【症例紹介】傾いてしまった奥歯をまっすぐに整え、しっかり噛めるお口へ|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年5月26日
目次
歯が1本抜けたままになっていると、「隣の歯が倒れてきてしまう」ことがあります。
今回は、右下の奥歯が手前に傾いてしまった患者様に対し、その歯を元の正しい位置に戻す「アップライト」という処置を行い、補綴治療(被せ物)ブリッジ治療までをスムーズに進めることができた症例をご紹介します。
歯が傾くのはなぜ?
今回の患者様は、右下の奥歯のうち、6番(前から6番目の歯)が失われたままになっていたことで、その後ろの7番の歯が手前に倒れてしまっている状態(=近心傾斜)になっていました。
このような状態では、インプラントや被せ物などの治療が難しくなるため、まず歯の位置を整える必要があります。
ご来院時のご希望とお口の状態
「全体的に治療してほしい」とのご希望で来院された患者様。
お口の中を詳しく診させていただいたところ、噛み合わせや歯並びのバランスを整えるためのステップがいくつか必要でした。特に右下の奥歯の傾きは、今後の治療に影響する大きなポイントでした。
アップライト治療とは?
「アップライト」とは、傾いてしまった歯をまっすぐに起こす処置のことをいいます。
今回は、ワイヤーとゴムを使って、少しずつ力を加えながら、右下7番の歯を理想的な位置に戻しました。
見た目には大きな変化はなくても、治療の成功のためにとても重要なステップです。
今は仮歯(テック)が入った状態で、しっかりと噛めるようになっています。
治療中の患者様のご様子
治療が進むにつれて、患者様ご本人も鏡でお口の中を見るのが嬉しいとおっしゃっていました。
「前は見たくなかったけど、最近は治っていくのがわかって、見るのが楽しみ」とのこと。
患者様の前向きなお気持ちが、私たちにとっても励みになります。
今回の治療を担当したのは、矯正担当主任:村上先生
今回の治療を担当したのは、村上先生です。
丁寧なカウンセリングと確かな技術で、患者様一人ひとりのお悩みにしっかり寄り添った治療を行っています。
「安心して相談できる先生」と、多くの患者様から信頼をいただいています。
歯の位置や噛み合わせ、気になっていませんか?
歯が1本抜けただけでも、周りの歯に影響が出ることがあります。
「最近噛みにくい」「歯がずれてきた気がする」など、ちょっとした違和感も、実は大切なサインかもしれません。
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この記事の監修者
歯科医師:村上 諒
<経歴>
- 九州歯科大学歯学部 卒業
- 医療法人社団湧泉会 ひまわり歯科(研修医)
- 政久歯科醫院 入社
<資格・所属学会・団体>
- ストローマンベーシック
- ストローマンネオデント抜歯即時
- カラーコーディネーター
- 日本歯内療法学会