審美治療:見た目をきれいにしたい!歯並び・長さ・白さで満足のいく状態を実現
2024年5月13日
目次
前歯が欠けてしまい審美治療を求めてご来院
過去に事故によって前歯が欠けてしまった患者様
事故の後、他院で神経をとる治療をして詰め物をして治療終了したが、詰め物が取れてしまい来院。
問診票には
□ 詰め物・被せ物が取れた
□ 歯を白くしたい
□ 歯並び・噛み合わせが気になる
という項目にチェックがあり、初診カウンセリングでしっかりとお話しを伺った。
かかりつけの医院では審美治療を行っていないが、実は欠けた部分だけではなく『歯の大きさや長さ』について
大きくて目立つというコンプレックスがあり「キレイにしたい!色も白くしたい!」というご希望がありました。
検査とシュミレーション
費用にかかわらず、自分の状態に合った最善の治療を提案してほしいというご希望もあり、まずはお口の検査からスタート
□ レントゲン:虫歯や骨の状態をチェック
□ 口腔内写真:歯ぐきの状態などお口の奥までチェック
□ 歯周病検査:歯周病があるかどうか、進行具合などをチェック
初めてのご来院時はお口の中の情報が全くないため、検査をすることで状況を把握し、治療計画を立てていきます。
また、今回は患者様の『歯の大きさと長さをキレイにして・出っ歯も治したい』というご希望を実現するためのシュミレーションを行うことに。
現在の状態を型どりしてシュミレーション用の模型を作成。
これをWAX UP(ワックスアップ)といいます。
模型上の歯を削って「治療後の状態がどんな風になるのか?」「どんな治療が出来るのか」を実際に見ることができます。
説明と治療スタート
検査結果から、今回欠けている歯を含めてむし歯治療が必要だということが分かりました。
また、WAX UPを使って患者様に現状と治療後の予想状態を見て頂き、今後の治療について説明とご提案。
むし歯治療と見た目の部分を同時に進めていくことになりました。
まずは、見た目を改善するため、応急的にCRという素材で欠けている部分を補い、むし歯治療中に使用する仮歯の型どりを行いました。
治療中の見た目も悪くならないように作成する仮歯はプロの技工士が作成するため、仮歯といえど とてもきれいに出来上がります。
むし歯治療が終わると、いよいよ歯の色・大きさ・長さについての処置を進めていきます。
ホワイトニングのタイミング
今回のように、被せ物が入る予定がある患者様がホワイトニングを希望され場合は被せ物作成よりも先にホワイトニングを進めます。
実は、ホワイトニング材は『歯を白くする』作用はありますが『被せ物を白くする』ことは出来ません。
そのため、先に被せ物の色を決めてお口にセットしてからホワイトニングを進めると
歯の色と・被せ物の色に差が生まれて、せっかくの歯の白さが浮いてしまうことがあります。
このことを患者様にもお伝えして、まずはホワイトニングを進めることに。
政久歯科醫院ではいくつかのホワイトニング方法後実施していますが、今回の患者様はホームホワイトニングを希望されました。
ホワイトニング期間中は、最終的な被せになる前の微調整を重ねました。
仮歯で歯の大きさ・長さの調整を行い、患者様の理想の状態に近づけていきます。
調整が進むにつれて患者様の反応はどんどんと嬉しそうになり、仮歯の段階でも「すごい、きれい…」とおっしゃっていました。
被せ物の種類決定・完成へ
ホワイトニングも完了し、いよいよ最終的な被せ物の作成へ!
今回の患者様は『オールセラミックス・ジルコニアクラウン(スタンダード)』を選択されました。
【オールセラミックス・ジルコニアクラウン(スタンダード)とは?】
・天然歯に最も近い透性と強度があります。
・歯肉の黒ズミ、金属アレルギーの心配がありません。
・全てにおいて最高のクオリティで、最新の被せです。
ジルコニアは陶器や人工関節などにも使用される身体に優しい材料です。
歯の色やバランス・患者様のご希望を考慮しながら、周囲の歯に馴染む『より自然な前歯』を作ります。
自費診療を担当する歯科技工士が立ち合い、細かい調整を重ね
初診時から3ヵ月ほどで、最終的な被せ物が入り治療終了しました。
▼治療終了時の状態がこちら
治療後の患者様の反応・経過
初めて当院に来院された時から、「違和感なく自然に美しく見える」状態を求めていらした患者様。
ホワイトニングで歯の色が白くなり、欠けていた前歯はむし歯治療も出来て、きれいな被せ物が入ったことで
まさに「自然に美しく見える」状態になりました。
最終的にセットした『オールセラミックス・ジルコニアクラウン(スタンダード)』は
患者様・歯科医師・歯科技工士で綿密に相談を繰り返して完成した被せ物なので
お口に入った時、患者様はとても満足し「すごい…良い!」と鏡を見られていました。
口元の印象を決めるバランスには『黄金比率』や『スマイルライン』『左右の前歯の対称性』などがあります。
特に、左右対称であることで「きれいな口元」という印象が決まります。
今回は、技工士と一緒に患者様のお口のバランスを見ながら『黄金比率』『スマイルライン』『左右の前歯の対称性』を理想の状態へ近づけています。
今回の治療を担当したドクターは 副院長・政久侃祐先生
歯を残したい!綺麗にしたい!しっかり噛みたい!など、患者様のお悩みやご希望に寄り添って詰め物の完成までには
「もう少し歯を短く」「もう少し明るく」など、患者様のご要望に添って理想の状態に近づけるように心掛けています。
大切な歯ですから、患者様が満足いくまで微調整をしていきます。
政久歯科醫院では、患者様の想いやご希望に寄り添いながら
歯科医療を通して『美』と『健康』の実現をサポートしています。
ご予約は電話・LINEまたはWEB予約をご利用ください。