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歯が割れた・・・抜歯した穴に即時インプラント

2018年6月6日

数週間前 

 

  「先生、噛むと右下が痛いんだけど」と患者Bさんご来院。

 

レントゲンで確認したところ、右下の第2小臼歯の周りが黒く写っています。

歯茎を調べると腫れがあり、ポケットができていました。

 

  「う~ん 先まで根が割れてしまっています 残念だけど抜歯せにゃいけんな~」

  「え~ ・・・ もうどうもならんですか」

  「こればっかりは、治しようがないんです このままだと周りの歯も悪くなるんです」

 

ということで次の治療相談をした結果、インプラントを希望されました。

   CTにて調べると、

抜く歯と入れるインプラントの大きさが同じぐらいです。

 

   「抜歯してすぐにその穴にインプラントを入れることが出来そうです」と説明すると

   「一回で済むんなら、そっちの方がいいです それでして下さい」

 

ということで決まりました。

 

抜歯直後にインプラントを埋入しました。施術時間は1時間程度 抜歯した穴に入れるためドリルで骨を削るのも

少なくてすみますし痛みも少ないです。

 

通常は抜歯してから骨ができるまで待って、それから再び骨を削ってインプラントを入れますが

抜歯同時インプラントは抜歯手術とインプラント手術を同時に行うため1回で手術が終わります。 

そのため治療が楽に受けていただけます。

 

 

 

 

 

 

ということで、無事に終わりました。

術後

安全なインプラントガイド手術

2018年5月10日

インプラント手術が安全に行えます!

患者Oさん(60代男性)との会話

患者Oさん 「先生、インプラントは突き抜けたりせんのんかな?

       なんか、久しぶりで怖いな~。」

       (8年前にインプラントした時はそんなこと言われなかったのに・・・)

政久    「Oさんのような方のために、手術用のガイドがあるんですよ。

       これを使えば安全で、安心して手術を受けていただけますよ。」

患者Oさん  「先生、ぜひそれを使ってインプラント手術してください!」

 

というわけで、本日インプラント用ガイドを使ってのインプラントオペ。

 

まずはCTによるインプラント埋入位置のシュミレーション

手術用ガイドを使用

決めた位置にインプラントを埋入するために

サージカルガイドを使用。

これにより正確で安全な施術が可能となります。

また埋入にかかる時間も短縮でき、患者負担は軽減できます。

ちなみに本日のインプラント手術時間は15分程度でした。

 

実際にシュミレーション通りに
インプラント埋入完了。

 

 

政久    「Oさん、お疲れさまでした。終わりましたよ。」

患者Oさん 「えっ!!もう終わったんかな?

       先生、腕をあげたな。」

政久     「(・∀・)イイネ!!  」

ガイドシステムを用いたインプラント手術は基本的には低侵襲で術後の痛みも少なく、

治癒も早いというメリットがあります。

ただ、通常のインプラント手術に熟練していないドクターが

ガイドシステムだけを頼りにインプラント治療を行う場合は

リスクを伴うということを忘れてはいけないでしょう。

いずれにしろ、患者さまのご希望を踏まえて診断から治療計画の立案、

実際の手術までドクター、歯科衛生士ともに最善を尽くして安全、

確実に治療していくことが大切だと考えています。

 

政久歯科醫院のインプラント治療についてはコチラから

インプラント治療に対するお問い合わせは

086-234-5255までお気軽にご相談ください。

メールでのお問合せはコチラからどうぞ。

骨粗しょう症でもインプラントはできますか?

2017年9月30日

骨粗しょう症でもインプラント治療は可能

骨粗しょう症に罹患していると骨密度が低下しますが、インプラント治療への影響は少ないとされており、骨粗しょう症でもインプラント治療は可能です。きちんと骨の状態を検査し、適切な治療を行うことで十分に可能です。

骨の量が少ない場合でも骨を移植したり、再生させる治療法もあります。

ビスフォスフォネート製剤を使用されている場合

骨粗しょう症の治療のために服用している薬がビスフォスフォネート製剤の場合、用量,服用期間によってはインプラントと骨との結合に影響し、治療の成功率が下がる可能性があります。ビスフォスフォネート製剤は、骨の代謝を止め、骨が溶けるのを防ぐ反面、骨の治癒を妨げます。ビスフォスフォネート製剤を使用されている方は、インプラント治療に限らず、抜歯等の外科的治療後、わずかではありますが骨の壊死などによる予後不良があるとされています。

骨粗しょう症の治療中にインプラント治療をご希望の場合

歯科医師が骨粗しょう症の治療の主治医と連携を取り、インプラント治療のための休薬等の相談をしながら、安全な治療計画を立てることが大切です。

インプラント治療についてのお問い合わせは 086-234-5255 まで

 

インプラントは何歳までできますか?

2017年9月21日

インプラント治療に何歳までという制限はありません。

しかし年齢とともに治癒能力が若年者と比較して低くなり、また健康状態も 個人差が大きく,単純に年齢で患者がインプラント治療の適応であるか,非適応であるか は判断できません。

高齢による年齢制限はありませんが、インプラント治療のリスクとなる全身疾患がないことなど総合的に判断した上でということになります。また、インプラント後のメンテナンスを継続して行うことが必要となります。

政久歯科醫院のインプラント治療はコチラをご覧ください。

インプラント治療後のメンテナンスは必須です。

2017年2月14日

インプラント周囲炎の原因は主にメンテナンス不足です

インプラント治療は治療後にメンテナンスを怠るとせっかく自分の歯のような嚙み心地を取り戻されても、それを長持ちさせることが難しくなります。インプラント治療と治療後のメンテナンスは切り離すことができません。
天然歯の細菌感染「歯周病」は、歯を失う大きな要因の一つですが、インプラントの細菌感染「インプラント周囲炎」は、インプラント失敗の最大原因と言えます。インプラント周囲炎は、歯周病と同様に口の中の汚れ(プラークや歯石)が原因であり、インプラントをお使いの方は注意しなければならない病気です。

 

インプラント周囲炎とは?

インプラント周囲炎とは、細菌感染によって歯肉や歯周組織に起こる炎症です。歯肉の炎症から始まり、歯周組織にまで炎症が拡がると、歯槽骨の吸収・インプラントの脱落を招きます。天然歯の歯周病と異なる点は、インプラントには歯根膜などの栄養血管が周囲にないため、抵抗力が弱く、進行しやすいという点です。急速に炎症が拡がってしまうため、重症化しやすいという特徴があります。

 

インプラント周囲炎の原因

インプラント周囲炎の原因は、プラークや歯石の中に存在する細菌であり、「毎日歯磨きしている」という人でも、感染する可能性があります。歯磨きだけでは、口の中の汚れを100%除去することはできないため、定期的に歯科医院で磨き残した汚れを除去する必要があるのです。そのため、インプラント治療後は、セルフメンテナンスに加え、定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。普段の歯磨きに加え、定期的にプロによるクリーニングを受けることで、インプラント周囲炎の効果的な予防が可能になるのです。

喫煙もインプラント周囲炎の原因に

インプラント治療を受ける際に、喫煙リスクについても説明しておりますが、喫煙は歯肉の免疫力を低下させ、感染リスクを高めます。

インプラント周囲炎を効果的に予防するには、口の中の細菌を減らすことはもちろん、細菌に負けない歯肉を維持することが大切なのです。

 

インプラント周囲炎の症状

インプラント周囲炎の症状は次の通りです。

Ⅰ軽い炎症

歯肉の腫れ・出血

Ⅱ炎症が歯槽骨にまで及ぶ

歯肉の腫れ・出血・歯周ポケットが深くなる

Ⅲ歯槽骨の吸収が進む

歯肉の腫れ・出血・歯周ポケットがさらに深くなる
歯肉から膿が出る・歯肉の退縮・インプラントの動揺

※歯肉炎の症状と似た、進行度Ⅰの病態は「インプラント周囲粘膜炎」とも呼ばれます。周囲炎の初期段階であるため、この段階での適切な治療が望ましいでしょう。

初期症状は自覚しにくいため、歯科医院で行う定期的メンテナンスでチェックを受けることが大切です。定期的メンテナンスは、口の中のクリーニングなどを行うことで予防効果も高まりますが、万一細菌感染してしまった場合の、早期発見にもつながるのです。

インプラント周囲炎は、初期の段階では痛みなどの症状が起こりません。そのため、症状に気付きにくく、気付いた頃には重症化しているケースも少なくありません。

 

インプラント周囲炎の治療方法

インプラント周囲炎の初期段階である「インプラント周囲粘膜炎」ならば、適切なプラークコントロールを行うことで症状は改善されます。しかし、炎症が歯周組織にまで拡がり、インプラントに汚れが付着するようになると、インプラント表面をキレイにする施術が必要になります。さらに周囲炎が進行して歯槽骨の吸収が始まると(表1進行度Ⅲ 歯肉の退縮)、外科的な処置も必要になってきます。歯肉を切開してインプラントに付着した汚れの除去、歯周ポケットの切除などをしなければならなくなるのです。また、歯槽骨の吸収が著しい場合には骨量を増やす治療が、歯肉の退縮が著しい場合には歯肉を増やす治療が必要になる場合もあります。

 

インプラント周囲炎を予防するには?

インプラント周囲炎を予防するには、次の3つのことが必要になります。

  • 正しいブラッシング方法を習得し、日頃から効果的なプラークコントロールを行う
  • 医師の指示に従って、定期的な通院(メンテナンス)を継続する
  • 喫煙や食習慣など、インプラント歯周炎のリスクを高める生活習慣を改める

政久歯科醫院では、インプラント周囲炎を効果的に予防するため、メンテナンスはもちろん、ブラッシング指導や生活指導を行っています。

インプラント治療を受けられた多くの患者様には、きちんとインプラントメンテナンスにご来院頂いておりますが、インプラント治療後、快適な口腔環境でトラブルなくお過ごしで、メンテナンスにお越しになられていない患者様、症状がなくてもメンテナンスは必要です。症状が出てからでは遅いのです。

私が22年前に初めてインプラント治療をさせて頂いた患者様は現在80歳。インプラントが6本埋入してありますが、現在も口腔機能に問題なく快適に過ごされています。年に数回のメンテナンスに必ずご来院されていることは言うまでもありません。

インプラントを長持ちさせるためには、ぜひプロフェッショナルによるメンテナンスをご継続ください。

抜歯同時インプラント

2016年5月7日

抜歯して1日でインプラント

近年インプラントの進化も著しく、当診療所で使用しているストローマンインプラントにおいては、最短で手術から4週間で歯を入れることが可能になり、また予後もより安定的になっています。
ただ、抜歯をした場合通常は、穴が治るのを待ってもう一度インプラントの手術をします。
抜歯即時インプラントは、歯を抜いてその穴にすぐインプラントを入れるため手術は1回で終わりますし、骨を削るのも十分の1程度で済みます。
術後が楽ですし歯が入るのも早くなります。
条件さえ合えば、抜歯同時インプラントは患者様の精神的・身体的負担が軽減され、とても喜ばれております。

(さらに…)

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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