歯と歯の間の虫歯は気づきにくい?矯正中に見つかった早期虫歯治療の症例|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2026年4月13日
「虫歯は痛くなってから気づくもの」
そう思われている方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、痛みや自覚症状がないまま進行している虫歯も少なくありません。
今回ご紹介するのは、矯正治療中の診察で偶然見つかった“歯と歯の間の虫歯”を、最小限の処置で治療できた症例です。
虫歯は、早く見つかるほど歯への負担を少なく治療できる可能性が高くなります。

矯正治療中に見つかった「歯と歯の間の虫歯」
今回の患者様は50代の女性、現在矯正治療を受けておられます。
矯正治療が進み、歯が少しずつ動いたことで、これまで重なって見えなかった部分が見えるようになり、歯と歯の間にできた虫歯がを見つけることができました。
この虫歯は、患者様ご自身で感じる痛みなどの症状はなく、レントゲンにもはっきり映らないという状態でした。
歯と歯の間の虫歯は、見た目でも確認しにくく、矯正装置が邪魔をしてレントゲンでも写らないことがあるため発見が難しい虫歯のひとつです。
矯正治療では歯が動くことで、こうしたこれまで確認できなかった部分が見えるようになることもあります。
歯を横から治療できたため、削る量を最小限に
今回の虫歯は歯と歯の間にできていたため、
通常は、歯の上から削る場合も多く、削る範囲が広くなることがあります。
しかし今回は矯正治療によって歯が移動し、歯と歯の間に隙間ができている状態だったため、
虫歯の部分へ横から削ることができ、歯を削る量を必要最小限に抑えることができました。
また、型取りが必要な詰め物ではなく、その日のうちに修復できるコンポジットレジン(CR)で治療を行うことができました。
結果として、歯への負担を最小限に抑えながら治療を行うことができ、患者様にもお喜びいただけました。

治療後は「どこを治したか分からない仕上がり」
治療後に鏡をご覧になった患者様からは、
「どこを治したのか分からないくらい綺麗ですね」というお言葉をいただきました。
今回使用したコンポジットレジン(CR)は、歯の色に近い材料を使って修復するため、
自然な見た目に仕上がりやすい治療方法です。
虫歯の大きさや位置によって適応は異なりますが、
今回のように早期発見できた虫歯の場合、歯の形を大きく変えることなく治療できる可能性が高くなります。
政久歯科醫院では、矯正治療に限らず、幅広い診療項目に対応しているため、むし歯の発見や治療、お口のメンテナンスについても迅速に対応することができます。

今回の治療を担当したのは村上先生
患者様のお口の状態を丁寧に確認しながら、できるだけ歯を削らない方法を考えた治療を大切にしています。
虫歯治療は「削って詰める」だけではありません。
- ・どの部分をどこまで削るか
- ・歯にとって負担の少ない治療方法は何か
- ・治療後も長く使える状態にできるか
こうした点を総合的に考えながら治療を行うことが大切です。
小さな変化も見逃さないよう、丁寧な診察と、患者様の歯を守る治療を心がけています。

症状がなくても虫歯ができていることがあります
虫歯は必ずしも痛みや、見た目の黒さがあるとは限りません。
今回の症例のように、自覚症状がないまま進行している虫歯もあります。
そのため、
などによって、早い段階で虫歯を見つけることがとても重要です。
早期発見できれば、歯を削る量を最小限に抑えた治療につながる可能性が高くなります。
当院では、歯並び・むし歯・歯周病のチェックを行うことで、治療が必要な場所をいち早く発見し、対応することができます。
お口の状態が気になる方へ
「痛みはないけれど虫歯があるかもしれない」
「できるだけ歯を削らずに治療したい」
そのようにお考えの方は、一度お口の状態を確認してみませんか。
政久歯科醫院では、患者様のお口の状態を丁寧に確認し、できるだけ歯を守る治療方法をご提案しています。気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
▶政久歯科醫院の矯正治療についてはこちら
▶政久歯科醫院の虫歯治療についてはこちら
この記事の監修者
歯科医師:村上 諒

<経歴>
- 九州歯科大学歯学部 卒業
- 医療法人社団湧泉会 ひまわり歯科(研修医)
- 政久歯科醫院 入社
<資格・所属学会・団体>
- ストローマンベーシック
- ストローマンネオデント抜歯即時
- カラーコーディネーター
- 日本歯内療法学会

【症例紹介】前歯の出っ張りと口元の突出感に悩んでいた患者様全顎矯正治療|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年8月25日
〜噛み合わせと見た目を整えて、自然な笑顔へ〜
「横顔の見え方が気になる・・・」
「前歯が出ていて、上下の歯が噛み合わない…」
今回ご紹介するのは、そうした“ずっと気になっていたこと”を解決するために、矯正治療を始められた
患者様の症例です。
治療を終えた今では、自然に笑い、しっかり噛める日々を過ごしておられます。

口元が前に出ていることが気になって矯正治療へ
患者様は、前歯の出っ張り(いわゆる「出っ歯」)と、口元全体が前に出ているように見える点を気にされてご来院されました。
- • 前歯が目立っていて、人と話すときに気になる
- • 口が閉じにくく、力を入れないと唇が閉まらない
- • 噛み合わせが合っていない気がする
こうしたお悩みは、見た目の問題だけでなく、
お口の乾燥やむし歯・歯周病のリスクにもつながります。


治療前のお口の状態は・・・
診断の結果、上顎の骨が前に、下顎はやや後ろに下がっている「骨格的なズレ」があり
加えて、上の前歯が前(唇側)に傾いている状態でした。
そこで今回は、
- ① ワイヤーの矯正装置を使って、お口全体の歯を動かしていく
- ② 上の歯を2本抜歯して前歯を下げるスペースを確保
- ③ 小さなネジ(アンカースクリュー)を利用して上の前歯を最大限後方へ動かす
という、お口全体の矯正治療を行いました。

矯正治療が進み歯並びに変化が!
- • 前歯がきれいに引っ込み、口元がすっきり
- • 噛み合わなかった前歯(オープンバイト)も改善
- • 横顔の印象が自然に整い、笑顔にも自信が

治療中は装置に慣れるまで少し大変な時期もありましたが、1
「口が閉じやすくなった」
「横顔が変わって、自分でもびっくりした」
と、患者様ご自身が大きな変化を実感されています。
歯並びや口元の見え方にお悩みの方へ
歯並びや噛み合わせのお悩みは、人にはなかなか話しづらく、
「このくらいなら…」と我慢してしまう方も多い傾向にあります。
ですが、毎日使う「歯」と「口元」が変わると、
笑顔・食事・人との会話など、生活のあらゆる場面で前向きな気持ちになれます。
政久歯科醫院では、機能と見た目の両方を大切にした矯正治療を、子供から大人の方まで、幅広い年齢の患者様に行っております。
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

「どこに被せ物があるかわからない」自然な仕上がりに感動された精密根管治療|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年6月30日
定期検診でレントゲンを撮影した際、右上 5 番の歯に「根尖病変」と呼ばれる炎症のサインが見つかりました。
痛みなどの自覚症状はなく、患者様も「特に困っていることはない」とおっしゃっていましたが、このまま放置すると歯の根の先に膿がたまり、将来的には抜歯が必要になる可能性もありました。
今回は、早期発見できたことで、歯をしっかりと残すための治療を選ぶことができた症例をご紹介します。

「できるだけ長持ちさせたい」患者様の想いに応えるために
患者様が望まれたのは、「できるだけ歯を長持ちさせたい」ということ。
そのため、再発リスクの少ない精密根管治療(エンド)をご提案しました。
以前に治療された際の根管充填(根の中に詰める薬)の状態が不十分で、再感染を起こしていたため
感染物質をしっかり取り除き、改めて薬を詰め直しました。
| CT画像 |
レントゲン画像 |
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 |
治療後は一度仮歯を入れて経過を観察。炎症は落ち着き、レントゲン上でも病変が縮小していることが確認できたため、最終的な被せ物としてセラミック(フルジルコニアクラウン)を装着しました。
見た目の自然さと耐久性を両立した「フルジルコニアクラウン」
フルジルコニアクラウン、自然な色調と艶感が特徴のセラミック素材で、変色しにくく、金属を使用しないため歯ぐきへの影響も少ないのが魅力です。
審美性・機能性・耐久性の三拍子がそろった、非常に優れた素材です。
今回の治療後、患者様からはこんな言葉をいただきました。
「どれが被せ物なのかわからないですね。本当に自然できれいです。」
審美的にも高い評価をいただき、私たちとしてもとても嬉しい瞬間でした。

精密な治療で、歯を守り、見た目も美しく
今回のように、見た目には問題がなくても、レントゲン検査を通して病気が見つかることがあります。
自覚症状がないからといって安心せず、定期的なチェックがとても大切です。
政久歯科醫院では、マイクロスコープやCTを活用した精密な診断と治療を行い、患者様一人ひとりのご希望に合わせた最適なプランをご提案しています。
今回担当した村上先生は、丁寧な診療と細やかな治療を心がけ、患者様からの信頼も厚いドクターです。
「この歯、残せるかもしれません」まずは無料相談から
歯の寿命を延ばすためには、早期発見と適切な処置が鍵となります。
「できるだけ自分の歯で長く過ごしたい」「見た目にも美しく仕上げたい。
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
この記事の監修者
歯科医師:村上 諒

<経歴>
- 九州歯科大学歯学部 卒業
- 医療法人社団湧泉会 ひまわり歯科(研修医)
- 政久歯科醫院 入社
<資格・所属学会・団体>
- ストローマンベーシック
- ストローマンネオデント抜歯即時
- カラーコーディネーター
- 日本歯内療法学会

【症例紹介】「入れ歯なしでは食事もできない…」そんな患者様に行った抜歯即時デンチャー治療(経過途中)|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年6月2日
「左下の奥歯が当たると痛い」——そんなお悩みを抱えて来院された、患者様。
過去に他院で「もう治療法はない」と言われ、数年間そのままにしていたものの、再び症状が出始めたことで、当院を受診されました。

治療前の歯の状態:進行した歯周病と審美的なお悩み
診察させていただくと、お口全体に歯石が多く、歯ぐきの腫れや出血、そして歯のグラつきが見られました。
特に歯周病の進行が著しく、噛み合わせにも不調をきたしており、「このままでは食事すら満足にできない」状態。見た目も気になっていたそうです。
患者様は「できるだけ早く、しっかり噛めるようにしてほしい」というご希望でした。
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治療前の歯の状態
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抜歯即時デンチャーで、歯を抜いたその日に入れ歯を装着
重度の歯周病により、全ての歯を残すことは難しい状態でしたが、保存可能な歯はできる限り残し、治療計画を立てました。
残せない歯は抜歯し、根だけを残して歯の頭の部分をカット。入れ歯の安定性を考慮し、即日で義歯(入れ歯)を装着する「抜歯即時デンチャー」という方法を選択しました。
通常は抜歯後に歯ぐきが治るのを待ってから入れ歯を作ると、到着まで2~3ヵ月かかるのが一般的ですが、今回は「入れ歯がないと食事ができない」という事情をふまえ、すぐに義歯を入れる選択をしました。
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| 上顎の入れ歯を入れた状態 |
治療後の経過:時間と共にフィットしてきた入れ歯
治療直後は、入れ歯のフィット感が安定せず、患者様も不便さを感じておられました。
しかし、時間とともに歯ぐきと骨の状態が落ち着き、入れ歯が吸いつくように馴染んできています。
現在は、さらに歯周病治療を進めながら、下顎には部分入れ歯(パーシャルデンチャー)を作製する予定です。
治療はまだ途中段階ですが、日々のセルフケアも非常に大切です。担当ドクターからは入れ歯の使用方法や日々のケアについて、アドバイスをさせていただいています。
今回の治療を担当したのは福間先生

今回の治療を担当したのは、福間先生。
物腰が柔らかく、どんな小さなお悩みにも真摯に耳を傾ける姿勢が、ご年配の患者様から特に厚い信頼を集めています。
院内での診療に加え、訪問歯科にも積極的に取り組んでおり、お口の中だけでなく、患者様の生活背景や想いにも寄り添った診療を大切にしています。
お口の悩み、あきらめていませんか?
「治療方法がない」と言われた方でも、適切な診断と計画で、噛める・話せる・笑えるお口を取り戻すことができます。
当院では、患者様一人ひとりのご希望に寄り添いながら、可能な限り保険治療内でのご提案も行っています。
少しでも気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
初診相談・無料カウンセリングのご予約も随時受付中です。
👉 ご予約はこちらから
この記事の監修者
歯科医師:福間 有華

<経歴>
- 九州歯科大学歯学部 卒業
- 島根県立中央病院歯科口腔外科 勤務
- 政久歯科醫院 入社

長年の「なんとなく痛む」にサヨナラ!歯ぐきの外科的処置で違和感からの解放へ|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2025年4月16日
「左上の歯が、なんとなく時々疼くんです。」
そんなふうにおっしゃって来院された患者様。見た目には大きな虫歯や腫れがあるわけではありませんが、「たまに感じる疼き」は日常の小さなストレスになっていたようです。
治療計画と選択:原因は見えないところにありました
検査の結果、左上6番と7番の間にある歯周ポケットが一箇所だけ異常に深く、その奥には過去に入れられた人工の詰め物が歯肉の深部まで入り込んでいました。
これは「生物学的幅径(せいぶつがくてきふくけい)」と呼ばれる、歯ぐきの健康を保つための歯ぐきの厚みが深い詰め物で壊されている状態。体が異物と判断し、慢性的に炎症が起きてしまうのです。
「これが疼きの原因かもしれません」とご説明し、まずはその詰め物を外してみることに。やはり中は腫れており、原因がハッキリしました。

治療の経過:歯ぐきの状態を整えるレングスニング
問題の根本改善のために、歯肉弁根尖側移動術という歯ぐきを下げる処置を行いました。これにより、生物学的幅径を回復させ、炎症の起きにくい環境を整えることができます。
手術後は、仮歯をしばらく使っていただきながら、歯ぐきの形を丁寧に整えていきました。
治療後の患者様の様子
治療後、患者様は
「今では違和感を感じることなく食事ができています」
と笑顔でお話しくださいました。
歯のトラブルは、見た目だけでは分からないことも多く、特になんとなく不快明確な痛みはないけど気になるという症状には、原因の特定に丁寧な診査が必要です。
今回の治療を担当したのは村上先生

今回のケースのように、過去の治療の影響が長い年月を経て症状として現れることがあります。見えない場所にこそ、じっくり向き合うことが大切です。
「はっきりした痛みはないけど、なんだか気になる」
「原因がわからないけど、ずっとスッキリしない」
そんなお悩みこそ、ぜひ一度ご相談ください。わたしたちは、症状の裏側にある本当の原因に向き合い、患者様が安心して笑顔になれるようサポートいたします。
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少しでも「自分もこのケースと同じかも?」と感じた方は、 まずはお気軽に無料相談のご予約をどうぞ。
👉 無料相談の予約はこちらから
この記事の監修者
歯科医師:村上 諒

<経歴>
- 九州歯科大学歯学部 卒業
- 医療法人社団湧泉会 ひまわり歯科(研修医)
- 政久歯科醫院 入社
<資格・所属学会・団体>
- ストローマンベーシック
- ストローマンネオデント抜歯即時
- カラーコーディネーター
- 日本歯内療法学会

抜歯後の適切な対応について|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年12月24日
当院では、なるべく「抜歯を回避する治療」を行っていますが、どうしても歯を残せない場合もあります。
歯を抜いた後は、術後の回復のため、また残っている歯の健康を守るため適切な処置をする必要があります。
今回は、歯を抜いたあと放置するとどうなるのか?また抜歯後の治療の流れた注意点などもお伝えします。

抜歯をしたあと放置するとどうなってしまう?
大きな虫歯で歯の大部分を失ってしまうと、歯を抜かざるを得ない場合があります。 抜歯後は、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」いずれかの方法で、歯の機能を回復させる治療が必要です。
歯を失っても目立たない場所だと「そのまま放置していても気にならない」と思うこともあるかもしれませんが、放置するのは良くありません。
周囲の歯に悪影響が出たり、噛み合わせ全体が崩れてしまうこともあります。
悪影響について詳しく解説していきます。
空いたスペースを埋めようと動いてしまう
抜歯した部分は、空いたスペースとなり、周囲の歯が空いたスペースに向かって動いてきてしまいます。
噛み合わせが悪くなる
噛み合う位置の歯や両隣にあった歯が動くことにより、歯列(歯並び)が乱れ、噛み合わせ全体が悪くなる可能性があります。
一部の歯に大きな負担がかかるようになれば、歯が欠ける・割れる、摩耗するなどのリスクが高くなります。また咀嚼に問題が生じる場合や、顔貌(お顔の見た目)自体に歪みが出てしまうことがあります。
治療後の痛みや腫れはどれくらいで治るのか

抜歯は外科処置で歯茎の中や顎の骨に触れる処置です。そのため、治療後は痛みや腫れが起きることがあります。しかし痛みや腫れは2〜3日で治ってくるので、心配ありません。
痛みのピークは抜歯翌日で、その後は徐々にひいてきます。腫れのピークは痛みより少し遅れて現れ、抜歯から2日後くらいになることが多いでしょう。
抜歯後3日から1週間ほどで、痛みも腫れも治まってきます。
わずかに鈍い痛みが残ることがありますが、長くても2週間程度で改善するでしょう。
個人差がありますので、抜歯後は様子を見ながら安静に過ごすようにしてください。
痛みや腫れが治らない場合や、出血が止まらない場合など、異常を感じたら早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
抜歯後の注意点

歯を抜いた後は、治癒を良好に進め、痛みや腫れを長引かせないためにいくつかの注意点があります。
飲酒・激しい運動・入浴を控える
抜歯後は血の巡りが良くなる行為を控えることが重要です。血流が良くなると、痛みや腫れが強くなる可能性があります。そのため、飲酒や激しい運動、入浴は避けましょう。お風呂も湯船には浸からず、シャワー程度にしましょう。
患部を指や舌で触らない
抜歯した部位が気になるかもしれませんが、指や舌で触るのは避けてください。触ってしまうことで痛みや腫れが強くなる場合や、患部が細菌感染を起こす可能性があります。
うがいを極力しない
抜歯後の穴には血餅(けっぺい)と呼ばれる血の塊ができ、それがカサブタのような役割を果たして治癒を促します。しかし、強いうがいを繰り返すと血餅が剥がれ、治りが悪くなることがあります。ブクブクと強いうがいをはもちろん、 極力うがいを控えていただきます。
処方された薬を用法通りに飲む
抜歯後には、痛み止め(鎮痛剤)や抗生物質が処方されることが多いです。痛み止めは、痛みがある時に医師の指示通りの間隔を守って服用してください。抗生物質が処方された場合は、抜歯した部位の感染を防くために痛みがなくなった後でも必ず全て飲み切ることが大切です。
当院での抜歯後の処置について

抜歯後は、止血状態を確認したうえでご帰宅いただきます。その後、必要に応じて消毒などのために来院していただくことがあります。
消毒
抜歯した部位に異常がないかを確認し、消毒を行います。
通常、抜歯の翌日または翌々日に受診していただくことが多いです。
抜糸
抜歯の状態によっては、処置の最後に縫合を行うことがあります。
この場合、抜歯から1週間程度で抜糸処置を行います。
抜歯窩(ばっしか)の治癒経過の観察と治療計画
抜歯後の傷跡は、1か月から1か月半ほどで完全に歯茎に覆われます。歯の根があった部分に骨が形成されるにはさらに時間がかかりますが、抜歯後1年ほどで骨も完全に出来上がります。
抜歯を悩まれている方へ

いかがでしたか?今回は抜歯後の適切な対応についてご紹介しました。
抜歯した部分は、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」のいずれかの方法で治療を行い、歯があった部分を補う必要があります。個人差があるため歯の治癒状態を確認しながら治療を進めますが、抜歯した歯が前歯の場合など、早めに見た目を回復する必要がある場合は、抜歯と同時に仮歯を入れるなどの処置を行うことも可能です。
また、インプラントを希望される場合は、抜歯前から治療計画を立てる必要があります。抜歯と同時にインプラントの施術を行う場合もあるため、事前に詳しい治療相談や治療計画のための検査を実施いたします。
「この歯は抜かなければならない、と言われて怖くなった」と抜歯することを悩まれている患者様も多くいらっしゃいます。セカンドオピニオンも受け付けていますので、一度ご相談ください。
抜歯を回避できたケースはこちら⇨
政久歯科醫院のインプラント治療についてはこちら⇨
政久歯科醫院の入れ歯治療についてはこちら⇨
政久歯科醫院のセラミック治療についてはこちら⇨
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

矯正中の痛み|ピークはいつまで?痛みの対処法についても紹介|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年9月23日
歯科矯正に興味はあるけれど、痛みが心配という方が多いのではないでしょうか?矯正は歯の移動に伴う痛みは発生しますが、矯正中ずっと痛みが続くわけではなく、個人差もあります。 また、矯正治療中に歯の移動以外で痛みを感じることもありますので、矯正治療を始めるか検討されている場合は、どのような痛みがあるのか事前に知っておいたほうが安心ですよね。 今回は矯正中の痛みの種類と痛みのピーク、また対処法についてご紹介していきますので、矯正中の痛みについて知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
矯正の痛みはいつまで続くのか?痛みが出る理由は?

冒頭でもお伝えしたように、矯正治療での歯の移動に伴う痛みは個人差はあるものの発生する可能性は高く、ワイヤー矯正かマウスピース矯正かによっても痛みの続く期間は若干異なります。 歯の移動に伴い痛みが出る理由は、歯を移動させるために骨や歯根膜と呼ばれる歯の周囲の組織に力が加わるからです。ブラケットやワイヤー、またはマウスピースなどの矯正装置によって歯に持続的な力がかかると、その力が歯の周囲の骨や歯根膜(しこんまく)に伝わります。 さらに、歯が動こうとしている方向の骨が少しずつ吸収され、反対側では新しい骨が形成されます。この流れを骨のリモデリングと呼び、骨の細胞が活性化されるため、炎症が起こり、痛みとして感じるのです。
ワイヤー矯正の痛みの大まかな目安
ワイヤー矯正による痛みは、ワイヤーを初めて装着したり、ワイヤーを太いサイズに交換してから出始めることがあります。 その後、最初に感じた痛みのピークは2・3日で徐々に減っていき、およそ一週間後にはほぼ痛みは感じなくなるでしょう。
マウスピース矯正の痛みの大まかな目安
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べると痛みは少ないと言われていますが、痛みが出始めるのは初めてマウスピースを装着する時や、新しいマウスピースに交換したタイミングです。 痛みのピークは新しいマウスピース装着直後で、その後徐々に痛みは減っていき3日から一週間程度で痛みは消失してきます。
矯正の痛みの種類
矯正治療において、歯の移動に伴う痛み以外にも痛みを感じることがあります。 ワイヤー矯正とマウスピース矯正それぞれの場合で出る可能性のある痛みについてご説明します。
ワイヤー矯正の場合

口唇や粘膜の痛み
ワイヤー矯正で歯が移動してくると、それまで当たらなかった器具などが口唇や頬などの粘膜に当たり、口内炎ができてしまうことがあります。 口内炎が出来てしまうと、特に食事中は痛みを感じやすいでしょう。
ワイヤーの後方の痛み
歯が移動すると、余分なワイヤーがお口の後方に伸びてきてしまうことがあります。 きちんと歯が移動している証拠でもありますが、粘膜を傷つけて痛みを感じてしまいます。
装置が取れてしまった場合の痛み
ワイヤー矯正はブラケットやバンドといった装置を歯にセメントで接着させますが、稀に歯面から取れてしまうことがあります。 その場合は、取れてしまった装置が動いて食事の際などに痛みを感じる可能性があります。
マウスピース矯正の場合

粘膜の痛み
マウスピース矯正は取り外しが可能なため、ワイヤー矯正のような痛みを感じることはありません。 しかし、稀に歯肉の状態によってはマウスピースの縁の部分が歯肉に刺さるような痛みを感じることがあります。
痛みの対処法

ワイヤー矯正の痛みの対処法
口唇や粘膜の痛みに関しては、シリコン製のワックスなどの粘膜保護剤を痛みがある場所に貼り付けることで一時的に痛みを回避することができます。 装置が取れてしまった場合や、ワイヤーが後方に伸びてきて痛みを感じるような場合はなるべく早めに歯科医院を受診しましょう。
マウスピース矯正の痛みの対処法
マウスピース矯正の装置が歯肉に刺さって痛みを感じる場合は、使用を中断して、医院へご連絡・ご相談ください。
まとめ

政久歯科醫院では、ワイヤー矯正・またはマウスピース矯正のどちらも選択でき、マウスピース矯正においては日本・世界で実績の高いメーカーのものを使用しています。 また、当院では専用の「iTero」という器械を使用することで、事前に歯並びのシミュレーションを行うこともできます。矯正治療に伴う痛みについてはもちろん、治療前に心配なことは些細なことでもカウンセリングの際にご相談ください。 矯正治療で私たちと共に、さらにすてきな笑顔を目指しましょう。
政久歯科醫院の矯正歯科についてはこちらから⇨
この記事の監修者
院長:政久 直紀

経歴
- 広島大学歯学部 卒業
- 医療法人光済会 森本歯科医院 勤務
- 医療法人明生会 明生会歯科診療所 院長
- 政久デンタルオフィス 開業
- 政久歯科醫院 移転開業
- 医療法人社団BLISS 開設

親知らずの抜歯は痛い?|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年6月10日
「親知らずの抜歯は痛かった!」とか「親知らずを抜いた後、顔が腫れた!」などマイナスな感想や体験を耳にしたことはありませんか?親知らずの抜歯は多くの人にとって不安を感じるもののようです。しかし正しい情報を持つことで不安を和らげることができます。親知らずが痛んでいたり、親知らずの抜歯を考えている方に、親知らずの抜歯時や抜歯後の痛みについて解説していきましょう。

抜歯時の痛み

麻酔が十分に効いていない場合
通常、抜歯は局所麻酔を使用して行われるため、手術中に痛みを感じることはありません。しかし、麻酔が完全に効いていない場合、痛みや不快感を感じることがあります。 麻酔が効いていないと感じた場合は、すぐに歯科医師に伝えて追加の麻酔を受けるようにしましょう。
圧迫感や引っ張られる感じ
局所麻酔のため、麻酔が効いている状態でも「歯を引っ張られる感じ」や「グイグイ押される圧迫感」といった感覚を覚えることはあります。
振動や音
痛みとは違いますが、不快に感じることとして、歯を抜くために使われる器具の振動や音が気になる方もいます。 この圧迫感や引っ張られる感じ・振動や音については【静脈内鎮静】を行うこ とで解決できます。
抜歯後の痛み

手術部位の炎症
麻酔が切れた後に感じる最初の痛みは鈍く重い感じの痛みです。手術による組織の損傷により起こった炎症で「鈍いズキズキする痛み」や「じんわり痛む感じ」「腫れて重たい感じ」「圧迫される感じ」と表現されるこの痛みは通常、手術後の数日間続きます。 冷却シートを使って腫れを軽減し、処方された鎮痛剤を使用することで痛みを和らげることができます。
感染
抜歯後の傷口が感染すると、痛みや腫れ、膿が出ることがあります。「脈打つような痛み」「ズキズキする感じ」の痛みを伴います。特に血流が増える夕方から夜にかけて痛みを強く感じることがあります。 感染のリスクを減らすためには、処方された薬をきちんと服用すること・適切な口腔ケアと衛生管理が重要です。 抜歯後の口腔ケアの指示を守り、異常を感じた場合は早めに歯科医師に相談しましょう。
縫合部位の違和感
抜歯後、傷口を縫合することがあります。縫合部位が引っ張られる感じや軽い痛みを感じることがあります。 通常、数日以内に慣れますが、強い痛みや違和感が続く場合は歯科医師に相談してください。
ドライソケットによる痛み
ドライソケット(Dry Socket)は、親知らずなどの抜歯後に発生することのある合併症です。 抜歯後に血液の塊(血餅)が抜歯窩(歯が抜かれた後の穴)から失われるか、形成されないことによって発生する痛みを伴う状態です。通常、血餅は抜歯窩を保護し、治癒を促進しますが、これがないと骨が露出し、強い痛みと感染のリスクが高まります。 抜歯後2〜4日以内に発生することが多く、鎮痛剤が効かないほどの強い痛みが特徴です。 直ちに歯科医師の相談し、消毒や洗浄、投薬等適切な処置を受けることが大切です。
痛みを和らげるための対策

鎮痛剤の使用
歯科医師から処方された鎮痛剤を使用することで、痛みを効果的に和らげることができます。 感染のリスクがある場合、鎮痛剤とともに抗生物質が処方されることもあります。
冷却
腫れた場合でも、氷などで冷やしすぎるとかえって治癒を悪くします。濡れタオル・冷却シートなどで冷やすことが推奨されます。
まとめ
親知らずの抜歯は不安を感じることが多い手術ですが、適切な診断と施術及びケアでその不安を軽減することができます。抜歯時の痛みは麻酔によって管理され、抜歯後の痛みや腫れも適切な処置で和らげることができます。疑問や不安がある場合は、遠慮せずに歯科医師に相談してください。
親知らずの抜歯についてはこちら⇨

虫歯で神経を抜く?いえ、神経を残せる可能性があります。|岡山にある歯医者【政久歯科醫院】
2024年5月27日
歯が痛くなったり、歯ぐきが腫れたことはありませんか? これらの原因は虫歯菌かもしれません。 歯の神経は、本来なら『エナメル質』『象牙質』といった構造によって守られていますが、虫歯によって溶けてしまうとむき出しに近い状態になり、かなり敏感になってしまうことが原因で『痛い』『しみる』という状態になってしまいます。 今回は、虫歯が神経まで到達し、神経を抜く場合の治療とその予防法をお伝えします。
1.虫歯の大きさと治療法
虫歯の大きさ・深さによって治療法が変わります。 小さい虫歯であれば、コンポジットレジン(CR)という材料を使い1日で治療することができます。一方、何もしていなくてもズキズキするような『神経にまで及ぶ大きく深いむし歯』であれば、神経を抜く処置をしなければなりません。

2.神経を残す治療
以前は虫歯が神経まで到達していれば、神経をとる処置を行っていました。 しかし、現在は神経を残す手段が出てきました!それが、MTA(歯髄温存療法)です。 虫歯をとりきった後、神経の部屋が出来てきた際に、神経を取るのではなく、そこに薬を置いて神経を守る方法です。この薬を『MTAセメント』と言います。 『神経をとった歯』と『神経が残っている歯』の寿命は、なんと10年違うと言われています。神経をとる処置(抜髄)を行うと、もう神経は戻ってきません。だからこそ、神経を残しておくということは重要な事です。 大きく削ったり、神経を抜く前にこの処置を行うことで、歯の寿命は大きく伸びます。

ただ、このMTAセメントも100%成功するというわけではありません。虫歯がある歯について事前に調べ『感染の程度・リスクがどれくらいあるか』を調べると共に、神経の状態を確認しながら処置を行います。 歯髄が処置後炎症を起こしたり、壊死したりするリスクが高い場合は、神経を抜く処置(抜髄)を行わなければなりません。
歯の神経を守る治療について詳しくはこちら
3.神経を抜く治療
抜髄
痛みはさほど感じていなくても、おおきくなった虫歯が神経まで到達している時やズキズキいたみがあるときは、神経(歯髄)を抜く『抜髄』という処置が必要です。 神経そのものに感染があるため、感染した歯髄をとり除き、根の中を殺菌・消毒して、綺麗にします。

その後、症状がないのを確認して根の中に薬を詰めて根の中が感染しない様にします。 また、政久歯科醫院では処置後の治癒力を上げるために『米国式の根管治療』も行っています。ただし、自由診療となります。
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4.神経をとりたくない!予防の鍵はメンテナンス
虫歯は小さい内は特に症状がないことが多いです。そのため、気づかないうちにどんどん歯を溶かして行きます。 今までに治療したことのある歯が、再びむし歯になってしまった場合、治療した部分をもう一度とってしまわなければなりません。削る部分がどんどん大きくなり、神経をとる治療になる可能性は高まります。 そのため、早期発見・早期治療がとても大切です。口の中で何かが起きてからではなく、定期的にチェック・メンテナンスを受けたり、ブラッシングの方法を学び、口腔内を清潔に保つようにしましょう。

一言に歯磨きと言っても、お口の環境や歯の本数・歯並び・虫歯や歯周病のリスクは様々。 また、患者様の生活背景によって歯磨きにかけられる時間やタイミングもバラバラです。 だからこそ、当院ではマニュアル的な診療・説明ではなく、歯科医師・歯科衛生士がお一人お一人のお口の状態を診て歯磨きの方法やポイント・歯ブラシ・フロスをご提案しています。
5.まとめ
いかがでしたか? 虫歯が歯の神経まで到達してしまうと激しい痛みを感じる方も少なくありません。 ・痛くて仕事にならない ・痛みでゆっくり寝られない そんな日常生活のストレスになるような痛みを避けるために、そして大切な歯の神経を守るためにも、メンテナンスを受けたり、ブラッシングの方法を習得して、口腔内を清潔に保つようにしましょう。

