高齢でもインプラントは可能か?|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年11月4日
現代の歯科医療技術は飛躍的に進歩しており、インプラント治療もその一つです。歯を失った際の選択肢として、インプラントは機能性と審美性を兼ね備えた治療法として注目されています。 では、高齢者でもインプラント治療は可能なのでしょうか?また、インプラントに年齢制限はあるのでしょうか?これらの疑問に答えつつ、高齢でのインプラント治療のリスクやその利点についても考えてみましょう。
インプラントに年齢制限はあるのか?
インプラント治療に厳密な年齢制限はありません。若年者においては、顎の骨の成長が完了していることが重要であり、通常は男性で18歳頃、女性で16歳頃が目安とされています。しかし、個人差があるため、歯科医師の判断が必要です。 一方、高齢者においては、年齢自体が治療の障害になることは少なく、むしろ全身の健康状態や骨の状態が重要な要素となります。具体的には、骨の形や量、全身疾患の有無、口腔内の健康状態がインプラント治療の成功に影響を与える要因です。これらの条件が整っていれば、高齢であってもインプラント治療は十分に可能です。
高齢でのインプラント治療のリスク
高齢者のインプラント治療にはいくつかのリスクがありますが、これらは適切な管理とケアで軽減することが可能です。例えば、糖尿病や心血管疾患などの全身疾患がある場合でも、病状をコントロールしながら治療を進めることができます。 感染症リスクも高齢者には注意が必要ですが、全身状態が悪くなければ術後の適切な口腔ケアと定期的なフォローアップにより、感染の予防が可能です。さらに、服用中の薬剤(抗凝固薬や骨粗しょう症薬など)が手術や治癒過程に影響を与える可能性があるため、歯科医師と他の医療提供者との連携が重要です。 高齢者のインプラント治療には以下の点に注意が必要です
全身の健康状態
糖尿病や高血圧、心疾患などの既往歴がある場合、治療計画を慎重に立てる必要があります。場合によっては主治医との連携も大切です。
骨の状態
インプラントは顎の骨に固定するため、骨の形や量が重要です。骨再生療法などを組み合わせることで対応できるケースがあります。
歯茎の健康
歯周病がある場合、まずその治療を行ってからインプラントに進むのが望ましいです。
日常のケアが可能かどうか
インプラントは定期的なメンテナンスが必要です。ご本人やご家族がケアに協力できる環境があれば、長期的な成功が期待できます。 インプラントの治療を検討する際は、上記のポイントをふまえ、歯科医師としっかり相談されることをおすすめします。
毎日を快適に楽しむために
高齢者におけるインプラント治療は、咀嚼機能の回復や審美的な改善を通じて生活の質(QOL)を大幅に向上させることができます。食事を楽しむ能力が回復することで栄養摂取が改善され、全身の健康にも好影響を与えます。また、歯の喪失による心理的ストレスの軽減や、社会的な活動の活発化にも寄与します。 政久歯科醫院においてインプラント治療をされた最高齢の患者様は90歳の患者様です。 高齢者であっても、適切な準備とケアを行えばインプラント治療は成功率が高く、安全に行うことが可能です。年齢を理由に治療を諦める必要はなく、むしろ積極的にインプラント治療を検討することで、より充実した人生を送る手助けとなります。歯科医師と相談し、自分に最適な治療計画を立てることで、笑顔で自信を持って過ごせる毎日を手に入れましょう。
政久歯科醫院のインプラント治療についてはこちら⇨
※インプラントの無料相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
この記事の監修者
院長:政久 直紀
経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設
仕事で忙しい方へ|インプラント治療を早く終わらせることができます|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年10月14日
「忙しく時間は取れないが、インプラントをしたい」「インプラントを同時にいれたい」「治療費はどれくらいかかるのだろう」と、お口の全体的に治療が必要な状況でインプラントの治療について悩んでいる方もいらっしゃると思います。 仕事などで忙しく時間が取れないという方には、お口全体のインプラント治療を早く終わらせることのできる「オールオン4」を当院ではおすすめしております。 オールオン4はどのような治療法なのか、オールオン4治療のメリットなどを詳しく解説していきます。
通常、全顎(お口全体)のインプラント治療にかかる期間
通常、全顎(お口全体)のインプラント治療にかかる期間は2年程度です。 一次手術であるインプラントの埋入後は、インプラントと骨が結合するのに3ヶ月~6ヶ月待ちます。さらに人工歯を作製するために2週間かかります。
全顎(お口全体)の治療期間が短縮できるオールオン4とは
当院では、複数本の歯を同日にインプラントにできる「オールオン4」という治療法を取り入れています。 総入れ歯で満足できていない方や、ボロボロの歯の状態で時間が取れないけれど複数本のインプラントが必要な方にオールオン4をおすすめしています。 オールオン4はどのような治療法なのかお伝えします。
オールオン4について
オールオン4は治療期間が短く、インプラント手術当日に歯が入ります。従来の全顎(お口全体)のインプラント治療は2年程かかっていたので、オールオン4は、治療期間が短く済む画期的な治療法なのです。 オールオン4は最小4本のインプラント数で、人工歯を支える治療法です。 治療は抜歯、インプラントの埋入、仮歯の装着まで1日で完了します。 そのため現在使用している入れ歯や歯を手術当日まで使うことができて、インプラント治療後には新しい仮歯で過ごすことが可能となりました。 従来のインプラント治療では、必要な本数(6~8本)のインプラントを埋入する必要がありました。そのため費用が高額になったり、治療期間も長くなったりしていました。 しかしオールオン4は少ない本数で済み、仮歯もすぐに入るため、治療費も治療期間も抑えられます。
抜歯即日埋入
オールオン4は抜歯即時埋入をおこないます。 手術当日に残っている歯に麻酔をし、抜歯をします。 それからインプラントを埋入します。 従来のインプラント治療では抜歯から3か月後に、歯茎の傷が綺麗に治ってからインプラントの埋入手術をおこなっていました。 抜歯即時埋入だと、1日でインプラント埋入まで完了するので、患者様への負担を大幅に軽減できるようになりました。
オールオン4治療のメリットとは?
それではオールオン4治療のメリットについて解説します。
① インプラントの費用が抑えられる
全ての歯をインプラントに変えると、かなり費用が高額になってしまいますが、オールオン4は治療費用を抑えることができます。 当院でのオールオン4の治療費は、250万から300万です。 詳しい料金については、お問い合わせください。
② 治療期間が短い
オールオン4は抜歯、インプラントの埋入、仮歯の装着まで1日で完了するため、治療期間が短いです。 4カ月以内にすべての歯が入ります。 従来のインプラント治療より、完了までの来院回数も少なく、治療期間も短いのが特徴です。
③ 手術当日に食事がとれる
オールオン4は手術当日に仮歯が入るため、手術後にも食事がとれます。 具体的には手術から1カ月までは柔らかいおかゆやうどん、1か月後以降は箸で切れるくらいの柔らかい食事が食べられます。。 完全な食事の制限解除は、最終的な歯が入ってからなので3~4か月後です。
④ 身体への負担が少ない
オールオン4は従来のインプラント治療に比べ、抜歯即時埋入をするので、手術の回数が 少なく、身体への負担が少ないです。 また最小のインプラント数でいいので、手術時間が短くいことも、身体への負担が軽減さ れるポイントです。
⑤ 骨の吸収を抑えられる
オールオン4は骨の吸収を抑えられます。顎の骨は使われなければ、吸収して痩せてしまいます。 しかしオールオン4は、顎の中にインプラントが固定されることで良い刺激となり、健康な状態が維持されるのです。
⑥ しっかりと固定される
オールオン4は顎の骨に固定するため、入れ歯のように外れずしっかりと固定されます。入れ歯だと外れてしまったり、浮いたりしてしまったりすることもありますが、そのような心配がありません。自分で着脱の必要がないので、ストレスなく使用できます。 オールオン4は取り外しが可能ですが、歯科医師にしか取り外しができません。
まとめ
本日はオールオン4について詳しく解説しました。 オールオン4は全額(お口全体)のインプラント治療をしたいけれど、仕事で忙しくあまり時間の取れない方や、複数本のインプラントを同時にいれたいと考えている方におすすめの治療法です。 一本ずつインプラントをいれるよりも、治療費が抑えられ、治療期間が短いのがオールオン4の大きなメリットです。 当院は3000症例以上インプラント治療の実績があります。 またインプラント治療の安全性を追求しており、次世代のナビゲーションシステム「Xガイド」を導入しています。Xガイドを使用した症例数は岡山県1位です。 Xガイドは手術器具の方向や位置を指示してくれるので、安全かつ確実な治療が可能です。 今後、インプラント治療に使用するすべてのガイドシステムはナビゲーションシステムへ移行すると言われています。 また、歯科治療に対して恐怖心のある方には、静脈内鎮静法を選択していただくことも可能です。オペ中の静脈内鎮静麻酔は歯科麻酔専門医が担当し、管理された環境で治療を受けて頂くことが出来ます。 それぞれの分野に特化したドクターがいるため、外科の専門スタッフが充実しています。 当院はチーム医療で連携をしながら、インプラント治療をおこなっております。 患者様に安心してインプラント治療を受けていただけるような体制を整えています。 インプラント相談やセカンドオピニオンも可能です、 歯のお悩みがあればお気軽に当院までぜひご相談ください。
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この記事の監修者
歯科医師:政久 侃祐
<経歴>
- 九州歯科大学歯学部 卒業
- 医療法人良陽会 鶴田歯科医院 勤務 (研修医)
<資格・所属学会・団体>
- 日本口腔インプラント学会
- 日本歯周病学会
- 日本歯科保存学会
- 日本歯内療法学会
- 大阪SJCDベーシックコース
インプラント手術が怖いという方へ|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年10月7日
インプラント手術が怖いと言われる理由
インプラント治療を検討していても、不安、怖いと感じる方がほとんどだと思います。
インプラントが怖いと言われる理由
インプラント手術の怖さを取り除くために、当院でおこなっている取り組みをご紹介します。
当院では
- ・手術の安全性を追求するためのXガイド
- ・手術の成功率をあげるためのCT、シュミレーションソフト
- ・インプラントガイドの作成
- ・睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)
- ・信頼のインプラントメーカーを使用
- ・アフターフォローの充実
上記のような取り組みをしております。 1つずつ詳しく解説します。
・Xガイド
手術を安全に進めるために「Xガイド」というシステムを使用します。 Xガイドとは、ナビゲーション手術システムです。コンピューターが器具の位置や方向を指示してくれるので、安全で確実な手術がおこなえるのです。 安全な治療を導いてくれるだけでなく、手術の傷口を最小限にとどめることができるので術後の痛みや腫れが少ないという特徴もあります。
・CT、シュミレーションソフト
歯科用CTはデジタル画像で歯や骨を三次元的、立体的にさまざまな方向から診断することが可能です。医科用CTよりも歯科用CTは高解像度なので、顎の骨の厚みや、神経の位置など細かいところまで確認ができます。 当院では歯科用CTを使用し、より的確な診断をおこないます。 シュミレーションソフトでは、インプラントを埋入する場所や向き、深さをシュミレーションします。インプラントを埋入する顎の骨の中には、たくさんの神経や血管があります。事前にリスクを把握し、適切な治療をおこないます。
・インプラントガイドの作成
当院ではインプラントガイドの作成をおこなっております。 インプラントガイドとは、手術用のマウスピース型装置のことです。 シュミレーションした内容をもとにインプラントの大きさ、埋入する位置や角度などを決定します。その位置に合わせて穴をあけたマウスピース型の装置です。 インプラント手術をおこなう際にインプラントガイドの位置に穴を開けます。より確実な治療をおこなうにはインプラントガイドが必須なのです。
・睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)
「歯科治療が怖い」「嘔吐反射が強い」という方には、睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)をおこなっています。 睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)とは、静脈内に鎮静薬を投与すると眠くなり、その間に外科治療をおこないます。 治療中の記憶がほとんど残らないので、痛みや音、振動なども感じることはございません。全身麻酔と違って、内服を中止すれば数分から数十分で元の状態に戻るので、入院の必要もありません。
・信頼のあるインプラントメーカーを使用
当院では世界中でもっとも信頼のあるインプラントメーカー「ストローマン」「ノーベルバイオケア」を使用しております。 世界中の歯科医師から指示されており、製品の高い品質や信頼性があります。 安定性が高く、インプラント埋入後にインプラント周囲炎を発症する確率がもっとも低いです。インプラント周囲炎が発症しにくいので、10年後の生存率が高いです。
・アフターフォローの充実
当院はインプラント治療が終了したら「終わり」ではなく、治療後のメンテナンス大切だと考えており、手術後のアフターフォローもしっかりおこなっております。 せっかくいれたインプラントが「インプラント周囲炎」になってしまわないように、手術後に定期的なメンテナンスをします。 当院では患者さんごとに「専属の歯科衛生士」がメンテナンスにてフォローします。 担当制を取り入れているため、患者様の状態を把握しており、なにか不具合がおきそうになったらすぐに対応しています。 不安な点や疑問点は、担当者に気軽にご相談いただけます。
インプラント治療を受ける医院の選び方
昨今、コンビニより多いという歯科医院。 インプラント治療をしている歯科医院も多く、どうやって選べばいいのか、どの歯科医院を信頼すればいいのか悩んでしまう方も多いと思います。 そこでインプラント治療を受ける医院の選び方のポイントを2つお伝えします。
① 設備が充実している歯科医院
オペ室がある、CT撮影をしている、滅菌を徹底している、治療後のフォローがあるかなどを確認しましょう。 これらは歯科医院を選ぶのにとても重要です。
② 担当の歯科医師の実績
インプラント治療を成功させるには、担当医の実績も必要です。 担当医の実績を知るために、気になる歯科医院で、歯科医師のカウンセリングを受けてみてください。 もちろん話を聞いただけでは、実績が分かるわけではありません。 しかし歯科医院に来院して話してみると、雰囲気や人柄、熱意などはわかると思います。 治療に対し熱意のあるドクターがいる歯科医院は、充実した設備が整っている確率が高いのです。 患者さんの歯を良くしたいと思っている歯科医師は、医院の設備を充実させているからです。
まとめ
今回はインプラント手術が怖いと思っている方が安心して治療を受けていただけるように、当院で取り組んでいることをお伝えしました。 当院のインプラント治療は安全性が高く、確実な治療を提供するために、Xガイドやシュミレーションシステムなどを導入しています。 インプラント治療をしている歯科医院はたくさんあります。 そのなかで選ぶポイントも参考にしていただければ幸いです。 当院でも、インプラントについての相談は随時おこなっております。 セカンドオピニオンでもお受けします。 お悩みなどささいなことでもかまいません。政久歯科醫院までお気軽にお問い合わせください。
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この記事の監修者
歯科医師:政久 侃祐
<経歴>
- 九州歯科大学歯学部 卒業
- 医療法人良陽会 鶴田歯科医院 勤務 (研修医)
<資格・所属学会・団体>
- 日本口腔インプラント学会
- 日本歯周病学会
- 日本歯科保存学会
- 日本歯内療法学会
- 大阪SJCDベーシックコース
複数の歯を失い食べることに不便だった60代男性|X-guide使用したインプラントオペで噛み合わせが改善し「満足している」と喜んでいただけた症例|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年9月30日
インプラント治療を希望され、他院からのご紹介で来院
3日前から右上下の歯に痛みがあり、かかりつけの医院を受診された60代男性の患者様。 インプラントを含むお口全体の治療を希望。 かかりつけの医院での対応が難しく、当院を紹介いただき来院されました。 ご来院時のカウンセリングでも、主訴以外にも悪いところがあれば全体的に治療したいとご希望があり、まずは口腔内の状況を把握するために検査を進めることとなりました。
検査
全体検査では、レントゲン(パノラマ)・口腔内写真・撮影し、歯周病の検査も進めました。この検査をすることで、ドクターが今のお口全体の状態を把握し、どこにどのような治療が必要か?を診断し治療計画を立てて行きます。 検査結果と治療計画をお伝えするカウンセリングでは、治療の選択肢をお伝えし、患者様のご希望を伺い、相談しながら治療方針を決定していきます。
治療相談(セカンドコンサル)
ご来院されるきっかけとなった右下の奥歯には歯の神経に炎症(歯髄炎)がある状態だったため、歯の神経をとることで痛みの原因を取り除くことができました。 また、実は左下に歯が数本ない部分があり、ご事情をお伺いすると、 「左下の奥歯が10年前に抜けてしまい、入れ歯を作ったけれどすぐに使わなくなってしまいそのまま放置していた」とのこと。2年前に左下前から4番目の歯が抜けてしまってからは義歯を使わなくなり放置されていました。
長年歯がない状態で過ごすうちに、更に歯を失ってしまい、ご飯を噛むことが出来ず食事の取りにくさに困っていらっしゃいました。 検査結果・治療の選択肢をお伝えし、患者様とご相談した結果、歯を失った部分・これから抜歯を予定している部分はインプラント治療を進めることとなりました。
インプラントオペに入る前の準備
今回は、複数のインプラントを入れて行くことになり、特に左下の長年歯がないまま放置されていた部分には元々4本歯ありました。 術前のシュミレーションで、損傷すると知覚麻痺を起こすような解剖学的に危険な神経の位置を把握することができます。今回のケースでは、安全面等を考慮し3本のインプラントを入れて、ブリッジにすることとなりました。
このように、インプラント治療を行う際には、必ず術前のシュミレーションを行います。 インプラント治療は安全な手術なので、術者である歯科医師が危険にしてはならないと考え、安全性を考慮し、インプラント独自のルールを守った設計を行っています。 インプラント治療には様々なルールがあり、それを破ることなく設計することで、治療の成功率が良く、より良い結果が得られます。
インプラント埋入(オペ)
今回の患者様は「骨が柔らかい」という特徴があり、固定が取りにくい状態でした。 さらに、左下の歯を失った部分のオペでは、インプラントを3本同時にインプラントを入れることになりましたが、オペ後は患者様に不快症状や痛みはなく、X-guideを使用したことで正確にインプラントを入れることが出来ました。
オペ後の患者様の様子
術後の経過は良好で、右下のインプラントオペなど他の歯の治療も順調に進んでいます。 実は、長年歯がない状態に慣れてしまうと、インプラントが入っても中々その部分を使わずに食べてしまうという方もいらっしゃいますが、今回の患者様は左下にインプラント・ブリッジが入ったことで「左がよく噛めるようになったから、しっかり左を使って食べている」と嬉しそうにお話ししてくださいました。 噛みやすくなり、満足していると笑う患者様のご様子に私達も嬉しくなった症例です。
今回のオペを担当したのは、副院長・政久侃祐先生(記事監修)
岡山でも数台しか導入されていない次世代のナビゲーションシステム、「X-guide」を用いたインプラントオペを行っています。「X-guide」は手術器具の方向や位置を指示してくれるので、安全かつ確実な治療が可能です。 今後はすべてのガイドシステムはナビゲーションシステムへ移行すると言われています。 副院長の「X-guide」を使用した症例数は岡山県1位です。 事前のシュミレーションから「正確で患者様の普段が軽減できるオペ」を心掛けています。
まとめ
政久歯科醫院では、インプラント治療についてのご相談を受け付けております。 「痛みはない?」「期間はどれくらい?」「費用は?」「私の口でも出来る?」など セカンドオピニオンも可能です。歯のお困りごと、ご相談ください。
▼ご予約の際は電話またはWEBから
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この記事の監修者
歯科医師:政久 侃祐
<経歴>
- 九州歯科大学歯学部 卒業
- 医療法人良陽会 鶴田歯科医院 勤務 (研修医)
<資格・所属学会・団体>
- 日本口腔インプラント学会
- 日本歯周病学会
- 日本歯科保存学会
- 日本歯内療法学会
- 大阪SJCDベーシックコース
インプラントは虫歯にならない?治療後の口腔内トラブルについて解説|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年9月16日
インプラントは虫歯にならないって本当?
虫歯や歯周病などで歯を失ってしまった場合、通常歯入れ歯かブリッジかインプラント、場合によっては矯正のいずれかを選択して治療を行なっていきます。 その中でも一番『天然の歯に近い噛み心地』を再現できるのはインプラントですが、実はインプラントは虫歯にならないというメリットもあります。 しかし、インプラントは虫歯にならないと安心してしまうことは要注意です。今回はインプラントがなぜ虫歯にならないのか、また虫歯以外で気をつけたい口腔内のトラブルについて解説していきます。
なぜインプラントは虫歯にならないのか
インプラントが虫歯にならないのは、インプラントが天然の歯ではないからです。 インプラントはチタン製の人工歯根のことで、虫歯の細菌の影響を受けることはありません。 虫歯菌のエサである糖分をもとに歯の表面を溶かす酸を発生して虫歯となります。 歯を構成しているエナメル質や象牙質などは酸に溶けてしまうので虫歯になってしまうのに対して、インプラントの素材は細菌に対して耐性があり、虫歯が発生することはありません。
インプラントの口腔内トラブルは?
インプラントは虫歯にはなりませんが、その他のインプラントに関連する口腔内のトラブルが起きる可能性はあります。
インプラント周囲炎
インプラント周囲炎とは、インプラントを支える周囲の歯肉や骨に起こる炎症や感染症のことです。主に適切にケアが出来ていない状態が続くと、溜まったプラークが原因で細菌が繁殖し、炎症を起こします。 インプラント周囲炎の症状は、歯肉の腫れや出血、進行した場合は周囲の骨が吸収されることでインプラントが動揺します。
インプラント周囲の虫歯
インプラント自体は虫歯になることはありませんが、インプラントの周囲の歯が虫歯になることはあります。 虫歯になった歯の周囲はプラークも溜まりやすく、虫歯と気付かずに治療せず放置してしまうと、近くのインプラントの周囲にもプラークの影響を受けてインプラント周囲炎になってしまう可能性があります。
インプラントが抜け落ちる
インプラント周囲炎が進行した場合はインプラントが抜け落ちてしまうことがあります。 インプラント周囲炎はインプラントの周囲の歯肉のみならず、インプラントを支えている歯槽骨まで炎症が及んでしまうことがあります。歯槽骨がインプラントを支えられない状態まで吸収してしまうと自然にインプラントが抜け落ちてしまいます。
インプラントの破損
インプラントが破損してしまうことが稀にあります。 インプラントは、インプラント体・アバットメント・人工歯の三つの構造で出来ています。 セラミックなどの素材で作られることが多い人工歯が欠けてしまうことが多いです。人工歯が欠けてしまう主な原因は、噛み合わせの力が強くかかってしまっていたり、就寝中の歯ぎしりなどです。もし人工歯が欠けてしまった場合は、再度人工歯を作り直すことも可能です。 また稀ですが、アバットメントがゆるんでしまうこともあります。
口腔内トラブルを回避する方法
インプラントにまつわる口腔内トラブルは事前に回避することができます。 なるべく長くインプラントを使っていけるように、参考にしてみてください。
毎日のケアについて
インプラント周囲炎の予防には、毎日のケアをしっかり行い、炎症の原因となるプラークを残さないことがとても重要です。 インプラントのブラッシングはなるべく柔らかめの歯ブラシを使用し、インプラントと歯肉の境目を優しくマッサージするように磨きましょう。 歯ブラシのみならず、インプラントと隣の歯との間はデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助的な道具を使用することでさらに細かい汚れまで除去することができるのでおすすめです。
当院で行っているケアに関して
インプラントをホームケアで毎日お手入れすることはとても重要ですが、ご自身では取りきれない汚れや歯石などは歯科医院にて定期的にメンテナンスを受けるようにしましょう。 インプラントのアバットメントの緩み・噛み合わせのチェックもメンテナンスの際に確認します。 また政久歯科醫院では、メンテナンスに精通した歯科衛生士がそれぞれの患者さんを専属で担当しています。 担当制で毎回同じ歯科衛生士が患者さんのお口の状態を把握しているので、小さな変化にも気付くことができます。 今回お伝えしたように、インプラントは虫歯になることはありませんが、インプラント周囲炎になる可能性はあります。 当院では悪くなる前の予防が重要だと考えております。インプラントが入った後もなるべく長く使っていけるように、メンテナンスは必須です。 インプラントのお手入れの方法などでお悩みの場合はお気軽に当院までご相談ください。みなさまのかかりつけ医として、予防のお手伝いをさせていただきます。
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院長:政久 直紀
経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設
インプラントは身体に害はない?|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年8月19日
インプラント治療は、歯を失った場合の有効な治療法として広く普及していますが、身体への影響について心配される方も少なくありません。インプラントは人工歯根を顎骨に埋め込む手術を伴うため、その過程で起こりうるリスクや注意点があります。今回は、インプラント治療が身体に与える影響について詳しく解説します。
インプラント治療が身体に与える影響
インプラント治療が与えるメリット
1. 自然な見た目と感触
インプラントは、見た目や感触が天然の歯に非常に近いです。これは患者の自信と自己イメージを大きく向上させる重要な要素です。
2. 咀嚼能力の回復
インプラントは強固に顎骨に固定されるため、咀嚼能力が大幅に回復します。これにより、硬い食べ物も問題なく噛むことができ、食事の楽しみが増します。
3. 隣接する歯への影響が少ない
ブリッジなどの他の治療法とは異なり、インプラントは隣接する健康な歯を削る必要がありません。これにより、他の歯の健康を保つことができます。
4. 骨の健康維持
インプラントは顎骨に埋め込まれることで、骨を刺激し、骨の減少(骨吸収)を防ぐ効果があります。
5. 長期的な安定性
インプラントは適切なケアを行えば非常に長持ちします。他の補綴物(入れ歯やブリッジ)に比べても耐久性が高く、長期的に安定した機能を提供します。
6. 発音の改善
歯の欠損は発音に影響を与えることがありますが、インプラントは失った歯を補うことで、発音の改善にも寄与します。これにより、コミュニケーションが円滑になります。
7. 快適さ
入れ歯とは異なり、インプラントはしっかりと固定されているため、口内でずれたり外れたりすることがありません。これにより、食べたり、話したりといった日常生活での快適さが向上します。
8. 自信と精神的な健康の向上
自然な見た目と機能の回復により、自信を持ちやすくなります。これにより、社会的な交流や活動への参加が促進され、精神的な健康にも良い影響を与えるという声が多く聞かれます。
9. 取り外しの手間がない
入れ歯と違ってインプラントは取り外しの手間がなく、固定された状態であるため、日常のケアがシンプルです。
インプラント治療が与えるデメリット
1. 手術リスク
インプラント手術は外科的な手技を伴うため、以下のような手術リスクがあります。 • 感染症: 手術部位が感染する可能性があります。感染は適切な消毒と術後のケアで防ぐことができますが、まれに発生します。 • 神経損傷: 特に下顎のインプラント手術では、神経の損傷が起こる可能性があります。これにより、唇や顎の感覚異常やしびれが生じることがあります。 • 出血: 手術中や術後に出血が起こることがあります。
2. 術後の痛みと腫れ
手術後、数日間は痛みや腫れが続くことがあります。これらの症状は通常一時的ですが、不快感を伴います。
3. インプラント周囲炎
適切なメンテナンスが行われない場合、インプラント周囲の組織が感染し、炎症を引き起こすインプラント周囲炎が発生する可能性があります。これが進行すると、インプラントの喪失リスクが高まります。
4. 不適切な骨統合
インプラントが顎骨としっかり統合しない(オッセオインテグレーションが不十分)場合、インプラントが安定せず、最終的には脱落する可能性があります。この問題は、特に骨質が悪い場合や骨量が不足している場合 に発生しやすいです。
5. 金属アレルギー
チタンは一般的にインプラント材料として安全であり、体内に埋め込まれても拒絶反応やアレルギー反応を引き起こさないことが確認されています。しかし、稀にチタンに対してアレルギー反応を示す患者がいます。これは、チタン自体がアレルギー源となるのではなく、チタン表面に形成される酸化物や、他の金属との合金中に含まれる微量の不純物が原因であると考えられています。
6. 経済的な負担
インプラント治療は他の補綴治療(入れ歯やブリッジ)に比べて高額です。初期費用だけでなく、定期的なメンテナンス費用も考慮する必要があります。
7. 時間と回数のかかる治療
インプラント治療は一度の訪問で完了するものではなく、診断、手術、治癒期間、アバットメント装着、クラウン装着といった複数のステップが必要です。これにより、治療全体が数ヶ月から1年以上かかることがあります。
8. 全身的な健康への影響
全身的な健康状態によっては、インプラント治療が適さない場合があります。特に糖尿病、心疾患、骨粗しょう症などの患者は、インプラントの成功率が低下するリスクがあります。
9. 過度の咬合力
歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合、インプラントに過度の負荷がかかり、破損や緩みが生じる可能性があります。
インプラント治療を進める上での注意点
1. 適切な診断と計画
• 初期診断: インプラント治療を受ける前に、詳細な初期診断が不可欠です。レントゲンやCTスキャンを用いて顎骨の状態を確認し、インプラントを埋め込むための骨の量や質を評価します。 • 治療計画: 治療計画には、インプラントの位置や数、手術の手順、予後のケアなどが含まれます。これらは個々の患者の状態に応じて慎重に策定されます。
2. 全身の健康状態の確認
• 既往症の確認: 糖尿病、高血圧、心疾患、骨粗しょう症などの全身疾患を持っている場合、インプラント治療の成功率に影響を及ぼすことがあります。これらの疾患については事前に医師と相談し、必要な対策 を講じることが重要です。 • 薬物治療の確認: 抗凝固薬や免疫抑制剤などの薬物を服用している場合、手術時の出血リスクや感染リスクが高まる可能性があります。薬の調整が必要な場合もあるため、事前に医師と相談しましょう。
3. 手術のリスク管理
• 無菌手術: インプラント手術は無菌状態で行われることが重要です。手術室の清潔さを保ち、適切な消毒を行うことで感染リスクを最小限に抑えます。 • 適切な技術の使用: 歯科医師が高度な技術と経験を持っていることが重要です。手術中の神経や血管の位置を正確に把握し、損傷を避けるための適切な技術を使用します。
4. 術後のケアとメンテナンス
• 定期的な歯科検診: インプラント治療後も、定期的に歯科検診を受けることが必要です。歯科医師がインプラントの状態をチェックし、早期に異常を発見することで問題を未然に防ぐことができます。 • 適切な口腔ケア: 自宅での適切な歯磨きやフロスの使用が重要です。インプラント周囲にプラークが溜まると、インプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。特にインプラント周囲の清掃を怠らないようにしましょう。
5. 生活習慣の見直し
• 禁煙: 喫煙はインプラント治療の成功率を低下させる大きな要因です。喫煙は血流を悪化させ、インプラント周囲の骨や歯肉の健康に悪影響を及ぼします。インプラント治療を受ける際には、禁煙することが強く推奨されます。 • バランスの取れた食生活: 栄養バランスの取れた食生活は、インプラントの成功と維持に重要です。特にカルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取することで、骨の健康を保ちます。
6. 早期の異常発見と対応
• 異常の兆候に注意: インプラント周囲に痛みや腫れ、異常な出血が見られた場合は、すぐに歯科医師に相談してください。早期の対応が、インプラントの成功と長期的な健康維持に繋がります。
まとめ
インプラント治療は、多くの利点を持つ優れた治療法ですが、その過程にはリスクも伴います。治療を受ける前に、信頼できる歯科医師と十分な相談を行い、自身の健康状態や生活習慣を考慮した上で適切な判断をすることが大切です。また、治療後も定期的なメンテナンスと適切な口腔ケアを続けることで、長期間にわたってインプラントの効果を維持することができます。
当院で安心のインプラント
1. 高度な技術と豊富な経験
政久歯科医院は、インプラント治療に関する高度な技術と豊富な経験を持っています。専門の歯科医師が最先端の治療技術を用いて、患者一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提供します。インプラント治療には高 い精度と技術が求められますが、豊富な経験と実績がある当院であれば、安心して治療を受けることができます。即時機能回復し、日常生活への影響を最小限に抑えることができるオールオン4や全額インプラントの手術にも対応しております。
2. 最新の医療設備と安全管理体制
政久歯科医院は、最新の医療設備と技術を導入しており、精密な診断と治療が可能です。例えば、CT データを正確に認識して安全な手術を実現するXガイドという手術ナビゲーションシステムなどの先進的な装置を導入してし、安心、確実な治療が可能です。また、オペ室を完備し、感染予防や衛生管理においても厳格な基準を設けており、安全な手術環境を提供しています。また、眠ったような状態で治療を受ける事が出来る『静脈内鎮静法』を行うことが出来ます。静脈内鎮静法は歯科麻酔専門医が担当し、オペの間も常に患者様の状態を管理しています。
3. 充実した術後ケアとサポート
インプラント治療後のケアが重要です。政久歯科医院では、術後のフォローアップやメンテナンスを充実させており、患者が長期的にインプラントを健康に維持できるようサポートします。定期的な検診やプロフェッショナルクリーニング、患者個々の口腔ケアの指導など、包括的なアフターケアが提供されており、患者が安心して治療を受けられる環境が整っています。 これらの理由から、政久歯科医院でのインプラント治療は信頼性が高く、安心して受けることができるといえます。
インプラント治療について詳しくはこちらをご覧ください⇨
この記事の監修者
院長:政久 直紀
経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設
受付山本が見た!!政久歯科醫院のインプラント治療!!
2020年12月7日
こんにちは!
受付の山本です😊
寒い!!本格的に寒くなり始めましたね⛄
コロナの感染者数も増え続け、不安なお気持ちでお過ごしの方も多いのではないでしょうか?
私たちも歯科という医療の現場で働く以上
仕事の時間もプライベートの時間もしっかり予防対策をとって
患者様をお迎えしていますが
今のような状況でも政久歯科醫院を信頼してご来院くださる患者様に
感謝です!!
本当にありがとうございます!
さて、今回は
受付山本が見た!!政久歯科醫院のインプラント治療!!
皆さん インプラントというとどんなイメージですか?
骨にネジを入れるの!?
手術が必要で大事になるんじゃ・・・
手術にはすごい時間がかかって口がもつか心配
長い期間かけないといけないんでしょ?
いやいやいや、怖いし、高いし、自分はいいです!!!
というお声を、今まではよく耳にしていました。
私自身も、今まで実際にインプラントの処置をしている場面を見たことがなかったので
伝え聞いたり、本で読む情報だけで
インプラントって大変そうだし、手術は痛くて術後も腫れそうだし、
オペにはたくさんの時間とスタッフが必要で・・・と思っていました。
インプラントに関しては患者様とほぼ同じくらいの感覚だったと思います。
そんな私が見たインプラント治療があまりにも想像とかけ離れていたので
「これは皆様にお伝えしなければ!!」と思い、
今回のテーマに決めました。
まずはインプラントの外科治療はいきなり行うものではありません。
院長・スタッフの丁寧なカウンセリングから始まります。
患者様のご希望をお伺いして、お口の中の状態、治療計画をお話する中で
インプラントのご希望があればお口の中をレントゲンだけではなく、CT撮影をしてしま
そのデータを元に、先生がシュミレーションを行います。
骨の状態など
様々な情報を確認して
インプラントを埋入できるか
出来るならどのような手順で、
どのタイプ・どんな大きさのものを
どのように入れていくかを
組み立てていきます。
患者様には時間をとって、インプラント治療についてのご説明をします。
しっかりとカウンセリングをした後、患者様の同意のもと治療をスタートします。
当院では全てのインプラント手術がガイドオペで行われます。
そのために「埋入ガイド」というものを口腔内スキャンを行い作成します。
デジタル技術を使うことで正確に迅速なガイドの作製が可能となります
実際のガイドですがインプラントを埋入するときに歯にはめて使うのですが、
このガイドに沿ってインプラントを入れる場所に穴をあけていきます。
院長との打ち合わせとシュミレーションに沿って
技工士さんが一人一人に合わせたガイドを作成していて
削る量や手術時間が少なくしかも安全なのは
この「ガイド」を活用しているからだと教えてもらいました。
CT撮影・シュミレーション・ガイドの作成など事前準備が整えば
いよいよインプラントの外科治療へ!
見学させてくださった患者様は朝から血圧が上がるほど緊張されていたようです💦
そして始まった治療ですが、
しっかり麻酔が効いて、穴をあける段になり、準備していたガイド登場!
すると、まずびっくりしたのが
穴をあけているとは思えない程の診療室の静けさ!!
BGMがしっかり聞こえるほど静かなんです、
え!?骨を削っているんだよね・・・?
と思うほど。
そして患者様の表情を見ると、まったく眉間にしわもよらず
痛がるどころか表情はほとんど変わらないままでした。
私はどうしても不思議で・・・・
だって、今まで全く違う治療中に歯を削っていても
眉間にしわがよる患者様を見てきましたが、
手術をしていて、この表情・・・・
そして、スムーズにどんどんと進んでいくのですが
あの「ガイド」があるからなのでしょうか
かなり早い!
インプラント埋入オペは終了までたったの15分。
本当にあっという間でした!!
長くなりましたので今回はここまでにさせて頂きますね😊
次回はオペ中のことをさらに書いていきます。
お楽しみに!
医療法人社団BLISS 政久歯科醫院では
インプラント無料相談を承っております
インプラントを入れているけれど、諸事情あって(転居など)メンテナンスに通えていない方
インプラントにメンテナンスは必須です!
他院でインプラントをされた方もお気軽にご相談ください。
お問い合わせは 086−234−5255までお気軽にどうぞ。
メールでのお問い合わせはコチラからどうぞ!
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医療法人BLISS 政久歯科醫院
〒700-0822
岡山市北区表町1-5-1シンフォニービル2階
☎︎(086)234-5255
【診療時間】
平日
月・火・金 9:30〜18:00
水 9:30〜12:00/14:30〜19:00
土 9:00〜17:00
休診日:木曜日、日曜日、祝日
こだわりのインプラント治療
2019年9月22日
インプラント治療
~インプラント治療で、天然歯のような見た目と咬み心地を~
インプラント治療によってお口の健康と食べる幸せ、
そして笑顔を取り戻しましょう。
虫歯や歯周病、不意の事故などによって残念ながら歯を失ってしまった場合、画期的ともいえるのが、インプラント治療です。インプラントとは、チタンでできた人工歯根のこと。
インプラント治療は、顎の骨にインプラントを埋めて固定し、その上部に人工の歯をつける治療法ですので、自分の歯のように噛むことができ、見た目も自然です。
ブリッジや入れ歯のように周りの健康な歯に負担をかけることがない点が最大のメリット。
しっかり噛んで美味しく食事ができ、健康に長生きする・・・この目的を達成するために、インプラント治療は、とても優れた治療法です。
~当院のインプラント治療の特徴~
①全身的既往疾患の確認:虚血性心疾患、脳血管障害、糖尿病、喫煙者、骨粗しょう症の確認
②インプラント術前の歯周病治療の徹底:他の天然歯も長く持たせる治療技術
③確実な術前診断:歯科用CTによる正確な検査・診断
④安全・確実・低侵襲な手術:サージカルガイド使用。豊富なオペ実績。熟練の技術。
⑤口腔全体のバランス、咬み合わせを重視:欠損部にインプラント埋入だけでは✖
⑥術後メインテナンスの徹底:インプラントを長持ちさせ、良好な長期口腔機能維持。
~日進月歩のインプラント治療~
抜歯同時インプラント
抜歯同時インプラントとは、抜歯と同時にインプラントを埋入する術式のことを指します。
抜歯直後の治癒力の高さを利用し、抜歯した穴にすぐインプラントを入れることにより骨の吸収を防ぎます。手術は1回で済むので、身体的、精神的負担が軽く、治療期間を非常に短縮化することが可能です。
抜歯同時インプラントは高度で繊細な治療技術を必要としますが、当院では正確な診査、診断の下、多くの施術実績があり、患者様から大変喜ばれております。
安心して、ご相談ください。
インプラント治療のご相談は086−234−5255までお気軽にどうぞ。
お問い合わせフォームからお問い合わせ頂ければ、ご連絡させていただきます。
他医院でのインプラント再治療
2018年7月5日
他院にて行われたインプラントの再治療の依頼が時折あります。
この度の患者さんは、奥歯2本がインプラントになっていますが、
そのうち1本が周囲炎を起こし、撤去が必要な状態でした。
撤去を行い 骨の回復を2M待って、再インプラント埋入を行います。
そののち 被せのやりかえをします。
使用インプラントが医院によって異なっている場合がありますが そうであってもきちんと
対応することができますので、安心してご相談ください。
転居地でのインプラントメンテナンス
2018年6月20日
インプラントメンテナンス受けられていますか?
お口の中にインプラントが入っているけれど、
しばらく歯科医院でのメンテナンスを受けていない!!
という方はいらっしゃいませんか?
以前お住いだった地でインプラント治療を受けられ、
転居後、メンテンスを受けられていない方。
インプラント治療を長持ちさせるためには、
適切なメンテナンスが必要不可欠です。
転居された後も、転居先にてインプラントメンテナンスを
受けられる歯科医院をお探しになり、メンテナンスを
お受けください。
きちんとセルフケアとプロフェッショナルケアを続ければ、
インプラントは半永久的に第2の永久歯としてお口の健康を
支えてくれるありがたい存在です。
インプラント周囲炎
インプラントはチタン製のボルトを使った人工歯根ですので、虫歯になることはありません。
しかし、メンテナンスが不十分であると、「インプラント周囲炎」という病気に
なってしまうことがあります。
インプラント周囲炎は、ボルト部に細菌が感染することで症状が出始め、
天然歯の歯周病と同じように歯茎の腫れや出血、口臭などの症状が出ます。
インプラント周囲炎において、これらの自覚症状が出たときには
すでにインプラント周囲の骨の状態は吸収(溶けてなくなっている)が進んでいる
事が多くあります。最悪の場合、せっかくセットしていたインプラントを
取り除かなければならないケースもあります。
歯科医院でのインプラントメンテナンス
①視診によるチェック
歯茎の腫れ、出血、排膿をチェックします。
②インプラント周囲のポケットの測定
③レントゲンやCTでの撮影
必要に応じて、レントゲンの撮影、場合によってはCT撮影を行い、
インプラントを支える骨の状態を確認します。
④補綴物を固定しているネジの緩み、噛み合わせのチェック
⑤インプラントの専門的なクリーニング及び歯ブラシの当たり具合のチェック
まとめ
インプラント治療は継続的なメンテナンスがとても大切です。
施術した歯科医院で継続して口腔内の管理、メンテナンスを受けることが
理想的ですが、転居された場合でもメンテナンスを継続することが
インプラント治療を長持ちさせるために必要不可欠です。
インプラントは、天然歯と同等の咬み心地や、見た目を取り戻せる優れた治療です。
しかし、治療が完了したらそれですべて終わりではありません。
むしろ、そこからのメインテナンスがとても重要です。
実はインプラントは、メインテナンスを怠ると、抜け落ちてしまうことがあります。
逆を言えば、メインテナンスをしっかり行っていれば、長い期間使えます。
手術をしてせっかく埋め込んだインプラントを長持ちさせるために、治療後のメインテナンスを欠かさないようにしましょう。
メンテナンスを怠ると…
ご存知ですか?インプラント周囲炎
インプラント周囲炎とは、いわゆる「インプラントの歯周病」。天然歯と同じように、歯周病菌によって歯ぐきやインプラントを支える顎の骨などの歯周組織が破壊されてしまう病気です。悪化するとインプラントはぐらつき、最終的には支えを失って抜け落ちてしまいます。
また、インプラントを支える歯周組織は天然歯のときより細菌に感染しやすく、さらに人工物であるインプラントは異常に気づきにくいというリスクも抱えています。インプラント周囲炎からインプラントを守るには、毎日の適切なブラッシングのほかに歯科医院での定期的なメインテナンスが欠かせません。患者様自身が意識して、積極的に取り組みましょう。
転居後のインプラントメンテナンスでお困りの方、お気軽にお問合せください。
インプラントのメーカー等がわからない場合も、メンテナンス対応可能です。
お電話でのお問い合わせは 086-234-5255まで
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