冷たいものがしみる・噛むと痛い、虫歯の痛み方で分かること|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2026年8月10日
アイスを一口食べた瞬間、キーンと歯にしみる。 ご飯を噛んだとき、ある歯だけズキッと痛む。
「そのうち治まるだろう」「歯医者に行くほどじゃない気がする」——そう思って、様子を見ている方は多いのではないでしょうか。
実は、歯の痛みは「いつ」「どんな感じで」出るかによって、歯の中で何が起きているかのヒントが隠れています。この記事では、痛み方から考えられる原因と、受診の目安をお伝えします。
しみるだけなら、まだ大丈夫?

冷たいものを口にした瞬間だけキーンとして、すぐに治まる痛み
この場合、初期の虫歯や知覚過敏、歯ぐきが下がって歯の根が出てきている、といった原因が考えられます。
歯の表面は硬いエナメル質で覆われていますが、その下の「象牙質」という層には、外からの刺激を神経に伝える細い管が通っています。虫歯や歯ぐきの後退でこの層が出てくると、冷たいものに敏感になるのです。
やっかいなのは、知覚過敏も虫歯の初期症状も、痛み方だけではご本人には見分けがつきにくいという点です。(日本歯科医師会)「すぐ治まるから平気」と思っていたら、実は詰め物の隙間から虫歯が進んでいた、ということも珍しくありません。
一方で、冷たいものが触れた後もジーンとした痛みが尾を引く場合は、話が変わってきます。
虫歯が神経近くまで進み、炎症を起こしているサインのことがあるからです。
冷たい飲み物を無意識に避けるようになった、夜になると痛みが強くなる、といった変化があれば要注意です。
「温かいものがしみる」は少し違うサイン
冷たいものではなく、温かい飲み物やスープで歯がズキズキするなら、それは冷たい刺激がしみるのとは違う段階の可能性があります。
神経や歯の根の周囲に炎症が起きているサインとされ、逆に冷たい水を口に含むと少し楽になる、という不思議な症状が出ることもあります。(日本歯科医師会)
とはいえ、これだけで「神経を取らないといけない」と決まるわけではありません。
神経がどこまで元気に反応しているかを検査してから、治療方針を考えていきます。
甘いものだけしみる、噛むと痛い——これらは「場所」がヒント

チョコレートやジュースなど、甘いものだけで歯がしみる場合、鏡では見えない歯と歯の間に虫歯が隠れていることがあります。
フロスが引っかかる、切れるといった変化も同じサインです。
噛んだときに痛むのは、また別の可能性を考える必要があります。
深い虫歯だけでなく、歯のひび、詰め物の高さの違和感、歯周病、噛みしめ癖なども原因になり得るからです。
特に見落とされがちなのが歯のひびです。
硬いものを噛んだ瞬間や、逆に噛む力を緩めた瞬間に鋭い痛みが走る場合、レントゲンには写らない小さなひびが入っていることがあります。(American Association of Endodontists)
思い当たる方は、痛む側で硬いものを噛まないようにしてください。
何もしていないのにズキズキする、急に痛みが消えた
飲食していない時にも痛む、夜眠れないほどズキズキする——これは神経の炎症がかなり進んでいるサインです。
放っておくと、歯ぐきの腫れや膿につながることもあります。(日本歯科医師会)
そしてもう一つ、意外と知られていないのが「急に痛みがなくなった=治った」ではないということです。
虫歯が神経まで達して神経が機能を失うと、痛みそのものを感じなくなることがあります。
しかし歯の中の細菌は残ったままで、しばらくしてから歯ぐきの腫れや顔の腫れとして症状が戻ってくることがあるのです。
「痛みが消えたから安心」と思っていた歯ほど、実は注意が必要な場合があります。
痛みの強さと、虫歯の深刻さは比例しない

ここまで読んで気づいた方もいるかもしれませんが、痛みが強い=虫歯が深い、とは限りません。
小さな虫歯でも敏感な場所ならひどくしみますし、逆に深く進行した虫歯ほど神経が弱って痛みを感じにくくなることもあります。
まれに、歯ではなく顎の筋肉や副鼻腔が原因で、歯が痛いように感じることもあります。(日本歯科医師会)
つまり、ご自身の感覚だけで「これくらいなら大丈夫」と判断するのは、実は難しいのです。
歯医者では何をどう調べるのか
「痛い場所を虫歯かどうか見るだけ」と思われがちですが、
実際には、
- ・ いつからどんな時に痛むかの問診
- ・ 冷たい刺激への神経の反応検査
- ・ 噛んだときの検査、
- ・ レントゲンやCT
など、複数の情報を組み合わせて原因を絞り込みます。
「症状をうまく説明できないかも・・・」と心配な方、ご安心ください。
「アイスで痛かった」「夕食で噛んだら痛かった」程度で十分、大事な手がかりになります。
受診=すぐに歯を削られる、ではありません
歯医者と聞くと「行ったらすぐ削られるのでは」と身構える方も多いかもしれません。
しかし、しみる症状のすべてに虫歯治療が必要なわけではなく、知覚過敏なら歯磨き方法の見直しや薬剤の塗布で済むこともあります。
虫歯が疑われる場合も、まずは検査で状態を確認するところから始まります。
必ずしも受診したその日に必ず治療が始まるわけではなく、「今の状態を知るために歯医者へ行く」という選択肢もあります。
こんな症状があれば、早めのご相談を!

- □ 痛みが数日続いている
- □ 冷たいものがしみた後も痛みが残る
- □ 熱いもので痛む
- □ 噛むと毎回同じ歯が痛い
- □ 夜眠れないほどズキズキする
- □ 歯ぐきの腫れや膿がある
- □ 一度強く痛んだ後、急に痛みが消えた
また、顔や首まで大きく腫れている、息苦しい、飲み込みにくいといった場合は、通常の予約を待たず速やかに医療機関へご相談ください。(nhs.uk)
受診までの間は、痛む側で硬いものを噛まない、冷たすぎる・熱すぎるものを避ける、歯磨きは優しく続ける、といったことを心がけてください。
岡山市で「歯がしみる」「噛むと痛い」とお悩みの方へ
歯の痛みは、必ずしも分かりやすく進行するわけではありません。
小さな虫歯でも強くしみることがあれば、深く進行した虫歯が一時的に静かになることもあります。
症状が軽いうちに状態を確認できれば、削る範囲を抑えたり、神経を残せたりする可能性が広がることもあります。
政久歯科醫院では、痛み方や経過を丁寧にお伺いした上で、必要な検査を行いながら原因を確認しています。
「この程度で歯医者に行っていいのか分からない」——そう感じている方こそ、お気軽にご相談ください。
▶政久歯科醫院の虫歯治療についてはこちら
奥歯がしみる・痛い原因とは?抜かずに早期治療できるケースも|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2026年7月23日
「最近、奥歯がしみるように痛い。でも、できれば抜かずに治したい。」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひこのページをご覧ください。
奥歯がしみる・痛むという症状は、虫歯だけが原因とは限りません。
早めに原因を見つけて適切に対処することで、歯を残せる可能性が高まります。
奥歯がしみるのはなぜ? 考えられる5つの原因

奥歯のしみには、さまざまな原因があります。「虫歯だろう」と思って放置していると、思わぬ方向に進行してしまうこともあります。まずは代表的な原因を確認してみましょう。
①虫歯(う蝕)
もっとも多い原因のひとつです。虫歯が進行して歯の内側(象牙質)に達すると、冷たいものや甘いものを食べた際にしみるようになります。奥歯は磨き残しが起きやすく、気づかないうちに進行していることがあります。
②知覚過敏
歯ぎしりや強い歯磨き、歯周病などが原因で、歯の根元(象牙質)が露出すると、外からの刺激(冷気・冷水・甘いもの)に過敏になります。「虫歯ではないのにしみる」という場合は、知覚過敏が疑われます。
③歯周病の進行
歯周病が進むと歯ぐきが下がり、本来は歯ぐきに守られているはずの歯の根っこが露出します。根の部分はエナメル質がなく刺激に弱いため、しみやすくなります。
④歯のひび(クラック)
強い噛み合わせや食いしばり・歯ぎしりによって、歯に細かいひびが入ることがあります。このひびが深くなると、噛んだときや温度変化でしみたり、鋭い痛みを感じたりすることがあります。レントゲンにも写りにくく、見落とされやすい原因のひとつです。
⑤根管治療後の二次虫歯・根の炎症
過去に神経を取った歯でも、詰め物・被せ物の隙間から細菌が入り込んで二次虫歯が起きたり、歯根の先に炎症が生じたりすると、噛んだときの痛みやにぶいしみを感じることがあります。
「しみる」を放置するとどうなる?

「しみるだけだから大丈夫」と放置していると、症状が悪化するリスクがあります。
- ・虫歯が神経まで達し、根管治療(神経を取る治療)が必要になる
- ・歯のひびが深くなり、最終的に抜歯になるケースもある
- ・歯周病による骨の吸収が進み、歯が抜けやすくなる
歯の痛みは「サイン」です。早い段階で受診し、原因を特定することが、歯を長く残すことにつながります。
当院の考え方:できるだけ抜かずに、早期に治療する

当院では「歯や神経をできるだけ残す治療」を大切にしています。
奥歯がしみる・痛むという症状に対しては、まずレントゲンや精密検査で正確な原因を見極めることを最優先にしています。
「抜くしかない」と判断する前に、残せる可能性がないかを丁寧に確認し、患者様に十分な説明を行ったうえで治療方針をご提案しています。
また、当院には歯科麻酔の専門医が在籍しており、痛みを抑えた治療にも対応しています。「歯医者が怖い」「治療の痛みが不安」という方も、どうぞご安心ください。
奥歯のしみに対する主な治療法
原因によって、適した治療方法は異なります。
| 原因 |
主な治療法 |
| 初期・中等度の虫歯 |
削る量を最小限に抑えた虫歯治療(コンポジットレジン・セラミック)
|
| 知覚過敏 |
フッ素塗布・知覚過敏用コーティング材の使用
|
| 歯周病 |
歯周病治療・ルートプレーニング
|
| 歯のひび |
状態に応じてセラミック被せ物・抜歯回避の治療
|
| 二次虫歯・根の炎症 |
精密根管治療(マイクロスコープ使用)
|
当院では、マイクロスコープや歯科用CTなどの精密機器を使用し、肉眼では確認しにくい原因もしっかりと診断します。
こんな症状があればお早めに受診を

下記に当てはまる方は、できるだけ早めのご来院をおすすめします。
- ・奥歯に冷たいもの・甘いものがしみる
- ・噛むと奥歯が痛い・違和感がある
- ・以前から奥歯がしみているが、だんだんひどくなってきた
- ・過去に治療した奥歯が再びしみてきた
- ・できれば抜かずに治したい
「まだ我慢できる」と感じていても、症状は徐々に進行します。早期発見・早期治療が、歯を守るために大切です。
担当ドクターからのメッセージ
「最近、奥歯がしみるように痛い。抜かずに早期に治療したい」
こうした気持ちを持って来院される患者様はとても多いです。しみる・痛いという感覚は、歯があなたに発しているSOSのサインです。「どうせ虫歯だろう」と決めつけず、まず原因を正確に見極めることが大切です。
当院では、丁寧な検査と説明を通じて、患者様が納得して治療に臨めるよう努めています。「抜かずに治したい」というご希望があれば、ぜひその気持ちをそのままお聞かせください。一緒に適した方法を考えます。
岡山で「奥歯のしみ・痛み」でお悩みの方へ
政久歯科醫院では、奥歯のしみや痛みの原因をしっかりと見極め、できるだけ歯を残すための治療をご提案しています。
「忙しくてなかなか歯医者に行けない」という方には、短期集中治療にも対応しています。まずは一度ご相談ください。
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長年の「なんとなく痛む」にサヨナラ!歯ぐきの外科的処置で違和感からの解放へ|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年4月16日
「左上の歯が、なんとなく時々疼くんです。」
そんなふうにおっしゃって来院された患者様。見た目には大きな虫歯や腫れがあるわけではありませんが、「たまに感じる疼き」は日常の小さなストレスになっていたようです。
治療計画と選択:原因は見えないところにありました
検査の結果、左上6番と7番の間にある歯周ポケットが一箇所だけ異常に深く、その奥には過去に入れられた人工の詰め物が歯肉の深部まで入り込んでいました。
これは「生物学的幅径(せいぶつがくてきふくけい)」と呼ばれる、歯ぐきの健康を保つための歯ぐきの厚みが深い詰め物で壊されている状態。体が異物と判断し、慢性的に炎症が起きてしまうのです。
「これが疼きの原因かもしれません」とご説明し、まずはその詰め物を外してみることに。やはり中は腫れており、原因がハッキリしました。

治療の経過:歯ぐきの状態を整えるレングスニング
問題の根本改善のために、歯肉弁根尖側移動術という歯ぐきを下げる処置を行いました。これにより、生物学的幅径を回復させ、炎症の起きにくい環境を整えることができます。
手術後は、仮歯をしばらく使っていただきながら、歯ぐきの形を丁寧に整えていきました。
治療後の患者様の様子
治療後、患者様は
「今では違和感を感じることなく食事ができています」
と笑顔でお話しくださいました。
歯のトラブルは、見た目だけでは分からないことも多く、特になんとなく不快明確な痛みはないけど気になるという症状には、原因の特定に丁寧な診査が必要です。
今回の治療を担当したのは村上先生

今回のケースのように、過去の治療の影響が長い年月を経て症状として現れることがあります。見えない場所にこそ、じっくり向き合うことが大切です。
「はっきりした痛みはないけど、なんだか気になる」
「原因がわからないけど、ずっとスッキリしない」
そんなお悩みこそ、ぜひ一度ご相談ください。わたしたちは、症状の裏側にある本当の原因に向き合い、患者様が安心して笑顔になれるようサポートいたします。
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少しでも「自分もこのケースと同じかも?」と感じた方は、 まずはお気軽に無料相談のご予約をどうぞ。
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黒く変色していた歯を「精密根管治療」と「白い被せ物」できれいに!見た目の変化に患者様が喜ばれた症例|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年2月10日
歯の状態
過去に他の医院で神経の治療をした歯。その中で、再度むし歯が再発・進行してしまい、歯の色も黒く変色してしまっていました。
患者様のご希望
「色が黒く変色してしまっているのをキレイにしたい。」「歯がむちゃくちゃになっているのできちんと治療したい」というご希望がありました。

精密根管治療
まずは、神経の再治療を進めました。当院では、神経の治療の中でも『精密根管治療』を選んでいただくことが出来ます。 通常の神経の治療と異なり、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使ってより細かい部分を確認しながら治療を進めます。また、出来る限り再治療のリスクを下げるためにラバーダムを使用して、治療歯に唾液が入らない環境で、患者様ごとに新品の(ファイルと呼ばれる)器具を使用します。
エクストリュージョン
精密根管治療が終わり、通常は被せ物の作成となるのですが、今回のケースでは被せ物をしっかり維持できるだけの歯が見えてない(歯ぐきの中に埋まっている)状態でした。このような場合は、歯茎の中に埋まっている歯を引っ張り出す「エクストリュージョン」という処置を行うことがあります。 今回はエクストリュージョンを行うこととなりました。
 |
| エクストリュージョン中 |
治療結果(現状)
精密根管治療、エクストリュージョンを経て、最終的な被せ物が入りました。 黒く変色していた歯が、患者様の歯の色に合った白い被せ物になることで、口の中の印象も大きく変化しました。
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| Before |
After |
今回の治療を担当したのは副院長・政久侃祐先生
常に知識と技術を磨くことを大切にしている副院長は、日本のみならず海外で開催される医学研修にも積極的に参加しています。 精密根管治療を行うにあたっても、研修を受けています。 根管治療で有名な『まつうら歯科医院』の先生にマンツーマンで指導していただいた際には「この受講生の卓越ぶりに驚愕した」「新しいスターが誕生しそうな予感」と表現して頂きました。
▶まつうら先生のブログはコチラ
まとめ
政久歯科医院では、幅広い診療項目に対応できる設備・環境を整えていますが、何よりも「患者様に寄り添う気持ち」を大切にしています。 お口の中でお困りごとがあれば、一度相談にらしてください。 セカンドオピニオンも受け付けております。 インプラント、精密根管治療、歯科矯正など『無料治療相談』のご予約受付中です。
歯ぎしりで歯並びは悪くなる?|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年1月14日
家族から「寝ているときに歯ぎしりをしているよ」と指摘されたことはありませんか? また、朝起きたときに顎の疲れや痛みを感じ、「もしかして歯ぎしりをしているかもしれない」と不安に思ったことがある方もいるかもしれません。 歯ぎしりは無意識に行ってしまうものですが、歯並びへの影響が気になるところですよね。 今回は、歯ぎしりが歯並びに与える影響や、なぜ歯ぎしりをしてしまうのかなど、歯ぎしりと歯並びの関係について解説します。
歯ぎしりで歯並びが悪くなるのは本当なのか?
歯ぎしりは、歯や歯周組織にさまざまな影響を及ぼします。結論、歯ぎしりで歯並びが悪くなってしまうこともあります。 歯ぎしりの力は、自分が思っている以上に非常に強いものです。 一般的に、人の噛む力は体重程度といわれていますが、歯ぎしりの場合、人によっては1トン近い力がかかることもあります。 歯ぎしりを続けることで、以下のような問題が発生する可能性があります。
歯の摩耗
歯と歯が強く擦れ合うため、歯の表面が削れる
顎関節や筋肉への負担
過度な力がかかることで、開閉口時や咀しゃく時に顎に痛みが生じる
歯の位置のずれ
継続的に力が加わることで、歯の位置が徐々に変化する 歯ぎしりによる力は、矯正治療で歯を動かす力よりもずっと強い場合があります。そのため、日常的に歯ぎしりをしていると、場合によっては歯の向きや位置が変わり、結果的に歯並びが悪くなることがあります。 歯ぎしりの原因や治療法を知り、大切な歯を守ることが大切です。
なぜ歯ぎしりをしてしまうのか?

歯ぎしりの原因は一つではなく、複数の要因が絡み合っています。主な原因として、以下のようなものが挙げられます。
ストレスや緊張
歯ぎしりの一番の原因はストレスといわれています。日常生活での緊張やプレッシャーがストレスとなり、歯ぎしりを引き起すことがあります。
生活習慣
喫煙やカフェイン、アルコールを接収している方は、歯ぎしりが起こりやすくなります。これらは神経を興奮させてしまい、眠りが浅くなることで歯ぎしりが発生することがあります。
噛み合わせの問題
上下の歯の噛み合わせが悪いと、無意識に歯ぎしりが起こることがあります。一部の歯だけが強く当たることで、負担が偏りやすくなります。 原因を特定することで、適切な対策を取ることが可能です。早期発見・早期治療が大切です。歯ぎしりをしているかもしれないとお悩みの方は、ぜひ歯科医院で診察を受けましょう。
歯ぎしりの種類

歯ぎしりにはいくつか種類があります。それぞれの特徴を以下に解説します。
グラインディング
- ・歯を左右に強く擦り合わせる動き
- ・主に睡眠中に起こる
- ・歯が著しく摩耗するため、割れたり欠けたりすることがある
クレンチング
- ・音を立てずに上下の歯を強く噛みしめる動き
- ・睡眠中だけでなく、起きているときに集中している場面などでも起こりやすい
- ・顎関節や筋肉への負担が大きく、歯の痛みや肩こりを引き起こすことがある
タッピング
- ・上下の歯を軽く叩き合わせる動き
- ・比較的軽度な歯ぎしりですが、長期間続くと歯が欠けるなどの損傷につながることがある これらは単独で起こる場合もあれば、複合的に起こることもあります。 自覚症状がないことが多く、家族や友人に指摘されて気づくことや、歯科醫院での診断を受けて、初めて気づくというケースも少なくありません。
歯科醫院で出来る歯ぎしりの治療

歯ぎしりによる歯への影響を軽減するには、専門的な治療が必要です。当院で行っている治療法をご紹介します。
スプリント療法
スプリント療法は、歯ぎしりによる歯や顎の負担を軽減するための治療法です。スプリントとは、専用のマウスピースのことで、寝ている間に装着します。歯の摩耗や顎関節への負担を軽減する効果があります。患者様毎にカスタマイズされるため、違和感なく装着可能。耐久性も高く歯科醫院で定期的に調整することで、長期的に使用することが可能です。
歯列矯正
噛み合わせの問題が原因で歯ぎしりが起きている場合には、歯列矯正が有効です。歯並びや顎の位置を改善することで、歯ぎしりの軽減が期待できます。さらに、矯正治療を行うことで、見た目や噛む力の向上も期待できます。 当院では、ワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザライン)を取り扱っています。
まとめ
歯ぎしりは無意識に行うことが多く、その力は非常に強いため、歯の摩耗や位置のずれ、顎関節への負担を引き起こします。長期的に続くと歯並びが悪化する恐れがあります。 歯ぎしりには治療法があります。ご自身の大切な歯を守るためにも、早期発見と早期治療が重要です。政久歯科醫院では、患者様一人ひとりに最適なアドバイスと治療法をご提案いたします。 歯ぎしりでお悩みの方や、もしかしたら歯ぎしりをしているかもしれないと不安な方は、ぜひご相談ください。
政久歯科醫院の矯正歯科についてはこちら⇨
政久歯科醫院の歯ぎしりの治療についてはこちら⇨
虫歯の見分け方〜痛くないけど虫歯?
2023年7月7日
『虫歯』といえば
どんなことを思い浮かべますか?
歯の痛みや腫れをイメージする方が
多いのではないでしょうか?
ですが、痛みがないのに
レントゲンを撮影したり、歯科検診を受けると
「虫歯があります」
と言われたことはありませんか?
実は『何も感じなくても虫歯になっている』
ということは多々あります。
今回はそんな『虫歯』について書いていきます。
ー-----------------
≪目次≫
1.歯の構造と虫歯になるメカニズム
2.虫歯の見分け方
3.虫歯の分類
4.まとめ
ー-----------------
1.歯の構造と虫歯になるメカニズム
痛みや困った症状が全くない状態で
どうやって虫歯があるかを見分けるの?
と疑問に思いますよね!
その疑問にお答えするために
まずは歯の構造と虫歯になる仕組みから
簡単にお話しします。
歯は構造は図のようになっています

1番外側で歯の表面を覆うような形をしている
エナメル質
その下にある象牙質
その中に歯髄という神経や血管などが存在しています。
次に虫歯になるメカニズムについて説明します
虫歯は虫歯菌が作り出す酸によって
歯が溶けてしまうことによって起こります。
虫歯が進行して、溶けた部分が
エナメル質➡象牙質➡歯髄のように
だんだんと
神経や血管の集まる管・歯髄に近づく事で
神経が敏感になり、しみたり、
痛みを感じるようになります。

このことから虫歯=痛みという
イメージがあると思うのですが、
痛みがない状態でも
エナメル質・象牙質まで
虫歯が進行していることもあります。
ですから、
痛みが出てからの治療スタートするよりは
虫歯がある場合は痛みが出るよりも前に
治療スタートすることが望ましいです。
簡単にはなりますが、
ここまでで
歯の構造と虫歯になるメカニズムについて
説明させていただきました。
ー-----------------
2.虫歯の見分け方
いよいよ本題の虫歯の見分け方について説明します。
実は小さい虫歯は見た目ではとても判断が難しいです。
これは先ほど出てきた歯の構造にも関係します。
歯の周囲を囲むように存在するエナメル質は
身体の中で最も硬い組織であり、
虫歯で溶けにくいです。
エナメル質に比べて象牙質の硬さは劣るため
虫歯によって硬いエナメル質に小さな穴が開くと、
その中にある象牙質にて虫歯が大きく進行するようになります。
痛みもなく、見た目には
「そんなに大きくなさそう」と感じる虫歯でも
実はかなり進行しているということは多々あります。
では、どのように判断していくか、
それはレントゲン写真が
とても大切な診断基準となります。

レントゲン写真は硬いものが白く写ります。
虫歯で溶けてしまっている部分は柔らかくなり
黒く映るため
歯の表面関係を見ただけでは分からなかった虫歯を
見つけることができます。
また、先ほど難しいとは言ったのですが、
レントゲン写真の情報だけではなく
実際に歯を診る視診
専門の器具で歯を触る触診も重要です。

歯が黒く霞がかったようになっていたり
短針という道具で歯に穴が空いてないか確認し
風をかけてしみやすくなっていないかを診ることも
虫歯の早期発見に繋がります。
何か一つの情報だけではなく
必要な検査を行い
歯のレントゲン写真・口の中の視診・触診
これらをすり合わせることで審査診断し
虫歯を見つけていきます。
ちなみに治療の際、つまり虫歯を削る時
虫歯を取り残してしまうと
感染した部分からまた進行してしまうので
しっかり感染部分を取り切らないといけません。
そのため、感覚や見た目だけではなく
虫歯によって溶けてしまっている(感染している)部分を
染め出す薬・検知液をつかってチェックをしています。

治療を進めていくと
レントゲン写真で黒く写っている部分よりも
実際に感染している部分は大きい
ということもあるので
虫歯をなるべく早くに発見・治療して
あげることがとても大切です。
ー-----------------
3.虫歯の分類
最後に虫歯の分類について説明します。
歯科検診を受けていると、歯科医師が
「CO(シーオー)」や「C2(シーツー)」と
言っているのを聞いたことはありませんか?
虫歯は歯が溶けている程度によって
CO.C1.C2.C3.C4の5つに分類されます。

まずCO(シーオー)は
エナメル質にう窩(虫歯による穴)はないですが
歯の一部が白くなる白濁や着色が見られる虫歯です。
これは歯を削る必要はないのですが、
虫歯になりかけている状態です。
虫歯の進行を止めて、今の状態を維持するために
フッ素塗布をするなどして、
定期的にレントゲン撮影や検診で
経過観察していく必要があります。

C1(シーワン)はエナメル質に達した虫歯です。
痛みやしみるといった症状はなく
これもフッ素塗布や日々のブラッシングをしながら
歯科検診などで経過観察を行います。
フッ素塗やホームケアによってCOに戻ることもあります。

C2(シーツー)は象牙質に達した虫歯です。
冷たいものや温かいもの、
甘いものがしみるといった症状が出てきます。
この段階になると、虫歯(感染した部分)削って
失った部分を補うための詰め物をする必要があります。

C3(シースリー)は歯髄に達してしまった虫歯です。
この段階になると
持続的に冷たいもの、温かいもの・甘いものがしみたり
何もしてなくても痛みを感じることがあります。
この場合、エナメル質・象牙質を超えて
神経の中まで感染が及んでいるため、
感染している神経をとる処置をする必要があります。

C4(シーフォー)は
虫歯の進行によって溶けてしまい
歯の頭の部分が完全になくなってしまい
根っこだけの状態です。
こうなってしまった場合は
虫歯治療・神経をとる治療だけではなく
歯を抜くことも考えなければなりません。
ー-----------------
4.まとめ
いかがでしたか?
一言に虫歯と言っても、
どれくらい進行しているのかによって
なんでも削ってしまうのではなく
「経過を見る」「その状態を維持する」
という選択になったり
痛みがなくても
実は見えないところで進行している虫歯もあるのです。
前述したように、専用の器具で触って確かめる触診や
虫歯を染め出すことのできる染色液
歯と歯の間や詰め物の下などの
目に見えにくい部分を診るレントゲンなど
歯科醫院には自分でも気づかなかった虫歯を
発見するための設備が整っています。

もしも、歯の一部が白く白濁していたり
歯に穴が開いたり、欠けてしまう欠損などは、
自分の目で見ても気づくことが出来るので
痛み以外にも、もし気になることがあれば
歯科を受診して詳しくチェックを受けてみてください。
ー-----------------
ご予約・ご相談の方法
皆さま最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
いかがでしたか?
虫歯治療・歯科検診は
こちらからご予約いただけます。
このブログを読んで
痛みや虫歯について
質問など気になることが
ございましたら
いつでもお気軽に
スタッフにお声掛けください。
ー-----------------
虫歯治療後の詰め物・被せ物について
興味のある方には
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医療法人BLISS 政久歯科醫院
〒700-0822
岡山市北区表町1-5-1シンフォニービル2階
☎︎(086)234-5255
【診療時間】
平日
月・火・金 9:30〜18:00
水 9:30〜12:00/14:30〜19:00
土 9:00〜17:00
休診日:木曜日、日曜日、祝日

歯が抜けたままの状態を放置しているとどうなりますか?
2017年8月19日
歯周病や虫歯、外傷など何らかの原因で歯を失うことによって、咀嚼障害、審美障害などが起きることを「歯牙欠損症」と言い、自分では別に何も困らないからと、歯のない状態を放置していると、大変なことになります!!
欠損の放置は様々な悪影響を及ぼします。
機能面への悪影響
①対合歯の挺出
抜けた歯と噛み合っていた歯が、抜けた歯のスペースに伸びてきてしまいます。
②隣接歯の傾斜
抜けた歯の両隣の歯が抜けた歯の方に動き、傾いてきます。
③噛み合わせのずれ・顎の移動
上記のようなことが起こることで、かみ合わせのバランスが崩れ、うまく嚙むことができなくなったり、顎関節症の原因となったりします。
④虫歯や歯周病ができやすい口腔環境
歯の間の隙間が広がり、プラークがたまりやすくなります。
⑤噛む力が弱まる
噛む力だが弱くなると、唾液が少なくなり、胃腸への負担が大きくなります。また噛む力の低下により、脳への刺激が減り認知症のリスクが高まります。
⑥顔の輪郭が変わる
特に奥歯が抜けたまま放置していると、欠損側の噛む筋力が低下し、歯肉や骨も痩せるため顔の輪郭が変わったり、歪んだり、老けた印象になります。
⑦骨が痩せる
歯がない状態を放置していると、適度な刺激が骨に伝わらなくなります。人間の体は刺激されない部分が衰えていくという特徴があり、歯がないことで骨への刺激が与えられず、顎の骨が痩せて(骨吸収)しまいます。骨が足りないと、後にインプラントを埋入したくてもできないというケースもあります。
まとめ
何らかの原因で歯を失った後、その本数が1本でも複数本でも、困らないからと放置しておくと、様々な悪影響が出てきます。お口の中だけにとどまらず、身体全体に症状が出てからでは遅いので、歯を失ったら、早急に治療を受けることが大切です。歯が抜けた後、長期間放置していると、入れ歯が入らないために矯正治療が必要になったり、インプラント埋入のために骨を増量する治療が必要になったりと、治療にかかる費用も期間も倍増してしまいます。後あと後悔しないように、歯を失ったら、あるいは歯を抜いたら、早めに歯を入れる治療を受けましょう。
確かな技術で信頼の歯科治療を
デンタルケアセンター政久歯科醫院は、岡山市北区の岡山シンフォニービル2階にある「美」と「健康」を追求する歯科医院です。心身の美と健康を保つことは、長寿化社会を生きるための もはや教養の一部。お口の健康は、全身の健康に通じ、美しさは生きる力をサポートします。丁寧にプログラミングされたデンタルケアは、大切な人生に必要不可欠な習慣です。当デンタルケアセンターは、一人一人の患者様の健康で幸せな人生に貢献したいという使命感をもって治療とケアに真摯に取り組んでおります。ご来院頂ければ、全ての違いがお分かりになられるでしょう。
欠損等、お口のお悩みをお抱えの方、良い歯医者さんに巡り合えないとお困りの方、長く自分の歯で健康に生きるために予防歯科をお探しの方、お口元の美しさを手に入れ、自信をもって生きたいと望まれる方、ぜひ一度ご来院ください。
お問合せは 086-234-5255 までお電話をお願いいたします。
メールでのお問合せはコチラからお気軽にどうぞ。
初めての方のご予約はコチラからどうぞ。
しっかり噛めるための歯科治療
2017年7月29日
噛めない原因
①痛い歯がある
②噛み合わせが悪い
③顎関節が悪い
④歯周病が悪化している
⑤これら全てが複雑にからみあっている
などが考えられます
もっとも 難しいのは もちろん⑤の複雑に絡み合っている場合で
歯科治療のあらゆる方法を用いて
治していくことになります。
そのため 治療長期が 長期化することもあり しっかりとした治療計画を
たて説明を受けることが大切です。
単なる虫歯治療、歯周病治療だけでは治りません。
総合歯科治療
患者様お一人おひとり異なる症状で、異なるお悩みを抱えられ、ニーズも異なります。
また口腔疾患は複雑な原因が絡んでいるため、専門知識や技量が一つ秀でていても
総合的に診断、治療できるセンスと技術がなければ、
納得のいく結果を得ることはできません。
優秀な診断機器を使えば、問題のある箇所や状態はわかりますが、
患者様が本当に解決したい問題の本質は患者様との丁寧な対話から考察する必要があります。
それに基づき、豊富な経験と精密な診査による正確な診断、緻密な計画と
効率の良い治療順序で信頼に値する治療結果をもたらす、
オーダーメイドの総合歯科治療を提供します。
総合歯科治療とは歯1本単位だけでなくお口全体を総合的に捉えながら
治療ゴールを目指す質の高い治療です。
しっかり噛めて、美味しく食事ができることは健康の基本です。
政久歯科醫院では、噛めないストレスから解放される治療を提供し、
たくさんのお喜びの声を頂いております。
総合歯科治療の詳細はコチラから
確かな技術で信頼の歯科治療を
デンタルケアセンター政久歯科醫院は、岡山市北区の岡山シンフォニービル2階にある「美」と「健康」を追求する歯科医院です。心身の美と健康を保つことは、長寿化社会を生きるための もはや教養の一部。お口の健康は、全身の健康に通じ、美しさは生きる力をサポートします。丁寧にプログラミングされたデンタルケアは、大切な人生に必要不可欠な習慣です。当デンタルケアセンターは、一人一人の患者様の健康で幸せな人生に貢献したいという使命感をもって治療とケアに真摯に取り組んでおります。ご来院頂ければ、全ての違いがお分かりになられるでしょう。
噛めないことでお悩みの方、良い歯医者さんに巡り合えないとお困りの方、長く自分の歯で健康に生きるために予防歯科をお探しの方、お口元の美しさを手に入れ、自信をもって生きたいと望まれる方、ぜひ一度ご来院ください。
お問合せは 086-234-5255 までお電話をお願いいたします。
メールでのお問合せ、ご相談はコチラからお気軽にどうぞ。
初めての方のご予約はコチラからどうぞ。
抜歯の必要ありーには理由があります。
2017年7月21日
こんにちは、政久歯科醫院 院長の政久です。
お暑い日が続いておりますが、お元気にお過ごしでしょうか?
夏の土用のこの季節の強い日差しのことを「土用照り」というそうです。
くれぐれも熱中症に気を付けてお過ごしください。
この歯、抜歯しなければいけませんか?
さて、歯科医院で「この歯は、抜かなければなりませんね。」と告げられると少なからずショックを受けられることと思います。
「抜かない治療」=「良い歯医者」と思われているかもしれません。
歯を残すための治療に最善を尽くすのは当然のことですが、抜歯すべき歯を、抜歯すべきタイミングで抜歯していないために、状態がかなり悪化してしまうケースがあります。
治療により抜歯をせず状態が改善できれば良いのですが
そのように出来ない場合があります。
例えば
①進行しすぎた歯周病
②根の中まで進んだ虫歯
③大きくなりすぎた根の先の炎症
④歯の根が割れてしまっている場合
⑤横や斜めに生えている親知らず
などの場合です。
治らないまま使い続けると骨や歯肉のダメージがどんどん広がってしまい、周りの歯が悪くなってしまう事もあります。
それを食い止めるために抜歯も場合によっては必要ということです。
歯を残す治療が大切なことはもちろんですが、抜歯の判断を誤らないことも総合的なお口の健康を維持してゆくためには大切なことです。
歯の痛みを我慢していたら痛みがなくなりました。治ったのですか?
2017年7月17日
痛みが無くなれば、治ったと考えるのは当然だと思います。
しかし、実は治っていなくて悪化している場合もあるのです。
歯の痛みは、虫歯の穴や深い虫歯の治療跡から神経に細菌感染を起こし痛みが出るのですが
これを放置するといずれ歯の痛みはなくなりますが状況は悪化していきます。
感染が根の先にまで広がり治りにくくなっていくのです。
場合によっては抜歯にいたることもありますので、必ず調べてもらうことが必要です。