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歯が抜けたままの状態を放置しているとどうなりますか?

2017年8月19日

歯周病や虫歯、外傷など何らかの原因で歯を失うことによって、咀嚼障害、審美障害などが起きることを「歯牙欠損症」と言い、自分では別に何も困らないからと、歯のない状態を放置していると、大変なことになります!!

欠損の放置は様々な悪影響を及ぼします。

機能面への悪影響

①対合歯の挺出
抜けた歯と噛み合っていた歯が、抜けた歯のスペースに伸びてきてしまいます。

②隣接歯の傾斜
抜けた歯の両隣の歯が抜けた歯の方に動き、傾いてきます。

③噛み合わせのずれ・顎の移動
上記のようなことが起こることで、かみ合わせのバランスが崩れ、うまく嚙むことができなくなったり、顎関節症の原因となったりします。

④虫歯や歯周病ができやすい口腔環境
歯の間の隙間が広がり、プラークがたまりやすくなります。

⑤噛む力が弱まる
噛む力だが弱くなると、唾液が少なくなり、胃腸への負担が大きくなります。また噛む力の低下により、脳への刺激が減り認知症のリスクが高まります。

⑥顔の輪郭が変わる
特に奥歯が抜けたまま放置していると、欠損側の噛む筋力が低下し、歯肉や骨も痩せるため顔の輪郭が変わったり、歪んだり、老けた印象になります。

⑦骨が痩せる
歯がない状態を放置していると、適度な刺激が骨に伝わらなくなります。人間の体は刺激されない部分が衰えていくという特徴があり、歯がないことで骨への刺激が与えられず、顎の骨が痩せて(骨吸収)しまいます。骨が足りないと、後にインプラントを埋入したくてもできないというケースもあります。

まとめ

何らかの原因で歯を失った後、その本数が1本でも複数本でも、困らないからと放置しておくと、様々な悪影響が出てきます。お口の中だけにとどまらず、身体全体に症状が出てからでは遅いので、歯を失ったら、早急に治療を受けることが大切です。歯が抜けた後、長期間放置していると、入れ歯が入らないために矯正治療が必要になったり、インプラント埋入のために骨を増量する治療が必要になったりと、治療にかかる費用も期間も倍増してしまいます。後あと後悔しないように、歯を失ったら、あるいは歯を抜いたら、早めに歯を入れる治療を受けましょう。

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デンタルケアセンター政久歯科醫院は、岡山市北区の岡山シンフォニービル2階にある「美」と「健康」を追求する歯科医院です。心身の美と健康を保つことは、長寿化社会を生きるための もはや教養の一部。お口の健康は、全身の健康に通じ、美しさは生きる力をサポートします。丁寧にプログラミングされたデンタルケアは、大切な人生に必要不可欠な習慣です。当デンタルケアセンターは、一人一人の患者様の健康で幸せな人生に貢献したいという使命感をもって治療とケアに真摯に取り組んでおります。ご来院頂ければ、全ての違いがお分かりになられるでしょう。

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