯並びは口呼吸の原因になってしまうのか?

歯を指さす女性の口元
歯並びは口呼吸の原因となることもあります。中でも、特に以下のような不正咬合が口呼吸を引き起こしやすいです。

 

上顎前突

上顎前突とは、いわゆる「出っ歯」と呼ばれる歯並びのこと。噛み合わせたとき、上の前歯が前に出ている状態で、唇が自然に閉じにくくなります。

 

下顎前突

下顎前突は、「受け口」と呼ばれている歯並びのこと。奥歯で噛んだ際に、下の歯が上の前歯より前に出ている状態です。

 

開咬

上と下の前歯が嚙み合っていない状態のことを開咬と言います。無意識のうちに口を開けてしまいやすく、口呼吸につながります。

 

口呼吸による様々な影響?

考える女性
口呼吸はさほど大きな問題には見えないかもしれません。しかし、長期的に続くことで以下のような影響が生じる可能性があります。

 

① 虫歯や歯周病のリスクが高まる

口呼吸をすると唾液の分泌が減少し、口の中が乾燥します。これにより唾液の役割のひとつである殺菌作用が弱まり、さらに乾燥することで、普段の歯磨きでプラークを除去しにくくなっていきます。 その結果、口腔内の細菌が増え、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。また、口臭の原因にもなってしまいます。

 

② お顔立ちの変化が起こる

長期的な口呼吸は、顔貌に影響を与えることもあります。 例えば、 ・前方向へのお顔の成長が足りず、下あごが後ろに下がることで面長になる ・二重あごに見える ・鼻の下が長く見える ・口ゴボ などが挙げられます。 これらのデメリットから、口呼吸は単なる悪習慣だけではなく、日常生活を送るうえで身体や精神にも影響するといえます。

 

③ 風邪をひきやすくなる

鼻呼吸では鼻から空気が入る際に鼻毛がフィルターとして機能しますが、口呼吸の場合はダイレクトに空気が気道に入ってしまいます。 空気中の細菌やウィルスがのどに入りやすくなることで、風邪などの感染症にかかる確率が鼻呼吸よりも高くなります。

 

④ 睡眠の質が低下する

寝ている間も口が空いていることで、身体から出ていく二酸化炭素量が増えて、取り込める酸素量が少なくなります。そうすると、酸素が十分に脳に届かなくなるため、睡眠の質が低下する可能性もあるでしょう。子供の場合は「日中の集中力が下がる」「成長ホルモンの分泌」などに影響します。

 

口呼吸を治す方法

歯の悩みを相談する患者と歯科医師
口呼吸の原因は様々。それぞれの原因に応じた対策が必要です。 まずは原因を知ることが大切です。
それから、

  • ・矯正治療
  • ・口腔機能発達不全症
  • ・悪習癖の改善トレーニング(小児)
  • ・耳鼻科

など 他科との連携 など、原因に対してアプローチして改善を目指します。 また、先程ご紹介した悪習癖を改善しよい習慣を身に着けて定着さて、歯並び・顎の位置・口周りの筋肉を改善することで、身体的にも精神的にも健康に繋がっていきます。 口呼吸の改善には、それぞれの原因に応じた対策が必要ですが、歯並びが原因の場合は歯列矯正で改善することもできます。 当院では、ワイヤー矯正やインビザライン矯正など、いくつかの矯正治療方法に対応できます。

 

まとめ

口呼吸は、健康にも影響を与える可能性のある悪習癖です。原因はさまざまで、中には自分で注意して改善できる場合もありますが、習慣化して無意識に行っている場合が多く、自分自身で口呼吸になっているかどうかを見つけることは難しいです。「もしかしたら?」と思ったときは、一度 歯科醫院へ相談してみてください。 政久歯科醫院では「美しく健康でありたいという人間の基本的な願いを実現し、自分らしく生きる力を支えるための歯科医療を提供すること」を理念としています。 口呼吸や歯並びにお悩みの方は、ぜひ政久歯科醫院にお気軽にご相談ください。
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