歯がグラグラで膿が出る|歯周組織再生療法で抜歯を回避した症例|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2026年4月27日
「できるだけ歯を抜きたくない」
これは、歯周病でお悩みの患者様からよくいただくご相談のひとつです。
今回ご紹介するのは、他院で矯正治療を終えたあとに歯周病が見つかり、
歯のグラグラグラ揺れて、膿が出る状態まで進行していた 50 代女性の症例です。
同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。

ご来院時のお悩み
今回の患者様は、他院で矯正治療を終えたあと、歯周病が見つかり、次第に歯のグラつきが強くなり、膿も出る状態になっていました。
このまま歯周病が進行し続けると、抜歯が必要になる可能性もある状況でしたが、患者様のお話をお伺いすると、「できるだけ自分の歯を残したい」という強いご希望を強くお持ちでした。虫歯や歯周病で失ってしまった歯は、元に戻すことはできません。
だからこそ当院では、まず患者様のご希望をお伺いし、今ある歯を残せる可能性があるかどうかを丁寧に見極め、そのうえで治療方法をご提案しています。
治療前の状態
お口の中を診察した時には、いくつかの歯に大きく揺れて膿が出ていることも確認できました。
これは、歯を支えている周りの組織にも、大きなダメージが出ているサインです。
実は、歯周病が進行すると、歯ぐきだけでなく、歯を支える骨まで影響を受けます。
その結果、
- • 歯がグラグラする
- • 歯ぐきから膿が出る
- • 噛みにくくなる
- • 将来的に歯を失うリスクが高くなる
といった問題につながります。
エムドゲインを使用した歯周組織再生療法とは?
患者様のご希望をできる限り叶えるため、お口全体の検査と診断を行い、患者様とのご相談の結果、「抜く」のではなく、「残すために何ができるか」を考え、歯周組織再生療法を選択しました。
この治療は、歯周病によって失われた歯のまわりの組織の回復を目指す方法です。今回の治療では、「エムドゲイン」というお薬を使用した歯周組織再生療法を行いました。
エムドゲインを使うことで、失われた組織が回復しやすい環境を整え
体が本来持っている回復する力を引き出し、骨や歯ぐきの再生を促すことが期待できます。
歯周病が進行すると、歯ぐきの中にある骨が少しずつ減っていき、歯がグラグラしてしまいます。
通常は、一度減ってしまった骨は自然に元通りになることは難しいとされています。
エムドゲインを使うことで、失われた組織が回復しやすい環境を整え
体が本来持っている回復する力を引き出し、骨や歯ぐきの再生を促すことが期待できます。
治療後の変化
治療期間は約半年。
経過を丁寧に確認しながら、歯ぐきや周囲の状態を見守っていきました。
骨の回復が見られ、膿も止まり、グラグラしていた歯の揺れも改善しました。

ご来院時には残すことが難しく見えるほど不安定だった歯が、しっかりと落ち着いてきたことで、
「こんなに回復するなんて信じられない。やって本当に良かった」と、患者様にも変化を実感していただくことができました。
歯周病は、進行すると歯を失う原因になります。
しかし、適切な診断と治療によって、歯を残せるケースもあります。
もちろん、すべてのケースで同じ結果になるわけではありません。
それでも、早い段階で適切な治療につなげることで、将来の選択肢を広げられる可能性があります。

歯周病で歯がグラグラしていても、残せる可能性があります
歯周病で歯が揺れてくると、「もう抜くしかないのでは」と不安にな理、歯科医院から足が遠のる方は少なくありません。
ですが、状態によっては今回のように、歯を残すための治療ができることがあります。
特に、
- • 歯がグラついてきた
- • 歯ぐきから血や膿が出る
- • 噛むと違和感がある
- • できるだけ自分の歯を残したい
このようなお悩みがある方は、できるだけ早めの相談が大切です。
症状が進むほど治療の選択肢は限られてしまうため、
「まだ大丈夫かな」と様子を見るより、まずは一度状態を確認することをおすすめします。
今回の治療を担当したドクターは、副院長 政久 侃祐先生

こんな方は一度ご相談ください
患者様のお口の状態をしっかり見極め、「できるだけ歯を残したい」というお気持ちに寄り添いながら、適切な治療方法を提案することを大切にしています。
歯周病の治療は、ただ悪い部分を処置するだけではなく、その歯を今後どう守っていくかまで考えることが大切です。
「もう抜くしかないかもしれない」そんな不安を抱えている方にとっても、落ち着いて相談しやすい存在でありたいと考えています。
- • 歯周病で歯がグラグラしている
- • 歯ぐきから膿が出る
- • 他院で抜歯と言われたが、残せる方法がないか知りたい
- • できるだけ自分の歯を残したい
- • 将来を考えて、今のうちにしっかり治療したい
歯を残せるかどうかは、早めの診断がとても大切です。
気になる症状がある方は、自己判断せず、お早めにご相談ください。
この症例の治療情報
治療名:歯周組織再生療法
治療期間:半年
治療費用:100,000 円
主なリスク・副作用:感染の可能性があります。
※治療の適応や経過には個人差があります。
岡山で「できるだけ歯を残す治療」をご希望の方へ
政久歯科醫院では、患者様のお口の状態を丁寧に確認し、
今ある歯をできるだけ残すために何ができるかを大切にしながら治療をご提案しています。
歯周病でお悩みの方や、「抜歯と言われたけれど、本当に抜くしかないのか知りたい」という方、当院ではセカンドオピニオンも対応しています。
まずは一度ご相談ください。
ご自身の歯でこれからも食事を楽しみ、安心して過ごしていただくために、今できることを一緒に考えていきます。
ご予約・ご相談はこちらから。無料相談のご予約も受け付けています。
▶政久歯科醫院のできるだけ歯を残す治療についてはこちらから
神経が死んだ歯は抜歯しかない? 放置した時のリスクと残せる可能性|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2026年4月17日
歯の痛みが急になくなると、「治ったのかもしれない」と感じることがあります。
けれども、歯の神経が死んでいる場合は、痛みがないまま症状が進むこともあり、見た目の変色や歯ぐきの腫れなどが出てから気づくことも少なくありません。
大切な歯をできるだけ残すためにも、気になる変化がある時は早めの確認がおすすめです。ここでは、神経が死んだ歯を放置するリスクや、残せる可能性がある治療について、岡山市シンフォニービルの【政久歯科醫院】がわかりやすくお伝えします。
神経が死んだ歯は、痛みがなくても放置しないでください

歯の痛みが急になくなると、「自然に治ったのかな」と思われる方もいらっしゃいます。
ですが、神経が弱ったり死んでしまったりすると、痛みを感じにくくなることがあり、症状が落ち着いたように見えても、お口の中で問題が続いている場合があります。
実際には、歯の中の感染が残ったまま進み、歯ぐきの腫れや膿、根の先の炎症、歯の変色などにつながることがあります。放置する期間が長くなるほど、歯を残すための治療が大がかりになりやすいため、「前より痛くないから大丈夫」と自己判断せず、早めに状態を確認することが大切です。
歯の神経が死んだかもしれない時に出やすいサイン
歯の神経が弱ったり死んでしまったりしても、いつも強い痛みが出るとは限りません。
むしろ、はじめに強い痛みが出たあとで急に静かになったり、見た目や歯ぐきの変化から気づいたりすることもあります。気になる変化がある時は、「まだ痛くないから大丈夫」と考えず、早めに確認することが大切です。
以前はしみたり痛んだりしていたのに、急に落ち着いた
冷たい物がしみる、ズキズキするなどの症状が続いたあと、急に痛みがなくなることがあります。この変化だけを見ると治ったように感じやすいのですが、実際には神経の状態が悪くなって痛みを感じにくくなっている場合があります。
痛みが消えたことを安心材料にせず、一度状態を見ておくことが大切です。
歯の色がグレーっぽい、茶色っぽい、黒っぽい
神経が死んだ歯では、歯の色が少しずつ暗く見えてくることがあります。特に前歯は色の変化に気づきやすく、「1本だけ色が違う」「なんとなくくすんで見える」と感じる方も少なくありません。ぶつけた歯がしばらくしてから変色することもあるため、見た目の変化は見逃したくないサインです。
歯ぐきが腫れる、白いできもののようなものが出る
神経が死んだ歯では、根の先に炎症が広がり、歯ぐきが腫れたり、白いニキビのようなできものが出たりすることがあります。これを繰り返している時は、歯の中の感染が続いている可能性があります。痛みが強くなくても、そのままにせず確認しておきたい状態です。
噛んだ時に違和感がある、歯が浮く感じがする
見た目には大きな変化がなくても、噛んだ時だけ違和感がある、歯が少し浮いたように感じることがあります。こうした症状は、根の先の炎症が関係していることがあります。普段は気にならなくても、食事の時だけ片側で噛みにくいと感じる場合は注意が必要です。
においが気になる
神経が死んだ歯では、歯の中の状態が悪化し、においが気になることがあります。ご自身では気づきにくくても、「その歯のあたりだけ気になる」「お口のにおいが前より気になる」と感じた時は、歯の中のトラブルが隠れていることがあります。
神経が死んだ歯を放置すると起こりやすいこと

歯の神経が死んでしまっても、すぐに強い痛みが出るとは限りません。
そのため、「今は痛くないから急がなくても大丈夫」と思ってしまう方もいらっしゃいます。ですが、歯の中の状態が悪いまま時間がたつと、見えないところで炎症が進み、治療が大がかりになることがあります。抜歯をしなければいけない状態に進んでしまうこともあるため、放置はおすすめできません。
根の先に膿がたまることがある
歯の神経が死んだままになると、歯の中で細菌が増え、根の先に膿がたまることがあります。はじめは自覚症状が少なくても、あとから違和感が出たり、噛んだ時に痛みを感じたりすることがあります。状態が進むと、治療回数が増えやすくなるため、早めの確認が大切です。
あごの骨に負担がかかることがある
歯の根の先の炎症が長く続くと、そのまわりの骨にも影響が出ることがあります。見た目では分かりにくいですが、レントゲンを撮ると変化が見つかることもあります。こうなると、ただ痛みを抑えるだけではなく、歯を残すための治療をしっかり考える必要が出てきます。
歯がもろくなり、割れるリスクが高くなる
神経が死んだ歯は、健康な歯に比べて弱くなりやすい傾向があります。そのまま使い続けることで、歯にひびが入ったり、大きく割れたりすることがあります。歯の割れ方によっては、せっかく治療を考えても残せなくなる場合があるため、放置が長くなるほど不利になりやすいです。
抜歯が必要になる可能性がある
早い段階で治療ができれば残せる歯でも、炎症が広がったり、歯が大きく割れたりすると、抜歯を考えなければならないことがあります。できるだけご自身の歯を残すためにも、「痛くない今のうち」に状態を確認しておくことが大切です。
神経が死んだ歯は抜歯しかない?残せる可能性がある治療
歯の神経が死んでいると言われると、「もう抜くしかないのでは」と不安になる方は少なくありません。
ですが、すべての歯がすぐに抜歯になるわけではありません。
歯の根の状態や、根の先に膿があるか、歯が割れていないかなどを丁寧に確認したうえで、残せる可能性があるかを判断していきます。早めに状態を確認できるほど、歯を残せる可能性は高まりやすくなります。
まずは根管治療で歯を残せるかを確認します
神経が死んだ歯では、歯の中の細菌を取り除き、再び感染しにくい状態を目指す「根管治療」を行うことがあります。
根管治療は歯科の中でも難しい治療のひとつであり、精度が結果に影響しやすい治療です。そのため、ただ治療を始めるのではなく、患部の状態をよく見ながら、できるだけ歯を残す方向で治療方法を一緒に考えていきます。
通常の治療では難しい場合でも、対応できることがあります
根の先に膿がたまっている、何度も再発を繰り返している、治療後も痛みが取れないといったケースでは、一般的な根管治療だけでは対応が難しいことがあります。政久歯科醫院では、そのような場合に外科的な処置を行い、できる限り歯の保存に努めています。
根の先の膿の袋を取り除く歯根端切除術や、一度歯を抜いて処置して元に戻す再植術にも対応しているため、「抜歯と言われた歯だからもう無理かもしれない」と感じている方も、一度ご相談ください。
抜歯を急がず、残せる可能性を丁寧に見ていくことが大切です
治療が何か月も続いて終わらない方、再発を繰り返している方、抜歯の宣告を受けた方、治療後も痛みが取れない方の相談も受け付けています。
神経が死んだ歯でも、状態によっては残せる可能性がありますので、自己判断であきらめず、まずは今のお口の状態を確認してみることをおすすめします。セカンドオピニオンにも対応しているため、治療方針に迷っている方もご相談いただけます。
岡山市で神経が死んだ歯のご相談は岡山シンフォニービルの【政久歯科醫院】へ

神経が死んだかもしれない歯は、痛みがないまま悪化することがあります。歯の色が変わってきた、歯ぐきが腫れる、何度も同じ歯が気になるといった症状がある時は、そのままにせず早めに確認することが大切です。
政久歯科醫院では、根管治療のご相談に対応しており、治療が長引いている歯や、再発を繰り返している歯、治療後も痛みが取れない歯についてもご相談いただけます。
また、当院ではセカンドオピニオンにも対応しています。ほかの医院で抜歯と言われた方や、このまま今の治療を続けてよいのか迷っている方も、一度状態を確認したうえで治療方法を一緒に考えていくことができます。できるだけご自身の歯を残したいとお考えの方は、どうぞご相談ください。
政久歯科醫院は岡山市北区表町の岡山シンフォニービル2Fにあり、初めての方はWEB予約にも対応しています。神経が死んだ歯かもしれない、抜歯になるのか不安、まずは状態を知りたいという方は、お早めに当院へご相談ください。
▶政久歯科醫院の抜歯を回避する治療についてはこちら
▶政久歯科醫院の根管治療についてはこちら
歯と歯の間の虫歯は気づきにくい?矯正中に見つかった早期虫歯治療の症例|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2026年4月13日
「虫歯は痛くなってから気づくもの」
そう思われている方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、痛みや自覚症状がないまま進行している虫歯も少なくありません。
今回ご紹介するのは、矯正治療中の診察で偶然見つかった“歯と歯の間の虫歯”を、最小限の処置で治療できた症例です。
虫歯は、早く見つかるほど歯への負担を少なく治療できる可能性が高くなります。

矯正治療中に見つかった「歯と歯の間の虫歯」
今回の患者様は50代の女性、現在矯正治療を受けておられます。
矯正治療が進み、歯が少しずつ動いたことで、これまで重なって見えなかった部分が見えるようになり、歯と歯の間にできた虫歯がを見つけることができました。
この虫歯は、患者様ご自身で感じる痛みなどの症状はなく、レントゲンにもはっきり映らないという状態でした。
歯と歯の間の虫歯は、見た目でも確認しにくく、矯正装置が邪魔をしてレントゲンでも写らないことがあるため発見が難しい虫歯のひとつです。
矯正治療では歯が動くことで、こうしたこれまで確認できなかった部分が見えるようになることもあります。
歯を横から治療できたため、削る量を最小限に
今回の虫歯は歯と歯の間にできていたため、
通常は、歯の上から削る場合も多く、削る範囲が広くなることがあります。
しかし今回は矯正治療によって歯が移動し、歯と歯の間に隙間ができている状態だったため、
虫歯の部分へ横から削ることができ、歯を削る量を必要最小限に抑えることができました。
また、型取りが必要な詰め物ではなく、その日のうちに修復できるコンポジットレジン(CR)で治療を行うことができました。
結果として、歯への負担を最小限に抑えながら治療を行うことができ、患者様にもお喜びいただけました。

治療後は「どこを治したか分からない仕上がり」
治療後に鏡をご覧になった患者様からは、
「どこを治したのか分からないくらい綺麗ですね」というお言葉をいただきました。
今回使用したコンポジットレジン(CR)は、歯の色に近い材料を使って修復するため、
自然な見た目に仕上がりやすい治療方法です。
虫歯の大きさや位置によって適応は異なりますが、
今回のように早期発見できた虫歯の場合、歯の形を大きく変えることなく治療できる可能性が高くなります。
政久歯科醫院では、矯正治療に限らず、幅広い診療項目に対応しているため、むし歯の発見や治療、お口のメンテナンスについても迅速に対応することができます。

今回の治療を担当したのは村上先生
患者様のお口の状態を丁寧に確認しながら、できるだけ歯を削らない方法を考えた治療を大切にしています。
虫歯治療は「削って詰める」だけではありません。
- ・どの部分をどこまで削るか
- ・歯にとって負担の少ない治療方法は何か
- ・治療後も長く使える状態にできるか
こうした点を総合的に考えながら治療を行うことが大切です。
小さな変化も見逃さないよう、丁寧な診察と、患者様の歯を守る治療を心がけています。

症状がなくても虫歯ができていることがあります
虫歯は必ずしも痛みや、見た目の黒さがあるとは限りません。
今回の症例のように、自覚症状がないまま進行している虫歯もあります。
そのため、
などによって、早い段階で虫歯を見つけることがとても重要です。
早期発見できれば、歯を削る量を最小限に抑えた治療につながる可能性が高くなります。
当院では、歯並び・むし歯・歯周病のチェックを行うことで、治療が必要な場所をいち早く発見し、対応することができます。
お口の状態が気になる方へ
「痛みはないけれど虫歯があるかもしれない」
「できるだけ歯を削らずに治療したい」
そのようにお考えの方は、一度お口の状態を確認してみませんか。
政久歯科醫院では、患者様のお口の状態を丁寧に確認し、できるだけ歯を守る治療方法をご提案しています。気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
▶政久歯科醫院の矯正治療についてはこちら
▶政久歯科醫院の虫歯治療についてはこちら
銀歯を白くしたい! メリットや治療別比較を解説|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2026年4月10日
銀歯が目立つのが気になるけれど、治療費用や治療期間が不安で踏み出せない…
そんなあなたのために、当院では銀歯を白くする治療法をわかりやすく解説しています。

銀歯を白くする方法とそのメリット
銀歯を白くしたい場合、目的やご希望に合わせていくつかの方法があります。
当院では、自然な色合い、耐久性、患者さんのライフスタイルに合わせた治療法を提案しています。
① セラミックによる白い詰め物・被せ物
銀歯をセラミック素材に置き換える方法は、見た目の改善と長期的な美しさを両立できる治療です。
政久歯科醫院の「セラミック治療(白い詰め物・被せ物)」は、 歯の色だけでなく形や咬み合わせまで整えることができます。
メリット
- ・天然歯に近い色・透明感で自然な見た目になる
- ・色合いを選んで「理想の白さ」に調整可能
- ・長期的に変色しにくく、清潔感が続く
- ・咬み合わせや歯並びもトータルで整えられる
- ・金属を使わないため金属アレルギーの心配も少ない
留意点
保険適用外の治療であるため、費用は自費診療となります(詳しくは料金表をご覧ください)。
② ダイレクトボンディング(レジン充填)
当院では「ダイレクトボンディング法」というレジン(樹脂)を用いた白い詰め物にも対応しています。
比較的小さな銀歯や欠けた部分を1回の来院で白く仕上げたい方に適した選択肢です。
メリット
- ・歯を削る量を最小限に抑えられる
- ・治療当日〜短期間で白くできる
- ・自然な色合いに近く仕上げられる
留意点
年数が経つと変色する可能性があり、定期的なメンテナンスが必要です。
③ CAD/CAM冠(ハイブリッド素材)
CAD/CAM冠は、機械で精密に作られる被せ物で、保険診療の範囲で白い歯を実現できる選択肢です。
メリット
- ・保険適用の条件を満たす場合、費用負担を抑えられる
- ・金属アレルギーの心配がない
- ・自費セラミックより低価格で白い被せ物が可能
留意点
プラスチック成分を含むため、長期的な変色の可能性があります。
| 治療法 |
仕上がり |
費用目安 |
耐久性 |
特徴 |
| セラミック |
⭐⭐⭐⭐ |
自費 |
優れる |
見た目・機能性に優れ選択肢が多い |
| ダイレクトボンディング |
⭐⭐⭐ |
保険〜自費 |
普通 |
低侵襲・当日仕上げ可能 |
| CAD/CAM冠 |
⭐⭐ |
保険可能 |
普通 |
費用負担を抑えた白い被せ物 |
銀歯を白くする費用はどのくらい?保険適用の可能性も解説

銀歯を白くしたいと考えたとき、気になるのが治療にかかる費用と、保険が使えるかどうかです。
ここでは、主要な治療法ごとの費用相場を分かりやすく整理し、保険適用の可否も含めて解説します。
① 保険診療で白くできる治療の費用
保険内で「銀歯を白く」するための治療として代表的なのが CAD/CAM冠(ハイブリッド素材) や コンポジットレジン(白い詰め物) です。
保険適用の費用(3割負担の目安)
| コンポジットレジン(小さな白い詰め物) |
約1,500円〜3,000円程度 |
| CAD/CAM冠(白い被せ物) |
約6,000円前後 |
✔ 保険の白い治療は、条件によって適用範囲が制限される場合があります(部位や適応条件など)。具体的には、前〜小臼歯までの範囲や歯の状態によって保険範囲での白い歯が選べることがあります。
② 自費診療(保険外)の費用相場
保険外の治療では、より自然な見た目や長持ちを重視した素材が選べます。代表的なものは以下の通りです。
自費診療の費用目安
| オールセラミック |
約15万円〜18万円程度 |
| ジルコニア(高強度素材) |
約7万円〜13万円程度 |
これらは素材や仕上がり、耐久性によって幅がありますが、天然歯に近い自然な色合いや 変色しにくさ などのメリットがあるため、自費診療で選ばれることが多いです。
③ 自費治療に含まれる費用の例
単純な被せ物や詰め物の料金だけでなく、治療には以下のような費用が追加されることがあります。
- ・初診・再診料
- ・形成・型取り・仮歯費用
- ・調整料や処置料
※医院によって計算方法や料金体系は異なるため、正確な合計費用は診察時に確認することが重要です。
治療の痛みや通院回数はどれくらい?

銀歯を白くする治療に対して不安に思う点のひとつは、痛みや通院回数ではないでしょうか?
ここでは、治療ごとの痛みの感じ方や、必要な通院回数について説明します。
① 治療の流れと通院回数
治療法によって通院回数は異なりますが、以下のような流れになります。
・初回診察(カウンセリング)
治療方法の説明、口腔内の検査、必要な診断を行います。
・型取り(治療法による)
セラミックやCAD/CAM冠の場合、歯型を取るための型取りを行います。
・仮歯のセット(必要に応じて)
治療中の歯を保護するため、仮歯をセットします。
・本施術(被せ物・詰め物の取り付け)
セラミックなどの素材で作った被せ物を歯に取り付けます。
・定期チェック
治療後の確認をし、必要に応じて調整します。
治療回数は、2回〜3回程度です。特に、セラミックなどの被せ物を行う場合、歯型を取り、加工するのに時間がかかりますので、1〜2週間程度の間隔が必要です。
② 痛みの感じ方と麻酔について
治療の痛みは、治療法や患者さんの感じ方によって異なりますが、以下の点で痛みを最小限に抑える工夫をしています。
・セラミック治療(被せ物)
セラミック治療の際、歯を削ることがありますが、その際の痛みは麻酔で完全に抑えます。削る量が少ないため、痛みはほとんどありません。
・ダイレクトボンディング(レジン充填)
レジンの場合は、歯を削る量が少ないため、治療後の痛みはほとんどありません。麻酔を使用しない場合もありますが、必要であれば麻酔を使用します。
③ 治療の痛みや回数が不安な方へ
もし「痛みが心配」「何度も通院しなければならないのでは?」と不安な場合は、まずはカウンセリングを受けていただくことをおすすめします。
実際に治療を受けた患者さんの体験談や、治療方法について直接説明を受けることで、不安を解消することができるかと思います。
セラミック治療と他の方法の違い
銀歯を白くしたいと考えた場合、セラミック治療はその中でも人気の治療法の一つです。
ここでは、セラミック治療が他の治療法(レジン、ジルコニア)と比較して、「長持ち」「見た目」の面で優れている理由を詳しく解説します。
レジン(ダイレクトボンディング)との違い
レジン(ダイレクトボンディング)は、歯を削る量が少なく、比較的手軽に白くすることができる治療法です。
ただし、セラミックに比べて以下の点で劣ることがあります。
見た目の美しさ
レジンは歯の色に合わせて作成できますが、時間が経つと変色や黄ばみが生じやすいことがあります。
耐久性
レジンはセラミックよりも摩耗しやすく、汚れやすいため、長期間にわたり美しさを保つのが難しいことがあります。
修復の回数
セラミックに比べて、レジンは比較的早く劣化するため、定期的な修復が必要です。
レジン治療は、短期間で手軽に白くしたい方には向いていますが、長期的に美しい歯を維持したい方には不向きです。
ジルコニアとの違い
ジルコニアは、セラミックと並ぶ耐久性を誇る素材で、金属に代わる強力な選択肢です。
ジルコニアの特徴は以下の通りです。
耐久性が非常に高い
ジルコニアは、特に強い咬合力がかかる部位に適しており、割れにくく、耐久性に優れています。
色合いが自然でない場合がある
ジルコニアは、セラミックよりもやや色味に制限があり、透明感が少ないため、見た目の美しさではセラミックに劣ることがあります。
ジルコニアは、耐久性重視の方には非常に優れた選択肢ですが、見た目の美しさを最優先に考える場合、セラミックの方が好まれることがあります。
セラミック治療の長期的なメリット
セラミック治療の最大のメリットは、長期的に見た目と耐久性が優れていることです。
以下の理由から、長期間にわたって安心して使える素材としておすすめできます。
色合いが変わらず美しい
セラミックは変色せず、年月が経っても美しい歯を維持できます。
耐久性が高い
他の素材に比べて、摩耗や割れに強く、長期間使用してもほとんど劣化しません。
自然な仕上がり
天然の歯に似た透明感を持っているため、他の歯と馴染みやすく、自然な仕上がりになります。
まずは無料カウンセリング!治療方法と費用を明確にしよう
銀歯を白くする治療に関して不安を感じる方も多いかと思います。
当院ではカウンセリングを通じて、治療方法や費用についてしっかりご説明し、安心して治療を始めていただけます。
カウンセリングでは、最適な治療方法(セラミック、レジン、CAD/CAM冠など)を提案し、治療の流れや必要な通院回数をお伝えします。
- ・治療法の選択肢を比較
- ・具体的な治療スケジュール
治療にかかる費用はカウンセリング時に詳しくご案内します。
セラミック治療や自費診療の場合でも、事前に見積もりをお伝えし、支払い方法についてもご説明します。
赤ちゃんから小学生まで|子どもの成長とお口の変化|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2026年4月6日
こんにちは。政久歯科醫院で小児歯科を担当している歯科衛生士です。
春になると、保護者の方からこんなお話を聞くことが増えてきます。
「この春から保育園なんです」
「幼稚園に入園します」
「もう小学生になるんですよ」
その言葉を聞くたびに、私たちもつい嬉しくなってしまいます。
ついこの前まで、お母さんに抱っこされて来ていた子が、
今では自分で診療室に入ってきて
「こんにちは!」
と元気に挨拶してくれる。
そんな姿を見ると、
子どもの成長って本当にすごいなぁと感じます。
歯科医院では、お口の中だけでなく、
子どもたちの心や体の成長も一緒に見守らせてもらっているような気持ちになることがあります。
お口の中も、子どもと一緒に成長しています

子どもの成長は、お口の中にもたくさん表れます。
例えば赤ちゃんの頃は、
歯が1本もなかったお口。
そこから少しずつ
・乳歯が生えてきて
・離乳食が始まり
・食べられるものが増え
・歯みがきの練習が始まります。
幼稚園や保育園の頃になると
・しっかり噛めるようになる
・自分で歯みがきをやってみようとする
・診療室でもお話ができるようになる
そして小学生になる頃には
・乳歯が抜け始める
・永久歯が生えてくる
・歯並びが変化する
このように、お口の中も子どもと一緒に成長していきます。
子どもの成長に合わせて、必要なケアも変わります
実は子どものお口のケアは、年齢によって大きく変わります。
例えば…
👶 赤ちゃん〜2歳頃
歯みがきに慣れることが大切な時期です。
まずは「お口を触られること」に慣れることから始めていきます。
👶 幼児期
虫歯予防や仕上げ磨きがとても大切な時期です。
食べ方やおやつの取り方も、この頃に習慣が作られていきます。
🧒 小学生頃
永久歯が生え始める大切な時期です。
奥歯(6歳臼歯)は虫歯になりやすいため、丁寧なケアが必要になります。
このように、当院では お子さんの成長に合わせた保健指導 を行っています。
「できた!」を一緒に喜びたい
小児歯科で大切にしていることのひとつが、
子どもたちの「できた!」を一緒に喜ぶことです。
例えば
「今日は大きなお口あけられたね」
「歯みがき上手になったね」
「泣かずにできたね」
そんな小さな成功体験の積み重ねが、
歯医者さんは怖い場所ではなく、安心できる場所 という気持ちにつながっていきます。
そしてそれは将来、
自分の歯を大切にする習慣にもつながっていきます。
歯科医院は「虫歯を治す場所」だけではありません

歯科医院というと
「虫歯になったら行く場所」と思われることも多いかもしれません。
でも私たちは、
子どもの成長を見守る場所でもありたい と思っています。
・歯が生えてきた
・歯みがきが上手になった
・永久歯が生えてきた
そんな変化を一緒に確認しながら、未来の歯を守るサポートをしています。
お母さんへ
子育てをしていると、
「歯みがきこれでいいのかな?」
「仕上げ磨きはいつまで?」
「この歯並び大丈夫かな?」
そんな小さな疑問や心配が出てくることがあると思います。
でもそれは、お子さんのことを大切に思っているからこそ生まれる疑問です。
歯科医院は、虫歯を治す場所だけではなく、お子さんの成長を一緒に見守る場所でもあります。
「これって普通なのかな?」
「ちょっと気になるな」
そんな小さなことでも大丈夫です。
もし気になることがあれば、どうぞ気軽にご相談くださいね。
小さかった赤ちゃんが、
保育園に通い、幼稚園に行き、やがて小学生になっていく。
その成長を、お口の健康という形で支えていけることを、
私たちはとても嬉しく思っています。
これからも、お子さんの成長を一緒に見守っていけたら嬉しいです。
▶政久歯科醫院の小児歯科についてはこちら
この記事の筆者
歯科衛生士:中島加奈

プロフィール
- 歯科衛生士歴22年
- 米粉ナチュラルアドバイザー
- 3児の母
- お口育て教室・離乳食講座開催
【春休みよみものブログ】 「どうぶつの歯と にんげんの歯のひみつ」|岡山市にある歯医者【政久歯科醫院】
2026年4月2日
みなさんは、どうぶつによって 歯の形がぜんぜんちがうことを知っていますか?
じつは、「どんな食べものを食べるか」で、歯の形は大きく変わります。
にんげんの歯も、どうぶつと同じように
切歯(せっし)・犬歯(けんし)・臼歯(きゅうし)
という3つのグループに分かれているんです。
今日は、冬休みにちょっとワクワクする
「どうぶつの歯」と「にんげんの歯」のひみつをごしょうかいします!
切歯(せっし)…かみきる歯

前歯のところにある、うすくて平たい歯。
ハサミみたいに 食べものを 【かみきる】 のがとくいです。
草食どうぶつの切歯
ウサギや馬は、この切歯で草をシャクッ!と切りとります。
ウサギの前歯は一生のびつづけるので、かたい草を食べてすりへらしています。
にんげんの切歯
りんごや野菜をシャキッと かみきる ときに、大かつやく。
「前歯で かみきる → 奥歯で かむ」 は、にんげんもどうぶつも同じなんです。
犬歯(けんし)…つかまえる・ひきちぎる歯

少しとがっていて、つよい力で食べものを【つかんだり、ひきちぎる】歯です。
肉食どうぶつの犬歯
ライオンやトラの犬歯は、とても長くて強い!
獲物(えもの)をつかまえたり、お肉をひきちぎるときに大かつやくします。
にんげんの犬歯
にんげんの犬歯はどうぶつほど大きくないけれど、
お肉やかたいものを食べるときにしっかりかみこむ お手つだいをしています。
臼歯(きゅうし)…すりつぶす歯

口のいちばん奥にある、でこぼこした形の歯。
石うすみたいに 食べものを 【すりつぶす】 のがしごとです。
草食どうぶつの臼歯
牛や馬は、この臼歯で草をゴリゴリ、モグモグとすりつぶします。
草はかたくて消化しにくいので、草食動物の臼歯はとても発達しています。
肉食どうぶつの奥歯は「ハサミ型」
肉食どうぶつは草を食べない(すりつぶす、ひつようがない)ので、
“お肉を切るハサミ” のような形をした奥歯をもっています。
にんげんの臼歯
ごはん・野菜・お肉など、いろいろな食べものを
ゴリッ、モグモグ と細かくして、おなかが消化しやすいようにします。
どうぶつと にんげんの歯をくらべると…

どうぶつの歯の形は、
「何を食べるか」=「生き方」に合わせてできています。
にんげんは
🍖 お肉
🥕 野菜
🍙 ごはん
🍎 フルーツ
…と、なんでも食べられる 雑食(ざっしょく) の生き方。
そのため、切歯・犬歯・臼歯が【バランスよくそろった歯】になっているんです。
春休みチャレンジ!
かがみを使って、自分の歯やかぞくの歯をかんさつしてみよう!
* 前歯(切歯)はどんな形?
* 犬歯はほかの歯よりちょっととがってる?
* 奥歯はどんな形? 舌でさわってみよう!
どうぶつえんや本で、どうぶつの歯を見てみるのも楽しいよ♪
まとめ
どうぶつの歯は、その生き方に合わせて生まれた 特べつな道具。
そして みんなの歯も、せかいにひとつの大切な道具です。
毎日のごはんをおいしく食べられるように、
これからも たいせつに使っていきましょうね。
たくさん笑って、たくさん食べて、元気にすごしてね!
【保護者のみなさまへ】
どうぶつの歯の話に出てきた「切歯・犬歯・臼歯」は、赤ちゃんの乳歯にも同じようにあります。
最初に生えてくるのは、食べものを かみきる 役わりの切歯(前歯)。
そのため離乳食は、最初は なめる・飲みこむ 中心のやわらかい形から始まり、
前歯が生えてきた頃から、少しずつ かみきる・つぶす 練習へステップアップしていきます。
乳歯の生える順番と離乳食の関係については、別の記事でくわしくご紹介します。
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