入れ歯用マグネットでしっかり固定!
2018年6月7日
その入れ歯、美味しく食事ができますか?
保険で上の入れ歯を作る場合、口蓋をすっぽり覆う形の入れ歯になります。
主に使われる素材は、レジンというプラスチックです。
強度を保つために床が厚めに作られています。

そのため
「噛みにくい」
「味や温度を感じにくい」
⇓
『美味しく食事ができない』
入れ歯でも、もっと美味しく食事がしたい!!
そんな願いを叶える嬉しい入れ歯があります。
上図の「天井」部分を取った入れ歯
入れ歯用マグネットを用いた無口蓋入れ歯

しかしながら!
天井部分のない入れ歯は、ピッタリくっつかない!!
安定しなければ、しっかり「噛む」ことはできません。
しっかり「噛む」ことができなければ
美味しく食事はできません。
そこで、
残っている「根っこ」に磁石を吸着させる金属を取りつけ、
入れ歯にマグネット(磁石)を埋め込み、ピッタリくっつける方法
入れ歯用マグネットを用いた無口蓋入れ歯!
入れ歯の装着力、維持力が高いので、ズレたり、
外れたりせず、安定してしっかり噛めるのです!!
上の顎の歯の本数が数本しかなくなって、近い将来
部分入れ歯から総入れ歯になる可能性の高い方には
おススメの入れ歯です。
頭頚部のMRI撮影時にも入れ歯を外せば影響はありません。
まとめ
マグネット無口蓋入れ歯のメリット
メリット1 装着感がよく、食べたものの味が感じられる。
メリット2 残っている歯の負担が少なくなり歯を抜かなくてもよくなる。
メリット3 入れ歯のやりかえが不必要でずっと使える。(修理は必要)
メリット4 部分入れ歯の掛け金がないので見た目が自然
マグネット無口蓋入れ歯のデメリット
デメリット1 保険適用外なので、治療費が高くなる。
デメリット2 歯根が残っている方しか適用できない

入れ歯でお困りの方、
美味しく食事がしたい方
しっかり噛める入れ歯をお探しの方
お気軽にご相談ください。
お電話は086-234-5255
歯科用CTはすごいのです!
2017年8月31日
歯科用CTって?
Computed Tomography(コンピューター断層撮影)のことを略してCTと言います。CT検査はX線を利用して、身体の内部(断面)を画像化する検査で、体内の様々な病巣を発見することができます。医科でのCT検査で臓器のスライス画像をご覧になったことはありませんか?
歯科用CTは頭頚部に特化したX線装置で、口腔歯科領域の診断に絶大な威力を発揮します。
(さらに…)
メタルフリーって何ですか?
2017年7月31日
金属を使わない歯科治療のことです。
長い間、保険の歯科治療では、金銀パラジウム合金(いわゆる銀歯)が使い勝手の良い金属
として用いられてきました。
硬度があり、安価であることから当たり前に治療に用いられてきました。
しかし、金属(銀歯)による様々なリスクや問題点が明らかになった現在、
金属を使用しない「メタルフリー治療」が注目を集めています。
現在では、グラスファイバー セラミック コンポジットレジンなど金属以外の素材を
用いて十分な強度で歯を治療することが 可能になりました。
歯科材料や接着剤の進歩などにより、保険治療で使用する歯科用金属ではできなかった
仕上がりが可能で、審美的にも優れ、身体にも安全です。
なぜメタルフリーへ?
口腔内という過酷な環境の中で、金属がイオン化・溶出し、体内に取り込まれ、
身体に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
金属アレルギーはその代表的なものです。
他には、神経の無い歯の土台に用いた金属が 根を腐食させることもあります。
歯の根の部分の破折や、歯茎の黒ずみにも影響します。
美と健康のためメタルフリー治療が行われるようになりました。
まとめ
「メタルフリー治療」とは、詰め物、被せ物、土台にいたるまで一切、
金属を使わない歯科治療です。アレルギーの少ない、身体に優しい歯科治療です。
お口は、身体の内部へとつながる臓器。
保険外治療になりますが、より良い治療のためのスタンダードになりつつあります。
抜歯同時インプラント
2016年5月7日
抜歯して1日でインプラント
近年インプラントの進化も著しく、当診療所で使用しているストローマンインプラントにおいては、最短で手術から4週間で歯を入れることが可能になり、また予後もより安定的になっています。
ただ、抜歯をした場合通常は、穴が治るのを待ってもう一度インプラントの手術をします。
抜歯即時インプラントは、歯を抜いてその穴にすぐインプラントを入れるため手術は1回で終わりますし、骨を削るのも十分の1程度で済みます。
術後が楽ですし歯が入るのも早くなります。
条件さえ合えば、抜歯同時インプラントは患者様の精神的・身体的負担が軽減され、とても喜ばれております。
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