受付山本が見た!患者様には見せない歯科衛生士の努力✨②
2021年12月6日
こんにちは!
政久歯科醫院の山本です😊
前回のブログもお読みくださりありがとうございます✨
とても、とっても嬉しいです❕❕✨

さて、今回は前回ブログの続きです💡
学校卒業後の歯科衛生士は、実習を経験しているとはいえ
社会人1年目は覚えることも・学ぶことも新しい経験もいっぱい❕❕
それから何年働いても
日々の診療の中での学び以上に自分の技術を磨きたい
知識を増やしたい
その想いから、自主練習をしています。
先輩も後輩も一緒になり
先輩は後輩の練習を見て、指導し、サポートしています
後輩は先輩の教えを実践し、先輩のトレーニングを見て学びます。
テキストを見ながら
手を動かしながら。
硬い歯石を除去するためには指の力も必要です。

正しい器具・道具を選ぶ目・知識も必要です。
歯の形態を理解し、正確な検査を実施し
状況を把握し、必要な処置を考え院長に相談することも必要です。
一人一人の患者様の状態・生活背景・ご希望などを考慮しながら
コミュニケーションをとり一緒に進んでいくことも必要です。
歯科衛生士業務は、技術ばかりを磨くことだけではままなりません。
人間力をしっかり磨き、コミュニケーション能力
相手を理解しよう・寄り添おうとする心を磨くことも必要です。
そのことを理解し、歯科衛生士としての責任感を持ち
自分自身が成長することの重要性を自覚しているからこそ
政久歯科醫院の歯科衛生士は常に考え・トレーニングし、実践し、振り返り
また自分を磨いていきます。
休日を使ってセミナーを受講することもあります。
そして、学ぶだけで「いい話を聴いた」「モチベーションが上がった」で
終わることなく、
この学びを醫院で活かすためにはどうすれば?と考えることも出来ます✨

その姿は
思わず応援したくなってきます✨
その努力は、
決して患者様には見えないところで
行われていますが
その成果は
患者様の健康と美しさをサポートする力に変わっています✨
そして、歯科衛生士の業務として
歯科医師の診療補助もあるのです。
歯科医師が治療をスムーズ行うためには
治療の流れを理解し、歯科医師の考えていることを理解し
そして、歯科医師と同じ目線でお口の中を診るくらいの知識や判断力が必要です。
後手後手ではなく、先手先手で動いていると同時に
先に先にとリードするのではなく、絶妙なタイミングでの補助が求められます。

それは、『歯科医師のために』ではありません。
歯科医師がスムーズにストレスなく、思い描いた通りの治療を進めることが
結果として、患者様のためになるからです。
少しでも患者様の負担を少なくするためには必要なスキルの一つです。
そのためには、治療進行中だけではなく
患者様が診療室に入られる前の準備から
治療後の片付けまで、すべてにおいて神経を巡らせています。

歯科助手として
一緒に働く私が見てきたのは
患者様のために
醫院のために
自分自身のためにと
前を向いて技術を磨き続ける
努力・改善し続ける姿です。
一緒に働けることを誇りに思います✨
政久歯科醫院では、スキルアップのためのトレーニングやミーティングなど
診療時間後にするのではなく、
診療時間の中で時間をとって実施しています。
仕事の時間だけではなく、プライベートも大切にしてほしいという
院長の想いから、休憩時間をしっかりとること
診療後は残ることなく帰宅することも私たちの仕事の一つです😊
歯科衛生士の努力を応援し、成長を後押ししてくれる院長の想いと
醫院の体制があるということも、政久歯科醫院の魅力です✨
さて、どうでしょうか?
歯科衛生士のお仕事について、少し違う一面をお伝えすることができたでしょうか?
今回は、助手の目線で歯科衛生士を紹介してみました💡
私の知らない面もまだまだきっとたくさんあります❕❕
そして、歯科院で働く色んな職種の方のお仕事も深く知れば面白い発見があるかもしれません!
他にも「こんな仕事のことも知りたい!」や
「歯科のこんな事紹介してほしい」など
リクエストがあれば、ぜひコメントくださいね😊
今回もお読みくださりありがとうございました✨
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
政久歯科醫院は
美しく健康でありたいという
想いを全力でサポートいたします‼️
医療法人BLISS 政久歯科醫院
〒700-0822
岡山市北区表町1-5-1シンフォニービル2階
☎︎(086)234-5255
平日9:30〜13:00/14:30〜19:00(木曜日を除く)
土曜9:00〜13:00/14:30〜18:00
休診日:木曜日、日曜日、祝日
お口の健康は全身に通ず ~歯周病~
2020年3月16日
こんにちは、政久歯科醫院 チーフ歯科衛生士 岡嶋です。
デンタルケアを通し、患者様の笑顔と健康のお役に立てることを日々幸せに思いながら、仕事をさせて頂いております。
(さらに…)
つまようじ法 V7
2018年7月27日
きちんと歯みがきできていますか?
虫歯や歯周病を予防するために、毎日の歯磨きが欠かせません。
歯磨きでネバネバしたプラークを除去することが目的ですが、
普通どんなによく磨けたと思っていても20~30%程度しか除去出来ていません。
そこで定期的なプロフェッショナルケアを受けることがとても大切な習慣なのです。
歯磨き(ブラッシング)は「プロフェッショナルからの適切な指導があってはじめて成果が出るもの」です。
つまようじ法 V7歯ブラシ
「つまようじ法」という歯磨き法をご存知ですか?
つまようじ法は 元岡山大学名誉教授の渡邉達夫先生により考案された歯磨き法で、
V7という専用の歯ブラシを使用します。
歯周病の予防、改善に効果のある歯磨き法です。
当院では「つまようじ法」を用いた歯周病ケア、ブラッシング指導も行っております。
「つまようじ法」は正しく行えば、歯肉炎、歯周病に大変効果的なブラッシング法ですが、
我流・独学では効果が出ないばかりか、歯茎を傷めてしまうこともありますので、
専門家による指導が必要です。
また、「つまようじ法」が全ての方に適しているかどうかは定かではありません。
歯科医師による正しい診断、歯科衛生士による適切な指導の下に行うことが大切です。
「つまようじ法」歯ブラシV7でのブラッシング法はコチラをご覧ください。
政久歯科醫院の予防歯科
問題のあるお口の状態を解決できていないまま、ただ歯科医院にメンテナンスに行き、
ブラッシングだけをしていても意味がありません。
虫歯や歯周病になるには原因があります。
歯科医院に定期的にメンテナンスに通っていても、
生活習慣や毎日のセルフケアを怠れば、病気は再発しやすく、
健康な口腔の状態を維持することは困難です。
予防は「治療の必要のない健康な口腔の状態」あるいは
「きちんと治療された口腔の状態」を維持管理するために
計画的に行われなければなりません。
歯科医院においては以下のことがきちんと的確に行われることが重要です。
□ 原因除去治療が行われたか?
□ 歯周精密検査(X線検査・歯周ポケット測定・動揺度の検査)は?
□ 噛み合わせのチェックは?
□ 生活習慣のチェックは?
□ ブラッシング指導は?
□ クリーニングは?
そして、患者様ご自身による日々のデンタルケアの充実があってこそ、
お口の健康は維持できます。
私たち歯科衛生士は、プロフェッショナルケアにより、
お口をきれいな状態にすることはもちろんのこと、
患者様が普段の生活においてもきちんとした生活習慣や
正しいブラッシングができるようにお伝えし、
実践できるようご指導して、お口の健康を守ることが使命です。
予防歯科が導く美と健康

デンタルケアセンター政久歯科醫院では、お口全体の丁寧な診査、正確な診断、十分な説明を大切に考えております。患者様のご要望を十分お伺いして、治療計画や予防計画を立てております。
予防歯科は総合歯科治療ができてこそのものです。
健康で幸せな毎日のためにワンランク上の「予防歯科」に通うという聡明な選択をなさってください!!
歯科健診、マウスクリーニング、予防歯科に関するお問い合わせは
086-234-5255 までお気軽にどうぞ。
繰り返さず、長持ちする歯科治療を!
2017年10月14日
こんにちは、デンタルケアセンター政久歯科醫院 院長の政久です。味覚の秋と申しますが、四季のある日本の豊かな食文化の中で、特に豊の秋には幸せを感じます。
「いつまでも自分の歯で美味しく食事ができること」は基本的な人間の願いです。
政久歯科醫院の提供する歯科診療には、常に「科学的根拠に基づく診断をし、治療結果に責任の持てる仕事をしている」という誇りがあります。
その診断と治療は、医学的根拠に基づいているか。
患者様本来の主訴を解決するための最善のものか。
常にスタッフとこのことを共有し、「政久歯科醫院に出会えて、本当に良かった!」と言って頂ける歯科医療を提供し、お口の健康を守ることで全身の健康をも見守っていきたいという信念のもと日々診療しております。
その場限りの削って詰める治療が繰り返され、重篤な状態になって当院にご来院される患者様が多くいらっしゃいます。
先日も60代の重度の歯周病の女性が紹介によりご来院されました。
(さらに…)
歯周病から身体を守るために今日からできること
2017年9月18日
全身の健康を脅かす「歯周病」
痛みもなく発症する歯周病の恐ろしさ
歯周病とは、歯や歯茎の境目の歯垢(プラーク)の中の歯周病菌が歯茎にダメージを与え、歯を支える骨(歯槽骨)を破壊して、最終的には歯が抜けてしまうことがある病気で、成人の80%以上が罹患しているといわれる「国民病」です。
その影響は、肺炎や動脈硬化、糖尿病、低体重児出産・早産、メタリックシンドローム、認知症と全身に及びます。
口腔環境を改善することで不調が緩和するケースが報告されています
(さらに…)
妊娠中に歯の治療は可能ですか?
2017年9月1日
妊娠中も歯科治療できます。
妊娠中の歯科治療で一番に心配になるのが、レントゲン検査や麻酔、投薬ではないでしょうか。基本的に、妊娠中にレントゲン検査を受けても、胎内の赤ちゃんへの被ばくの影響はほとんどないとされています。また、歯科治療で使用される局所麻酔は患部周辺にしか停滞しないため、赤ちゃんに影響がおよぶことはないとされています。お薬については、妊娠中に使用できないものがありますので注意が必要ですが、赤ちゃんへの悪影響が報告されていない安全なお薬が処方されますのでご安心ください。虫歯治療や歯周病治療のような一般的なものであれば、妊娠中でも歯科治療は可能です。治療の時期についてや、特別な治療(親知らずの抜歯など)で妊娠、授乳期を避けた方が良い場合もありますので、歯科医師とよく相談のうえ進めることが大切です。 (さらに…)
抜歯の必要ありーには理由があります。
2017年7月21日
こんにちは、政久歯科醫院 院長の政久です。
お暑い日が続いておりますが、お元気にお過ごしでしょうか?
夏の土用のこの季節の強い日差しのことを「土用照り」というそうです。
くれぐれも熱中症に気を付けてお過ごしください。
この歯、抜歯しなければいけませんか?
さて、歯科医院で「この歯は、抜かなければなりませんね。」と告げられると少なからずショックを受けられることと思います。
「抜かない治療」=「良い歯医者」と思われているかもしれません。
歯を残すための治療に最善を尽くすのは当然のことですが、抜歯すべき歯を、抜歯すべきタイミングで抜歯していないために、状態がかなり悪化してしまうケースがあります。
治療により抜歯をせず状態が改善できれば良いのですが
そのように出来ない場合があります。
例えば
①進行しすぎた歯周病
②根の中まで進んだ虫歯
③大きくなりすぎた根の先の炎症
④歯の根が割れてしまっている場合
⑤横や斜めに生えている親知らず
などの場合です。
治らないまま使い続けると骨や歯肉のダメージがどんどん広がってしまい、周りの歯が悪くなってしまう事もあります。
それを食い止めるために抜歯も場合によっては必要ということです。
歯を残す治療が大切なことはもちろんですが、抜歯の判断を誤らないことも総合的なお口の健康を維持してゆくためには大切なことです。
歯周病がアルツハイマーのハイリスク因子!?
2017年7月16日
アルツハイマー症状 歯周病で進行?!
歯周病は、「狭心症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「糖尿病」「誤嚥性肺炎」「骨粗鬆症」などの誘因になり、健康を阻害する重大なリスクファクターになる事実が判明している(日本臨床歯周病学会より)。
そして今年5月、日本大学歯学部の落合邦康特任教授(口腔細菌学)らの研究チームによる最新研究で、歯周病を放置すれば、約300種類もの歯周病の原因菌が産出する「酪酸」が、「アルツハイマー病」の発症リスクを高めるとする研究が、初めて発表された。
アルツハイマー病は認知症の原因疾患の一つ
アルツハイマー病とは、徐々に脳細胞が死んでいく、脳の神経細胞が減少する、脳の中で記憶を司る「海馬」を中心に脳全体が萎縮するというような変化が現れる病気で、現在、約500万人とされる認知症患者のおよそ7割(約350万人)はアルツハイマー型認知症と推定されている(厚生労働省「認知症施策推進総合戦略 新オレンジプラン」)。
歯周病は日本人の8割が罹患
厚生労働省の『平成26年度 国民医療費の概況/患者調査の概況』によると、「歯肉炎」や「歯周病」の患者数は331万5000人 (男性137万3000人、女性194万2000人)。歯周病の有病率は20代が約7割、30~50代が約8割、60代は約9割にのぼる。
歯周病とは、歯垢(プラーク)の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、結果的に歯を失う原因となる。
歯垢(プラーク)は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着。 これはブラッシングだけでは取り除くことができず、この歯石の中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続ける。
歯周病菌が産出する「酪酸」がアルツハイマー病の一因か?!
研究チームは歯周病の原因菌(レッドコンプレックス)となるP.g.菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス)、T.f.菌(タネレラ・フォーサイセンシス)、T.d.菌(トレポネーマ・デンティコラ)などが生成する「酪酸」が歯周細胞内に取り込まれると、鉄分子(ヘム)、過酸化水素、遊離脂肪酸が過剰に産出されるため、酸化ストレスによって歯周細胞が破壊されることに注目した。(※酪酸は口臭の原因の一つでもある。)
さらに研究チームは、「酪酸」が動物の脳にどのような影響を与えるのかを調べるために、健康なラット3匹の歯肉に酪酸を注射。6時間後に、記憶を司る「海馬」、ホルモンの分泌に関わる「松果体」と「下垂体」、さまざまな高度な活動を司る「大脳」、運動機能を調整する「小脳」が受けた酸化ストレスを分析した。
その結果、「酪酸」を注射したラットは通常のラットに比べ、鉄分子(ヘム)、過酸化水素、遊離脂肪酸の濃度が全ての部位で平均35~83%も上昇していた。
特に「海馬」での上昇率が最も高く、ヘムは平均79%、過酸化水素は平均83%、遊離脂肪酸は平均81%、アポトーシス(細胞死)を誘導するタンパク質分解酵素のカスパーゼは平均87%も濃度が上昇。さらに、アルツハイマー病の患者の脳神経細胞内で物質輸送に関わるタンパク質の「タウ」の量が平均42%も増加していた。
分かりやすく説明すると
口腔内で歯周病菌が酪酸を作り、その酪酸が血管を通じて身体に侵入し、脳へ到達すると鉄分子を過剰に生成する。そしてこの鉄分子が脳の中の海馬という部分で脳細胞を破壊するというメカニズム。海馬は記憶をつかさどる器官であるため、その力が衰えてくると、アルツハイマー症状が進行する、というもの。
落合特任教授によれば、歯周病患者の歯周ポケットからは健常人の10~20倍もの酪酸が検出されることから、歯周病巣の酪酸が長期間にわたって脳内に取り込まれると、アルツハイマー病を引き起こす一因になるので、早めに治療をすべきだと指摘している。
歯周病かどうかの見分け方
-
朝、口の中がネバネバする
-
口臭がきつい
-
歯を磨くと歯茎から血が出る
-
歯茎が赤く腫れている
-
歯が長くなったような気がする
-
歯に物が挟まりやすい
-
歯茎が痛い(かゆい)
-
固いものを噛めない
上記8つのうち、3つ以上当てはまる場合は要注意!!
まとめ
現在では歯周病は、予防でき治療も可能な病気。 大切なのは予防、診断、早期治療、そしてメンテナンス。
「不治の病」とさえ言われていた歯周病も、現在では進行を阻止することが可能となり、健康をとりもどすことができる。まず、歯周病の原因である歯垢をためない、増やさないことが基本。そのためには・・・
- 正しい歯ブラシの方法でのブラッシングを毎日実行し、歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切。
- 歯肉の中まで入っている歯石を完全に取り除き、さらに根の表面を滑らかにして炎症を引き起こす細菌を徹底的に除去すること。
- 傷んだ歯肉、骨を治療して健康に近い歯肉にすること。
- お口の健康の保持のため歯科衛生士による専門的なクリーニングなどのメインテナンスを定期的に受けること。
歯科医院での定期的な健診とメインテナンスでお口の健康を守ることは、アルツハイマーの予防にも役立つ!!
若い方でも歯周病!!
2017年2月21日
こんにちは、二月も終わりに近づいてきましたが、まだまだ寒い日が続いております。寒中に可憐に咲く梅の花をみると、その健気さに心打たれます。華やかな桜の季節前の静かに春を待つこの時期が、とても好きな歯科衛生士 岡嶋です。
さて、先日「全身の健康はお口に通ず」で歯周病のことに触れましたが、若い方は「自分には関係ない」と思われていませんか?
確かに歯周病罹患率は年齢とともに増えていく傾向がありますが、25~34歳では20%位の罹患率となっており、当院におきましても若い方の進行した歯周病を見かけることがよくあります。
(さらに…)