【訪問診療】入院後に合わなくなった総入れ歯にお困りの患者様が、再び「食べる喜び」を取り戻すまで|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年12月8日
入院や病気をきっかけに、これまで普通に使えていた入れ歯が急に合わなくなることは珍しくありません。
今回ご紹介する患者様も、まさにそのひとりでした。
入院後、食事がとれなくなってしまった患者様
今回ご相談いただいたのは、脳梗塞で約3ヶ月間入院されていた患者様です。
上下とも総入れ歯を使われていて、入院前はきざみ食であれば問題なく食事ができていました。
しかし入院中に少しずつご飯が食べられなくなり、
退院後はペースト状の食事や介護食が中心に。
さらに、入院中に入れ歯を持参していたものの、
十分に使用できなかった影響で
上顎の入れ歯が特に合わなくなってしまっていたのです。
入れ歯は2年前に作製したもので、これまでは快適に使えていたため、
「もう一度使えるようにしてほしい」
という切実な思いで訪問診療をご依頼くださいました。

ご自宅でのリベース(義歯の裏打ち)で噛みごこちを回復
入院や体調の変化により、口の中の粘膜は日々形が変わります。
そのため、
「今の粘膜の形に合っていない」=入れ歯が痛い/外れる/噛めない
という状態が起きていました。
そこで今回は、訪問診療にて次の処置を行いました。
上顎義歯のリベース(裏打ち修理)
- • ご自宅で粘膜面の型取りを実施
- • 入れ歯の裏側(粘膜に当たる面)を現在の形に合わせて作り直し
- • 修理後は再度調整を重ね、痛みや外れやすさを改善
修理後の入れ歯は適合が良好となり、現在は問題なくご使用いただけています。

患者様が見せてくださった“変化”
訪問診療では、入れ歯が噛めるようになると、
患者様の生活がガラッと変わることがあります。
今回の患者様も、修理した入れ歯をお渡しした後、
こんな言葉をくださいました。
「以前のように食事ができるようになった」
「好きなものを食べられるようになった」
「食べる楽しみが増えた」
「笑顔が戻ったと言われた」
“食べる”ことは、ただ栄養を摂るだけではなく、
心の元気を取り戻す大切な行為です。
そのお手伝いができたことを、私たちも心から嬉しく思っています。

ご自宅でも、施設でも。訪問診療でできること
政久歯科醫院では、
ご自宅や施設に伺って義歯の修理・調整・新製まで対応可能です。
- • 入れ歯が痛い
- • 外れやすい
- • 噛みにくくなった
- • 食事量が減ってきた
- • 口の中を見てもらいたいけれど通院が難しい
このようなお悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
「もう一度、食べる喜びを取り戻したい」
そんなお気持ちに、私たちは全力で寄り添います。
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

































































