「どこに被せ物があるかわからない」自然な仕上がりに感動された精密根管治療|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年6月30日
目次
定期検診でレントゲンを撮影した際、右上 5 番の歯に「根尖病変」と呼ばれる炎症のサインが見つかりました。
痛みなどの自覚症状はなく、患者様も「特に困っていることはない」とおっしゃっていましたが、このまま放置すると歯の根の先に膿がたまり、将来的には抜歯が必要になる可能性もありました。
今回は、早期発見できたことで、歯をしっかりと残すための治療を選ぶことができた症例をご紹介します。
「できるだけ長持ちさせたい」患者様の想いに応えるために
患者様が望まれたのは、「できるだけ歯を長持ちさせたい」ということ。
そのため、再発リスクの少ない精密根管治療(エンド)をご提案しました。
以前に治療された際の根管充填(根の中に詰める薬)の状態が不十分で、再感染を起こしていたため
感染物質をしっかり取り除き、改めて薬を詰め直しました。
CT画像 | レントゲン画像 |
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治療後は一度仮歯を入れて経過を観察。炎症は落ち着き、レントゲン上でも病変が縮小していることが確認できたため、最終的な被せ物としてセラミック(フルジルコニアクラウン)を装着しました。
見た目の自然さと耐久性を両立した「フルジルコニアクラウン」
フルジルコニアクラウン、自然な色調と艶感が特徴のセラミック素材で、変色しにくく、金属を使用しないため歯ぐきへの影響も少ないのが魅力です。
審美性・機能性・耐久性の三拍子がそろった、非常に優れた素材です。
今回の治療後、患者様からはこんな言葉をいただきました。
「どれが被せ物なのかわからないですね。本当に自然できれいです。」
審美的にも高い評価をいただき、私たちとしてもとても嬉しい瞬間でした。
精密な治療で、歯を守り、見た目も美しく
今回のように、見た目には問題がなくても、レントゲン検査を通して病気が見つかることがあります。
自覚症状がないからといって安心せず、定期的なチェックがとても大切です。
政久歯科醫院では、マイクロスコープやCTを活用した精密な診断と治療を行い、患者様一人ひとりのご希望に合わせた最適なプランをご提案しています。
今回担当した村上先生は、丁寧な診療と細やかな治療を心がけ、患者様からの信頼も厚いドクターです。
「この歯、残せるかもしれません」まずは無料相談から
歯の寿命を延ばすためには、早期発見と適切な処置が鍵となります。
「できるだけ自分の歯で長く過ごしたい」「見た目にも美しく仕上げたい。
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
この記事の監修者
歯科医師:村上 諒
<経歴>
- 九州歯科大学歯学部 卒業
- 医療法人社団湧泉会 ひまわり歯科(研修医)
- 政久歯科醫院 入社
<資格・所属学会・団体>
- ストローマンベーシック
- ストローマンネオデント抜歯即時
- カラーコーディネーター
- 日本歯内療法学会