欧米人の歯は美しい!!
2018年7月13日
豪雨災害から1週間、うだるような暑さの中、
水害で廃棄せざるを得ない家具家財の撤去作業、
避難所での不自由な生活を余儀なくされている方々に
胸もふさがる思いでおります。
当たり前の日常こそが最も尊いもの。
当たり前に仕事ができることに感謝しつつ、
今日も目の前の患者様に真剣に向き合います。
さて、今日は欧米人の歯に対する意識の高さについてお話しましょう。
先日当院にオーストリア出身の30代のご夫婦が歯科健診ご希望ということでご来院されました。
「お二人とも歯が白くてピカピカ!」
「お二人とも歯並びがきれいで、理想的!」
「お二人の口元からは、品格ある美しさと自信があふれだしている!」
シンフォニービルということも関係してか、当院には日本に赴任されている外国人の患者様や音楽家の患者様も多くお見えになりますが、その中でも群を抜いて、歯科医の私が感心して見とれるほど美しい口元だったのです。
治療の形跡が全くない、綺麗に並んだ真っ白に輝く歯
予防歯科が目指す理想の口元がそこにありました。
彼らは話してくれました。
「子どものころから歯科医院で年に何回か歯科健診や口腔ケアを受けることは当たり前だったこと」
「歯並びが悪いことは恥ずかしいことなので、矯正治療は当たり前のことだったこと。」
「家でのセルフケアもデンタルフロスを使って時間をかけ、丁寧にしていること。」
「お口は自己管理能力が表れる部位のひとつとして、仕事面、対人面に多大な影響があるので、口元の美しさと清潔さを保つために時間とお金をかけることは人生においてとても重要であるということ」
欧米人は歯に対する意識が日本人とはくらべものにならない!!
日本はまだ予防より、治療が中心の歯科医療です。
予防ができていないのですから、加齢とともに歯が悪くなるのは当たり前。日本の歯科医院の治療レベルは高いとは言われていますが、治療の質は歯科医院によって大きな違いがあります。
疾患になる前の予防に対して国が保険で援助し、もし疾患になった場合は自己責任のため自費で治療を行ってもらうという方が理にかなっていると思いますが、日本にはそのような歯科医療制度はありません。
日本人も子どもの頃から予防歯科に通うことがスタンダードになれば・・・。口腔は高い意識とプロフェッショナルケアできちんと管理できるのです。とはいえ、日本の医療保険制度は予防医療が適用対象外・・・。
日本人の歯は美しい!!と世界中で言われるような歯科医療を!
日本の保険制度をすぐに変えることはことは困難ですが、簡単に変えることができるのはお口の健康に対する個人の意識です。
予防歯科で美と健康を守ることは もはや教養の一部と言えます。 歯が痛くなってから、歯を失ってから、歯科医院に行くのではなく、治療を受ける必要のない口腔を維持することで、美しく、健やかに、自信をもって生きてゆくために予防歯科に通うという考え方を一人でも多くの方に持っていただきたいと思います。
予防歯科が創る「美」と「健康」
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