「食べる力」は小さな頃から育つ 〜お口の成長は、一生ものの財産〜|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年11月26日
私は普段、小児歯科を中心に診療していますが、最近は訪問歯科にも携わる機会があります。
子どもたちのお口と、ご高齢の方のお口――一見違う世界のようでも、どちらも「生きる力を支えるお口の力」が根本にあることを日々感じています。
この気づきをもとに、今回は小児期からの“食べる力”の大切さについてお伝えします。
🍀訪問歯科で感じたこと

施設やご自宅などに訪問し、口腔ケアやむし歯治療、入れ歯の修理などを行う中で感じることがあります。
それは、『外出が難しい方には、必ず理由がある』ということ。
老衰や脳血管疾患、認知症など、体の機能や心の動きに制限がある中で、
それでも「食べたい」「話したい」「笑いたい」と願う方がたくさんおられます。
そしてその思いを支えるのが、“お口”です。
お口が清潔で、噛んで飲み込む力が保たれていると、
感染予防になるだけでなく、「おいしい」「楽しい」という感情が戻ってきます。
入れ歯を調整し、痛みが取れただけで
「やっと食べられた」「また好きなものが食べたい」と笑顔を見せてくださる瞬間。
その姿に、“食べることは生きる力そのもの”だと感じます。
👶そして気づくのは、「その力は子どもの頃から育つ」ということ

高齢になってからの噛む力・飲み込む力を支えるのは、実は子どもの頃に育まれた“お口の機能”です。
- ・よく噛む習慣
- ・口を閉じて飲み込む力
- ・柔らかすぎない食事でお口を使う経験
こうした日々の積み重ねが、将来の「食べる力」をつくります。
だからこそ、小児期のお口育ては「むし歯予防」だけではなく、
“一生自分の口で食べるための準備期間”でもあるのです。
🌱今のお口に合ったサポートを

「食べるのが遅い」「すぐこぼす」「好き嫌いが多い」
これらは、“しつけ”や“マナー“の問題だけではないかもしれません。
お口の機能の発達については、別のブログでお話ししていますので、ぜひご覧ください
→食事の時間、長いのは仕方ない?
無理に頑張らせるよりも、
お子さんの“今”に合ったサポートをすることで、
笑顔でおいしく食べる力が自然と育っていきます。
🌸“今”を大切にすることが、“未来”の笑顔を守る
訪問歯科で出会う方々が教えてくれたこと。
それは、「食べることをあきらめない気持ち」が、どんなときも人を元気にするということです。
その力の土台は、子どもの頃から育まれています。
“食べる力”を育てることは、“生きる力”を育てること。
政久歯科醫院では、
小児期の「お口の機能の発達」から、
高齢期の「食べる力の維持」まで、
患者様の“今”に合わせたサポートを大切にしています。
食べる時間が長い、噛むのが苦手、そんな“気になる”があれば、
それは成長のチャンスかもしれません。
お子さん一人ひとりに合った「お口育て」、一緒に見つけていきましょう。
💬小児担当の歯科衛生士として

私は普段、小児の診療に携わっていますが、
訪問歯科を通して「今の子どもたちの未来」も改めて考えるきっかけになりました。
どの年齢でも、“お口の健康”は「生きる力」に直結しています。
だからこそ、今できる小さな習慣を大切にして、
“生涯” 笑顔で食べられるように、一緒にお口育てをしていきましょう!
政久歯科醫院の小児歯科についてはこちら⇨
この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
- お口育て教室・離乳食講座開催
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

食事の時間、長いのは仕方ない? 〜ゆっくり食べる子には理由がある〜|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年11月19日
「うちの子、ご飯を食べるのがすごく遅くて…」
「つい注意ばかりしちゃって…」
「小学校に入るまでに早く食べられるようにならなきゃ!」
そんなふうに、食事の時間に悩むお母さんにたくさん出会います。
でも私は、そう感じるお母さんも、その子も、どちらも“頑張っている証拠”だと思っています。
そして同時に、
「もしかしたら、頑張っても早く食べられない理由があるのかもしれない」
とも感じることがあります。
🍚「食べるのが遅い」は悪いこと?

食事の時間が長い=その子のせい、ではありません。
実は、お口の機能や体の発達がまだ追いついていないだけのことも多いのです。
たとえば、こんなサインはありませんか?
- * 前歯でうまく噛みきれない
- * モグモグが少なく、すぐ飲み込んでしまう
- * 口を閉じて食べられない
- * なかなか飲み込めず、お口の中でモゴモゴしている
- * むせる・こぼすことが多い
これらは、唇・舌・頬など「食べる・話す・呼吸する・表情を作る筋肉」の発達がまだ途中のサインです。
👀食べ方を“観察”してみよう

食事に時間がかかる=悪いことではありません。
その子なりに一生懸命食べている証拠です。
少しだけ視点を変えて、「どう食べているか」を見てみましょう。
きっと、次のヒントが見えてきます。
見るポイント
① 机と椅子の高さ
足の裏が床(または台)につき、体が安定して座れている?
② 食べる前に、食べ物を見ている?
どんなサイズのものを口に入れようとしているか、目で確認できている?
③ 口に入れる量
たくさん入れすぎていない?噛みきれない量はNG。
④ 飲み込むときの姿勢
頭と体が一直線になっている?
傾きや顎の上がりすぎは飲み込みにくくなります。
⑤ 飲み込むときの動き
口元にシワが寄ったり、首が動いたりしていない?
舌がうまく使えていないと、他の部分が代わりに頑張ってしまいます。
気づいたら、まず“真似してみる”
5つのポイントを観察して、「気になるところ」をひとつ見つけてみてください。
そして次に、その動きを大人が真似してみましょう。
実際にやってみると、
「なるほど、これは食べづらいかも…!」
と気づけることがたくさんあります。
お母さんもお子さんと同じ、“お母さん歴○年”の初心者仲間です。
知らないことは、これから一緒に知っていけば大丈夫。
もし真似してみても「うまくいかない」「分からない」と感じたら、
お気軽にLINEからでもご相談くださいね
まとめ
- * 食事が遅い=悪いことではない
- * 「どう食べているか」を観察してみよう
- * お母さんも一緒に“気づいて・試して・成長していけばOK”
ゆっくり食べるその姿は、実はお子さんの「一生懸命の証」。
焦らずに、少しずつ“食べやすい環境”を整えていきましょう😊
政久歯科醫院の小児歯科についてはこちら⇨
この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
- お口育て教室・離乳食講座開催
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

【三児の母・歯科衛生士が語る】うんちとお口の意外な関係? 実はつながっている“お口”と“おなか”の話|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年8月6日
こんにちは。歯科衛生士の中島です。
私は日々、三人の子育てをしながら、歯科衛生士として小さなお子さんたちのお口を見守っています。
突然ですが、毎日お子さんの「うんちチェック」していますか?
「うんちとお口って、何の関係があるの?」と思われるかもしれませんが、実はこれ、子どもの健康を考える上ですごく大切なことなのです。
今回は、「うんち」を切り口に、「お口との関係」について気軽に読んでいただける、でも大切なお話をお届けしたいと思います。
「うんち」は体からの健康の通信簿

ご家庭はもちろん、保育園や幼稚園、学校などでも、
「今日は出た?」「硬かった?柔らかかった?」と、毎日うんちのことを報告し合うことは多いですよね。
うんちは、腸の調子だけでなく、食べたもの・噛み方・消化吸収の状態まで、さまざまな情報が隠れています✨
中でも「よく噛んで食べられているか?」は、うんちを見ると意外とわかります。
- * よく噛めていないと、食べ物が消化されにくく、形が残った状態で出てくる
- * 食べ方・飲み込み方に問題があると、便秘がちになる
- * よく噛んで食べると、唾液がたっぷり出て腸の動きが良くなり、良いうんちになる
つまり、「よく噛める歯」があることは、「良いうんち」につながっているんです。
噛む力は、歯と習慣から生まれる

「うちの子、なんでも丸呑みしちゃうんです…」
こんなご相談、実はとても多いんです。
でも、子どもって本来、よく噛むことが好きなんです。
1歳前後から始まる「かみかみ期」には、何でも口に入れて噛みたがりますよね。
ところが…
- * 歯の生え方に偏りがあって噛みにくい
- * 噛む前に飲み込む食事習慣がついてしまっている
- * 柔らかい食べ物ばかりで「噛む必要」がない
こんな環境の中で「噛む力」が育たないと、便秘やお腹の不調、集中力の低下まで起きてしまうこともあるのです。
実は“お口”は「消化器のスタート地点」

「消化器官の入口」とも言われています。
最初に食べ物が通るこの“お口”が元気でないと、
- * よく噛めない
- * 唾液が出ない
- * 食べ物がきちんと分解されない
といった連鎖が始まってしまいます。
これはつまり…
お口が元気でないと、“噛む(食べる)→消化する→うんちを出す”というサイクルがうまく回らず、うんちに影響してしまうということです。
お口の健康=「生きる力」の土台

歯医者さんは「むし歯を治す場所」と思われがちですが、実はそれだけではありません。
- * 歯並びや噛み合わせのチェック
- * 食事の仕方や飲み込みの癖のチェック
- * 将来の姿勢や発音に関わる「舌の動き」のチェック など
こうした “今” だけでなく “未来” の体の土台をつくるサポートも行っています。
そしてそれは、「よい便」=「よい排泄習慣」にもつながります。
歯医者に行くのは、むし歯ができてからじゃなくていい

「歯医者さんに行く理由がない」って、実はとてももったいないことなんです。
むし歯になる前に、
- * 噛み方
- * 飲み込み方
- * 歯の生え方
- * 歯磨きの仕方
を知っておくことで、むし歯ゼロだけでなく、「体の調子がよくなる」こともあります。
特に今、「よく噛めない子」「便秘がちな子」「ごはんを飲み込むのが早すぎる子」が増えていると言われています。
だからこそ、「うんち」と「お口」をつなげて見てみることで、親としてできるサポートの幅が広がるのです。
最後に…三児の母として伝えたいこと

私も、三人の子育て中。
毎日、うんちチェック&お口チェックをして、「今日も元気かな?」と確認しています。
“歯”は、食べるための道具ではありますが、
それ以上に「生きる力を支える入り口」です。
「うんちと歯、そんな関係があるなんて思わなかった!」
そう感じた方は、ぜひ一度、お子さんのうんちとお口を見てみてください。
そして、不安があればいつでもご相談くださいね。
お子さんの「歯」と「お腹」の両方が、いつも元気でありますように。
この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
- お口育て教室・離乳食講座開催
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

「食べる」は“命を守る力”を育てること|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年6月25日
〜赤ちゃんのうちから始めたい、お口の育ちと安全な食のサポート〜
こんにちは。政久歯科醫院 歯科衛生士の中島加奈です。
日々の診療や子育ての中で、「食べる」という行為がどれだけ深く、命とつながっているのかを実感しています。
「いっぱい食べて大きくなあれ!」
そんなふうに願うのは、どのご家庭でも同じですよね。
けれど、こんな場面を見かけたことはありませんか?
- ・赤ちゃんがよくむせる
- ・食べ物を口に入れても、うまく飲み込めない
- ・離乳食が思うように進まない
実はこれ、「食べること=命を守る力」がまだ十分に育っていないサインかもしれません。
「生きること=呼吸すること」そして「食べること=呼吸と命に関わること」
「食べる」と「呼吸」って、関係があるの?
そう思われる方も多いかもしれません。
でも、実はとても密接な関係があるのです。
食べるときにうまく飲み込めないと、食べ物が誤って気管に入ってしまう「誤嚥(ごえん)」*が起こります。
これは、大人にも子どもにも起こることで、最悪の場合、命に関わるリスクもあるんです。
だからこそ、赤ちゃんの時期から「安全に食べられる力=摂食嚥下機能」を育てていくことが大切。
正しい情報よりも「その子らしさ」に目を向けて

SNSや育児書に書いてある「〇ヶ月で〇〇できるようになる」といった情報に、焦ってしまうこともあるかもしれません。
でも、本当に大切なのは、
「その子が今どんな動きを獲得していて、どんな環境で食べているか」という視点です。
子どもたちはみんな違う発達の道を歩いています。
だからこそ、一人ひとりに合わせた「安心・安全に食べられる環境づくり」が必要なんです。
歯科医院でできる“はじめの一歩”

政久歯科醫院では、歯が生える前の赤ちゃんや、お子様の離乳食が始まる頃のご家族からのご相談も受け付けています。
例えばこんなことが相談できます
- ・離乳食の進み方が不安
- ・よくむせる、飲み込みにくそう
- ・お口ぽかんや、舌の使い方が気になる
- ・姿勢やイスの使い方が知りたい
こうした「小さな気づき」が、命を守る大きなサインになります。
おわりに:はじめての歯科医院は、怖い場所じゃなくて「安心する場所」に
赤ちゃんの時期から、歯科医院が身近にあること。
それは、“予防”と“安心”の土台をつくることでもあります。
お子さんの「食べること」「話すこと」「笑うこと」が、
これからもずっと安心して続いていくように。
わたしたちは、歯と口だけでなく「命の入り口=お口全体」を大切に見守り、サポートしていきます。
お気軽に、あなたのお子さんの“今”を見せに来てくださいね。
この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
- お口育て教室・離乳食講座開催
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

親子で通える安心感!お子さまの成長を見守る小児歯科の魅力とは?|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年6月18日
「子どもに合った歯医者さんって、どう選べばいいの?」
そんなお悩みを持つ親御さんに、ぜひ読んでいただきたい内容です。
今回は、実際に政久歯科醫院へ親子で通ってくださっているご家族の声をご紹介します。
お母さまが最初の患者さんでした
政久歯科醫院との出会いは、お母さまが知人の紹介で来院されたことがきっかけでした。
その際に、小児歯科が併設されていることを知り、お子様とお母さんが一緒に過ごせる診療室を見学してもらったところ「ここなら子供が嫌がらずに通院できそうかも・・・」と感じ、お子さまの診察ご予約をいただきました。
通院当初は、本当にお子様が嫌がらずに通える歯医者さんかどうか、半信半疑で通い始めたそうです。今では親子で3ヶ月ごとの定期的なメンテナンスが習慣になっています。

継続の理由は“子どもへの寄り添い方”
「子どもの気持ちをわかってくれている」
これは、政久歯科醫院に通ってくださっている保護者の方からよくいただく言葉です。
歯医者が苦手だったお子さまも、スタッフのやさしい声かけや、無理のないペースでの診療に少しずつ慣れていきました。
- ・「今日はどこが磨けていたかな?」と、歯磨きできているところを毎回の診察で丁寧に伝えてくれるので、親としても家でのケアポイントが分かりやすく、日常の中でできることが増えていった
- ・歯磨きだけでなく、むし歯予防に大切な食生活についてのアドバイスもしてくれて大助かりです♪
と嬉しいお声をいただいています。
政久歯科醫院をおすすめしたい理由
お母さまが語る、おすすめポイントはこちら
-
• 親子で同じ診療室で診察が受けられる
-
• 親子で過ごせる診療室の設備と雰囲気
壁一面がLEGOになっていて、子どもが飽きずに過ごせる空間です。
-
• アクセスの良さ
医院のあるビルと城下地下駐車場が直結しているので雨の日も濡れずに通院できます。
-
• 無理のない通院ペース
毎週通うのは大変ですが、3ヶ月に1回のメンテナンスだから続けやすいとのこと。

気になっていたことが、いつの間にか解消されていた
「歯並びや離乳食の食べさせ方、日常生活でできることを教えてもらえたおかげで、家でも少しずつ意識するようになりました」と話してくださったお母様。
毎回の診察時に、「最近こんなことが気になって…」という話を気軽にできるため、小さな疑問や心配ごともその都度解消されているそうです。
子どもが退屈しない工夫がうれしい
政久歯科醫院では、親御さんの診療中にお子さまが飽きずに待てるように、親子で過ごせる診療室内にも楽しい仕掛けや設備があります。
小さい頃から通っているお子さまも、毎回「今日はどんなことをするのかな?」とワクワクして通ってくださっています。

お子さまの健やかな成長を、歯科の視点からサポートします
政久歯科醫院では、小さなお子さまの「今の状態」に合わせた丁寧なケアとアドバイスを大切にしています。
「歯医者=怖い場所」ではなく、「自分の体を大切にする学びの場」として、お子さまがポジティブに通えるよう、スタッフ一同サポートいたします。
「親子で一緒に歯医者デビューしたい」
「子どもの歯並びや噛み方が気になる」
そんな方は、ぜひ一度、政久歯科醫院へご相談ください。
政久歯科醫院の小児歯科についてはこちら⇨
👉 [お子様のご予約はこちらから]
この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
- お口育て教室・離乳食講座開催
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

初めての歯医者さんデビュー|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年6月11日
小さなお子様の健やかな成長を、やさしくサポートします
「歯が生えてきたけれど、歯医者さんにはいつ連れて行けばいいの?」
そんなふうに思ったことのある保護者の方は、多いのではないでしょうか。
今回は、前歯が少しだけ生えはじめたお子様が、初めて歯医者さんに来てくれたときのお話をご紹介します。

歯磨きの方法が知りたくて、ご来院くださいました♪
まだ歯が少ない時期ですが、「歯磨きの方法を知りたい」というご希望で、お母さんと一緒にご来院いただきました。
お口の中は、上の前歯が4本、下の前歯が2本生えている状態。
診察は、お母さんと私たちのお膝の上で“ごろん”。
小さなお子様にも安心してもらえるよう、やさしく丁寧に診察しています。
生えはじめの歯を、むし歯から守るには?
この時期のむし歯予防に大切なのは、
「嫌がる子どもを押さえつけて歯を磨くこと」ではありません。
この時期は、むし歯予防のために“完璧な歯磨き”を目指すよりも、
お子様自身が「お口を触られるのは怖くない」「歯磨きって毎日のことなんだ」と少しずつ慣れていくこと、
そして、保護者の方も無理なく“歯磨き習慣”を生活の中に取り入れていくことが、何よりも大切です。
また、食生活や授乳・離乳の進め方も、お口の発達やむし歯予防に大きく関わってきます。
そのため、このタイミングで一度「今のお口の状態」を確認し、生活の中でできることを見つけることが、将来のお口の健康につながっていきます。

実は、「歯」だけじゃない!
お口のチェックで注目すべきポイント
赤ちゃんのお口の健康は、「歯が生えたかどうか」だけでは判断できません。
実は、舌や唇の裏にある「ヒダ(小帯)」の状態や、お口まわりの筋肉の発達具合も、とても大切なチェックポイントです。
例えば――
- ● 舌のヒダ(舌小帯)が短いと、授乳がうまくいかない・哺乳びんを嫌がる・離乳食が進みにくい…といったことが起きやすくなります。
- ● 上唇のヒダ(上唇小帯)が厚くて硬いと、上の前歯のすき間に影響したり、歯みがきのときに歯ブラシが当たって痛がったりすることがあります。
- ● お口の周りの筋肉の発達が遅れていると、口がぽかんと開いたままになったり、食べ物の飲み込みや発音に影響が出ることも。
今回のお子様は、お口の中もまわりの筋肉もしっかり成長しており、
舌や唇のヒダも問題なく、歯ぐきもとても健康な状態でした。
こうした「歯以外のチェック」は、ご家庭では気づきにくい部分でもありますが、
お口の機能や今後の発育に大きく関わる大切なポイントです。
だからこそ、はじめての歯科受診は、成長を見守るスタートラインとして、とても意義のある一歩なんです。
ご家庭でできる、お口の成長サポートもお伝えしました
診察後には、
- ✔ 今の時期に必要なむし歯予防
- ✔ 離乳食の与え方や抱っこの仕方が、お口の開き方に与える影響
- ✔ 食形態や生活環境の整え方
など、ご家庭でできるお口のケアについて、お伝えしました。
「来てよかった」の笑顔がうれしい
「もうすぐ育休が終わって忙しくなるので、今のうちに来られてよかったです」と話してくださったお母さん。
「離乳食の進め方が間違っていなかった」と安心されたご様子で、私たちもとてもうれしく思いました。
お子様も、診察を頑張ったあとはプレゼントの歯ブラシを手にニッコリ!
待ち時間はカーペットの上でブロック遊びに夢中でした。

お子様の健やかな毎日を、一緒に育んでいきます
「ちょっと気になるな」「一度見てもらいたいな」
そんなタイミングこそ、お口の健康を守る大切な一歩です。
政久歯科醫院では、初めての歯医者さん体験が笑顔いっぱいになるよう、やさしい診療環境を整えてお待ちしています。
これからも、お子様の成長に寄り添いながら、安心のサポートを続けてまいります。

この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
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院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
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「理想的な舌の位置」って知ってますか?~セルフチェック方法と舌癖トレーニングを紹介~|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年5月21日
みなさん、ふだん自分の“舌の位置”を意識したことはありますか?
ほとんどの方が、気にしたことがないと思います。
でも実は、この“舌の位置”が、歯並びや呼吸、発音、そしてお顔の印象にまで影響するって知っていましたか?
舌の位置ひとつで、健康や見た目に差が出るかもしれないんです。
「うちの子、大丈夫かな?」と思った方も、そうでない方も、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
子育て&歯科衛生士歴20年以上の私から
私は、3人の子育てをしながら、20年以上にわたって歯科衛生士として小児歯科に携わってきました。
また、「安心・安全に美味しく食べる」ことをテーマにしたお料理教室も開催しています。
舌の動きは、誤嚥や窒息の予防にもつながる、大切な体の機能のひとつ。
子どもだけでなく、大人やご高齢の方にも関係があることです。
理想的な舌の位置とは?

理想的な舌の位置は、
- 舌の先が上の前歯の裏(歯茎との境目)に軽く触れている
- 舌全体が上あごに吸い付いているような状態
- 舌の奥はやや下がっていて、上下の歯は少し離れ、唇は自然に閉じられる
「言葉で言われても、よく分からない…」という方は、下のチェックを試してみてください!
◯ 簡単セルフチェック法
舌の横やほっぺたの内側に歯の跡がついていないか?
→ 舌が正しい位置にないと、歯の圧で跡が残ることがあります。
唇がいつも乾いていないか?
→ 鼻で呼吸ができず、口が開きがちかもしれません。
上の前歯の外側に着色や汚れが目立つ?
→ 唇で自然に清掃されていない可能性があります。
舌の位置が悪いと、どうなるの?
舌が正しい位置にないと、次のような影響が出ることがあります:
- 歯並びが乱れる(出っ歯や前歯が噛み合わない開口など)
- 鼻呼吸がしにくくなり、口呼吸に(風邪や虫歯のリスクUP)
- 発音が不明瞭に(特にサ行・タ行)
- 顎関節症(あごに負担がかかる)
- 食べるときに音がしたり、舌をよく噛んだりする
- 飲み込み時に首が動く、顔が傾く
- 口周りにシワができやすくなる
舌癖(ぜつへき)とは?
舌癖とは、無意識のうちに舌を変な位置に置いたり、動かしたりしてしまうクセのこと。
たとえば、舌で前歯を押したり、上下の歯の間に舌を入れてしまったり…。
なぜ舌癖が起こるの?

舌癖は、いくつかの原因が重なって起こることがあります:
子どもの頃のクセ
指しゃぶりや爪かみ、長期間の哺乳瓶・おしゃぶりの使用など
鼻づまりなどの呼吸の問題
アレルギー性鼻炎、扁桃腺肥大、姿勢なども関係
歯並びや噛み合わせ
舌が安定する場所がなく、変な場所に落ち着いてしまう
ストレスや不安
無意識に舌を動かすことで安心しようとすることも
舌癖改善のトレーニング方法
舌の位置を正すためには、舌の筋肉を鍛えることが大切です。
自宅でもできる簡単なトレーニングを紹介します!
スポットポジション
→ 舌先を上の前歯の裏に付け、5秒キープ×10回
ポッピング
→ 舌を吸い付けたあと「ポンッ」と音を鳴らす×10回
舌回し
→ 舌先を歯ぐきに沿わせて、右回り・左回りに大きく回す×各10回
あいうべ体操
→ 「あー・いー・うー・べー」と口を大きく動かす×10回
毎日続けることで、少しずつ筋力がつき、舌の正しい位置を覚えられます。
舌癖がある人の矯正方法

舌癖によって歯並びに影響が出ている場合、矯正治療が必要になることがあります。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正に加え、**舌の位置を改善する装置(舌癖矯正装置)**を使うと、より効果的です。
ただし、舌癖の背景にはアレルギーや姿勢、全身のバランスが関係していることもあります。
一人ひとりに合ったアプローチが大切です。
お母さんへのメッセージ
お子さんの「舌の位置」や「飲み込み方」、気になったことはありますか?
もし少しでも気になることがあれば、早めに歯科医院でご相談ください。
早期の発見とトレーニングで、改善は十分に可能です。
お子さまの健やかな成長のために、「舌」もぜひ気にかけてみてくださいね。
当院では、舌癖のチェックやトレーニングのご相談も承っています。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
👉お子様のご予約はこちら
👉政久歯科醫院の小児歯科診療の詳細はこちら
この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
- お口育て教室・離乳食講座開催
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院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
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- 政久歯科醫院 移転開業
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子どものお口のケガ!家庭でできる応急処置と歯医者さんでの対応|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年5月7日
こんにちは!歯科衛生士で、3人の子どものママでもある中島です。
子どもは毎日、元気いっぱいに遊びますよね。そのぶん、転んだりぶつけたりして「お口のケガ」が起こることも珍しくありません。特に前歯をぶつけたり、折れたり、抜けてしまったときは、おうちの方がパニックになってしまうことがあると思います。
でも大丈夫!正しい応急処置を知っておくことで、その後の治療や歯の健康をしっかり守ることができます。
今回は、年齢別に「おうちでできる応急処置」と「歯医者さんでの対応」をわかりやすくご紹介しますね。
0~2歳:ハイハイ・よちよち歩き期の転倒によるケガ

よくあるケース
- • つかまり立ちや歩き始めで転んで前歯をぶつける
- • 歯ぐきから血が出る
- • 前歯がグラグラする
- • 上唇の裏側(上唇小帯)が切れてしまう
おうちでできる応急処置
① まずは落ち着いて!
お子さんが泣いていると焦ってしまいますが、まずは抱っこして安心させてあげましょう。
② 口の中をチェック
- • 出血していたら、清潔なガーゼやティッシュでやさしく押さえる
- • 歯が欠けたり、グラグラしていないか見る
- • 口の中に傷がないか確認
③ 冷やしてあげる
腫れや痛みを和らげるために、冷たいお茶やお水を飲ませたり、濡らしたガーゼで口元をやさしく冷やすのもおすすめです。
歯医者さんでの対応
- • 乳歯は将来生え変わるので、経過観察で済むこともあります
- • 歯がグラグラしている場合は、固定が必要になることも
- • 必要に応じてレントゲンで確認します
3~6歳:元気いっぱい遊ぶ中でのケガ

よくあるケース
- • 公園の遊具で転ぶ
- • お友だちとぶつかって口を打つ
- • 歯が少し欠けてしまう
おうちでできる応急処置
① 出血していたら止血を
清潔なガーゼを5~10分ほど押し当てると、出血が止まりやすくなります。
② 歯のかけらは捨てないで!
かけた歯の破片は、牛乳や生理食塩水に浸けて持ってきてください。うまくいけば歯医者さんで元に戻せることもあります。
③ 食事にひと工夫を
できるだけ前歯を使わず、やわらかいものを選びましょう。
歯医者さんでの対応
- • 欠けた歯は、白い詰め物(レジンなど)で補修できます
- • 神経まで影響している場合は、神経の処置が必要になることもあります
7~12歳:スポーツや転倒による永久歯のトラブル

よくあるケース
- • ボールが顔に当たる
- • 自転車で転んで歯が折れる・抜ける
- • 歯の色が変わってくる
おうちでできる応急処置
① 永久歯が抜けたら…根っこは絶対に触らない!
抜けた歯は、洗わずに牛乳か生理食塩水に浸けて持参してください。口の中に入れておくのもOKですが、誤飲に注意が必要です。
② 歯の破片がある場合は一緒に持ってきて
大きく欠けていても、破片があれば元に戻せることがあります。
③ 歯の色がグレーや茶色に変わったら要注意
神経が傷ついている可能性があるので、レントゲンで確認が必要です。
歯医者さんでの対応
- • 抜けた永久歯は、条件が良ければ元に戻せることもあります
- • 神経がダメージを受けている場合は、根の治療(根管治療)が必要です
こんなときは、すぐに歯医者さんへ!

- • 永久歯が抜けた
- • 歯が大きく欠けた
- • 歯がグラグラしている
- • 出血がなかなか止まらない
- • 歯の色が変わってきた
「血が止まったし、様子を見てもいいのかな?」
「このくらいで歯医者さんに行っていいの?」
そんなふうに迷ってしまうこともありますよね。でも、迷ったときこそ、歯医者さんに相談してみてください!
お電話で状況を伝えれば、どうすればいいかきちんとアドバイスいたします。
万一の時に落ち着いて行動するために
かかりつけの歯科医院をつくる
- ・過去の状態を分かっている
- ・お子さんが歯科醫院になれている
- ・おうちの方も、先生スタッフと顔見知りだと安心出来る
30分以内に行ける歯科医院を近所に見つけておく・休診日や診療時間を調べておく
まとめ
子どもの歯のケガは、突然起こるもの。親としてはびっくりしてしまいますよね。でも、落ち着いて正しい応急処置をすることで、大切なお子さんの歯を守ることができます。
特に、永久歯が抜けたときは“1分1秒が勝負”!
なるべく早く歯医者さんにお越しください。
「もしもの時」に慌てないように、ぜひこの記事を保存しておいてくださいね。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください!
👉お子様のお予約はこちらから
👉政久歯科醫院の小児歯科についてはこちら
この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
- お口育て教室・離乳食講座開催
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

永久歯が生えてこない!?心配なときのチェックポイント|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年4月30日
こんにちは!
現役の歯科衛生士、そして3人の子育て中ママの中島です。
今回は、小さなお子さんを持つママたちからよくいただくご相談のひとつ、
「うちの子、永久歯がなかなか生えてこないんです…」
というお悩みについて、ママ目線+医療人の視点でお話ししていきます。
実は私自身、上の子の歯の生え変わりが遅くてドキドキした経験があります。
「他の子はもう前歯が生えてるのに、うちの子だけ…?」と、密かに焦ったり、不安になったり…。
でも実際は、“ちょっとした個人差”で済むケースもあれば、
“専門的なチェックが必要なサイン”であることも。
その見極めをママが一人でするのは、正直むずかしいですよね。
しかも、ネットで調べても我が子に本当に当てはまる情報かどうか分かりづらい…。
そこで今回は、
「永久歯が生えてこない…これって大丈夫? 受診の目安は?」
というテーマで、わかりやすくまとめてみました!
そもそも永久歯って、いつごろ生えてくるの?

まずは、基本的な知識から。
乳歯は全部で20本。
そのうち最初に抜けるのは、**下の前歯(6歳前後)**が多いです。
永久歯は6歳頃から少しずつ生え始め、だいたい12〜13歳頃までに、**合計28本(親知らずを除く)**になります。
ただし、このスケジュールはあくまで“平均”です。
1年くらいの個人差はまったく珍しくありませんし、左右でタイミングがずれることもよくあります。
こんな時は、ちょっと注意!

以下のようなサインが見られたら、一度歯科医院でレントゲンを撮ってみるのがおすすめです。
① 抜けたのに、半年以上たっても永久歯が出てこない
乳歯が自然に抜けたのに、半年〜1年経っても何も生えてこない場合は、
• 永久歯がもともと存在しない(先天性欠如)
• 歯ぐきの中に埋もれてしまっている(埋伏歯)
などの可能性があります。
こうしたケースは、早めに把握することで治療方針が変わることもあるので、要チェックです。
② 永久歯が変な位置から出てきた/2列に歯がある
「乳歯が抜けてないのに、後ろから永久歯が生えてきた!」という、いわゆる“サメの歯”(2枚歯とひょうげんされる方も多い)状態。
これも、よくあるご相談です。
多くは乳歯が自然に抜けるのを待つか、必要に応じて抜歯すれば大丈夫。
ただ、放っておくと歯並びに影響することもあるので、心配な場合は早めのレントゲン確認が安心です。
③ 片方だけ生えて、反対側が全然出てこない
同じ場所の左右で生え変わりに差があるときも、注意が必要です。
特に1年以上差がある場合は、埋伏や欠如の可能性もあるので、ぜひ歯科で相談してみてください。
永久歯が“ない”ってどういうこと?
最近は、「先天性欠如」といって、生まれつき永久歯の本数が少ないお子さんが増えています。
特に多いのが、
- • 下の前歯(1番・2番)
- • 小臼歯(前から4番目・5番目)
永久歯がない場合でも、乳歯を大切に使い続けたり、将来的には矯正やブリッジ・インプラントなどの方法もあります。
大切なのは、なるべく早く状況を知ること。
それによって、不要な抜歯や治療を避けられることもあるんです。
わが家の場合は…
わが家の長男も、上の前歯が抜けたあとしばらく生えてこなくて、すごく心配になりました。
そこで職場でレントゲンを撮ってみたところ、
「向きがちょっと悪いけど、ちゃんと生えてくるから大丈夫!」
と言われて、ホッとしたのを今でもよく覚えています。
やっぱり、“何もわからない状態”が一番の不安ですよね。
逆に、原因が分かるだけで心から安心できるんです。
不安や迷いがあれば、“今の状態”を知るのが第一歩!

久歯の生え変わりは、本当に子どもによってさまざまです。
でも、もし少しでも「ちょっと遅いかも?」「なんか変かな?」と感じたら、
どうかその感覚を大切にしてください。
親が気づいてあげられることこそ、最高の予防です!
歯科医院では、レントゲンを使って永久歯の状態をしっかり確認することができます。
無理な治療をせず、「様子を見ましょう」で終わることもよくありますが、
“現状を知る”だけで、不安はずいぶん軽くなりますよ。
お子さんの健やかな歯の成長のために、
もし気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。
👉ご予約はこちらから(初診予約)
👉政久歯科医院の小児歯科診療についてはこちら
この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
- お口育て教室・離乳食講座開催
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設
