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抜歯の必要ありーには理由があります。

こんにちは、政久歯科醫院 院長の政久です。
お暑い日が続いておりますが、お元気にお過ごしでしょうか?
夏の土用のこの季節の強い日差しのことを「土用照り」というそうです。
くれぐれも熱中症に気を付けてお過ごしください。

この歯、抜歯しなければいけませんか?

さて、歯科医院で「この歯は、抜かなければなりませんね。」と告げられると少なからずショックを受けられることと思います。
「抜かない治療」=「良い歯医者」と思われているかもしれません。
歯を残すための治療に最善を尽くすのは当然のことですが、抜歯すべき歯を、抜歯すべきタイミングで抜歯していないために、状態がかなり悪化してしまうケースがあります。

治療により抜歯をせず状態が改善できれば良いのですが
そのように出来ない場合があります。

例えば

①進行しすぎた歯周病

②根の中まで進んだ虫歯 

③大きくなりすぎた根の先の炎症

④歯の根が割れてしまっている場合

⑤横や斜めに生えている親知らず

などの場合です。

 

治らないまま使い続けると骨や歯肉のダメージがどんどん広がってしまい、周りの歯が悪くなってしまう事もあります。
それを食い止めるために抜歯も場合によっては必要ということです。

歯を残す治療が大切なことはもちろんですが、抜歯の判断を誤らないことも総合的なお口の健康を維持してゆくためには大切なことです。